anemone_family
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

死肉の辻

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXはそのものを動かすことができないため、収容プロトコルはSCP-XXX上で実施されます。
SCP-XXXのすべての角はXXXXXXXチェーンのコンビニエンス・ストアが経営されてなくてはいけません。コンビニエンス・ストアでは蒸し器を設置し、肉まんを販売しなくてはなりません。蒸し器は、肉まんが少なくとも1個以上あるようにしつつ、商品価値のなくなった肉まんをなるべく出さないようにしなければなりません。蒸し器には監視カメラをつけ、財団が監視できるようにします。コンビニ店員にはDクラスを使用します。
またSCP-XXXからXm離れたところに財団のフロント企業支社を置き、封鎖と除染のための機動部隊を待機させます。機動部隊には防護服を支給します。機動部隊は監視カメラの映像を確認し、SCP-XXX-1の出現に備えます。SCP-XXX-1が出現した場合はただちにSCP-XXXに通じる道を封鎖し、SCP-XXX-1の処分ならびに周囲の殺菌を行います。

説明: SCP-XXXは███の████にある交差点です。SCP-XXXが非活性状態にあるときは、通常の交差点として使用できます。
SCP-XXXの4つの角にあるコンビニにおいて、蒸しが完了してから10時間以上経って商品価値のなくなった肉まんが合計で9個以上に達すると、SCP-XXX-1が9体交差点の上でランダムに出現します。SCP-XXX-1は腐乱した日本人女性の死体です。DNA鑑定では財団のデータベース上で合致する人物は特定できませんでした。9体の腐乱状態はさまざまであり、比較的腐乱の進んでいないものからほとんど骨だけになっているものもあります。死体の腐乱は出現後も進んでいきますが、ある時点で破裂します。破裂して飛散する肉片は、確認されているだけでも、肝炎ウィルス、赤痢菌、結核菌、ジフテリア菌、[削除済み]といったヒトに感染症を引き起こすさまざまな菌やウィルスを保有しています。そのため、SCP-XXX-1が出現した際には機動隊は防護服を身に着けて速やかにSCP-XXX-1の焼却ならびに周囲の殺菌を行ってください。
また、コンビニエンス・ストア4店舗すべてにおいて蒸し器に肉まんが1つも置かれていなかった場合、交差点上でSCP-XXX-1が数多く出現します。出現数は一定ではありませんが、これまでの事故において200体を下回ることはありませんでした。この事態を避けるため、この任務に割り当てられたDクラス職員には蒸し器に肉まんを切らさないように通告しておきます。