bannnasokana

修正必要箇所20150102
・SCP-XXX-JPは活性化状態の時、それらの機構を動作させることができます。」の部分
 もっと短く、報告書っぽく
・「ふざけた警官」という描写、実験で発覚するなら発見の仕方をもっと自然に。
・全体的に報告書らしからぬ表現が多々見られる。特性に関しても、やはりなぞっただけに見える
・ネタを捻るのと、そこまで隠すことでもないことをわざわざ遠まわしで示唆するというのは違う。
 ネタとテキストをシンプルにできないか見直してみる

現在、上記に沿って修正中です。
・テキストの短縮できる場所を対応、文章量削減
・未知の生物との入れ替わりネタにできないか?


評価: 0+x

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト8181の施錠された収容ロッカーに保管されています。SCP-XXX-JPの取り扱いにはレベル3以上職員の許可が必要となります。現在、全ての実験は一時中止されています。

説明:SCP-XXX-JPは特撮ヒーローの変身ベルトです。材質、外観共に市販されている標準的な特撮ヒーローベルトを模していますが、現在、このようなデザインの変身ベルトを使用した特撮作品は存在していません。また、ベルトの電飾やスピーカーへ電力を供給する機構がないにもかかわらず、 SCP-XXX-JPは活性化状態の時、それらの機構を動作させることができます。

SCP-XXX-JPは██████県██████市の山間にある██████村で起きた@事案-XXX@の現場から回収しました。20██/██/██、不審な人物(以降SCP-XXX-JP-1と呼称)が住人を攻撃しているとの通報を受けた機動部隊@未定@が現場に急行しました。通報から1時間後に到着したところ、現場には大規模な破壊と殺戮が行われた形跡がありましたが、不審な人物は見当たらず、破壊された公民館の瓦礫の中から衰弱した少年(10歳)一名とこのベルトを回収しました。少年はその後の調査により、この██████村の出身であることがわかっています。(インタビューは後述)また、その後の追跡調査により、ベルトの異常な特性が明らかになりました。@後で内容見直し@

SCP-XXX-JPを身に着けると、それは3分以内に活性化状態に入ります。この状態になると、装着者は自発的に所定の動作を取ったのち未知の言語による掛け声を発します。掛け声と同時に、装着者はまばゆい光に包まれ、変身状態になります。変身状態になった装着者は未知の物質からなる防具をまとった人型存在となります。SCP-XXX-JP-1になった時点で装着者とのコミュニケーションは不可能となります。

装着者は周囲の人間に対して非常に攻撃的になり、すぐに攻撃を開始します。対象が死亡を含んだ行動不能状態になると次の人間を探して攻撃を行います。
@未完成@

インタビュー記録
@未完成@
少年に対するインタビュー
・ヒーローごっこをしていたこと
・自分以外の何者かの存在があったこと、それにそそのかされたこと

言語解析結果
@未完成@
・必殺技
・決め台詞
・人類に対して敵対的な言葉


【初案】

評価: 0+x

アイテム番号:SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト8181の施錠された収容ロッカーに保管されています。SCP-XXX-JPの取り扱いにはレベル3以上職員の許可が必要となります。現在、全ての実験は一時中止されています。

説明:SCP-XXX-JPは特撮ヒーローの変身ベルトです。材質、外観共に市販されている標準的な特撮ヒーローベルトを模していますが、現在までのところ、このようなデザインの変身ベルトを使用した特撮作品は存在していません。また、ベルトの電飾やスピーカーへ電力を供給する機構がないにもかかわらず、 SCP-XXX-JPは活性化状態の時、それらの機構を動作させることができます。ベルトバックルの裏側には「5回遊んだら交代」という日本語が油性マジックで書かれています。

SCP-XXX-JPは██████県██████市の連続児童失踪事件の調査中に発見されました。SCP-XXX-JPは失踪児童がよく遊んでいた公園の茂みに落ちており、警察により保管されていましたが、ふざけた警官の1名がそれを装着したのをきっかけにその特殊性が露見しました。その後、目撃者及び関係者に記憶処置が施された後、財団により確保が行われました。

