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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の防音設備の整った人型収容室に、拘束衣と猿轡を着用した状態で収容してください。許可なくSCP-XXX-JPとの接触を試みた者は、扉の外側に流れている高圧電流によって気絶させられた後、Bクラスの記憶処理を施されます。

説明: SCP-XXX-JPは9歳の日本人男性で、本名は████です。 重篤なアレルギー疾患と自己免疫疾患に罹っており、アナフィラキシー症状によって失神と覚醒を繰り返しています。全身状態は極めて悪く、通常は生存不可能と思われるものの、絶命する兆候は見せていません。また、SCP-XXX-JPは恐らく全ての食料に対しアレルギー反応を示すものと推測されており、食事をすることが出来ません。

SCP-XXX-JPのこの症状の原因を調査したところ、体内に存在する免疫グロブリン1が全て未知のもの(以下、SCP-XXX-JP-Igと呼称。)となっていることが判明しました。これは対象が自己を構成しているかどうかに関わらず、全てのものを抗原と認識し、結合しているようです。このためSCP-XXX-JP及びその体内に存在するものは常に自身の白血球から攻撃を受けています。SCP-XXX-JPの症状を治療及び緩和する試みは全て失敗しています。

SCP-XXX-JPの発するうめき声や叫び声を聞いた者は、「彼を何とかして救いたい」という強い衝動に駆られ、接触を試みようとします。この衝動は記憶処理によって消失させることが可能です。

人間がSCP-XXX-JPの半径3m以内に接近した場合、その全ての免疫グロブリンが消失し、SCP-XXX-JP内へと転移されます。直後からSCP-XXX-JPの症状は治まり始め、およそ15~20分後には症状が完全に失われますが、数分後にはSCP-XXX-JP内に転移した免疫グロブリンがSCP-XXX-JP-Igへと変化し、再発します。この時SCP-XXX-JPの症状は、体内のSCP-XXX-JP-Igの数が増加した影響か以前より悪化しているように見えます。この異常性により免疫グロブリンを失った人物は様々な感染症に罹り、やがて死亡します。

SCP-XXX-JPは20██/07/08、香川県██市内の病院から「女性が不可解な死を遂げた」との通報を受け、調査のためにその女性の自宅へ向かった財団エージェントによって、全身を掻きむりのた打ち回っているところを発見されました。

SCP-XXX-JP収容以降、サイト-81██内の職員から、サイト内にいる間花粉症や喘息等のアレルギー症状が現れなくなったとの報告を多数受けています。また、これとの関連性ははっきりしないものの、確執のあった職員から敵意を向けられることが減り、人間関係が改善されたとの報告も複数受けています。これについて現在調査が進められています。

補遺: 20██/08/09、██博士は精神的疲労を理由に他のSCPオブジェクトの担当へ配属替えを希望し、受理されました。以降、█博士がこれを引継ぎ、研究を続けています。