SCP-XXX-JPを身に着けると、それは5分以内に活性化状態に入ります。活性化状態になると、どこからともなく特撮作品の悪役怪人に見える人型存在SCP-XXX-JP-1が1体と、特撮作品のやられ役戦闘員に見える人型存在SCP-XXX-JP-2が5~10体出現します。そのどちらも周囲の人間に対して敵対的な態度を取ります。

SCP-XXX-JP-1は通常の銃火器、その他の武器では傷つけることができません。その多くは既存の生物をモチーフにしたデザインとなっており、怪力や火炎放射、毒や電撃の放出といった特殊能力を有しています。ただし、それらは人体に致命的な影響を与えることがありません。例えば、SCP-XXX-JP-1が放つ電撃は100万ボルトと測定されましたが、人体に直撃した場合でも体の麻痺と気絶以上の損害を与えず、後遺症もありません。知能は高く、主として日本語を話します。一方でその知性にかかわらず、単純な見落としや失敗を起こしがちな傾向があります。

SCP-XXX-JP-2は一般的な成人男性と同じ体格をしており、多くの場合、タイツ状の繊維をまとって現れます。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JP-1と共にあらわれ、SCP-XXX-JP-1の指示に従い、破壊活動を行います。彼らは「イー」「キー」といった単純な発声により、ごく簡単なコミュニケーションをとりますが、言語を話すことはありません。彼らは通常の人間と同じ肉体強度しか持っておらず、銃火器などによって簡単に無力化することが可能です。それなりの知性を有し、日本語をある程度理解しているようですが、SCP-XXX-JP-1と同じかそれ以上に、単純な見落としや失敗を起こしがちな傾向があります。

SCP-XXX-JP-1の出現と同時に、SCP-XXX-JPから電子音が流れ変身受付状態になります。この状態になると、装着者は自発的に所定の動作を取ったのち「ジャスティス、変身!!」の掛け声を発します。これに逆らう試みは成功していません。何らかの原因により装着者が動作できない場合は掛け声のみを発します。掛け声と同時に、装着者はまばゆい光に包まれ、変身状態になります。変身状態になった装着者は未知の物質からなる防具をまとった状態となります。この防具はとても丈夫なうえに軽量で、装着者に多くの特殊能力を与えます。例えば、衝撃、熱、電撃、酸といった外的要因による損傷はこの防具に対し僅かな影響しか与えられません。また、装着者の筋力・運動能力を通常の20倍まで増強します。装着者によると、この防具を身にまとっている間、正義感や使命感、気分の高揚が感じられたと報告されています。

この変身状態の装着者は本能的にSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2へ戦闘を挑みます。この戦闘には手順があり、SCP-XXX-JP-2の群れを倒した後、SCP-XXX-JP-1との戦闘に移ります。この際、SCP-XXX-JP-1に対して、装着者の攻撃はおおむね効果的にダメージを与えます。装着者はSCP-XXX-JP-1の攻撃を複数回受け、外見上は不利な状況下に追い込まれますが、そうなった後、決まって装着者に有利な状況に変わり、SCP-XXX-JP-1を圧倒します。SCP-XXX-JP-1にある程度のダメージを与えると、装着者は「ジャスティス・キック!」の掛け声とともに跳び蹴りを行います。跳び蹴りの際、その脚部には未知のエネルギーが発生しており、そのキックが直撃することでSCP-XXX-JP-1は破壊されます。SCP-XXX-JP-1破壊後、装着者は「俺は戦い続ける、みんなの平和のために!」と叫び、変身状態を解除して、通常の状態に戻ります。また、これにより破壊されたSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2は粒子状の未知の物質に置換されて霧散します。

ここまでのシーケンスに対し、装着者は可能な限りその流れに沿った行動をとるように努力します。何らかの障害により、このシーケンスの達成が困難な場合でも、装着者に新たな特殊能力が目覚める、新たな協力者が現れる、新たな武器が出現するという形でその障害は取り除かれ、シーケンスは続行します。

実験記録XXX-6の結果により、SCP-XXX-JPを使用した実験は一時中止となりました。