dousi99
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アイテム番号: SCP-777-JP 貰い錆

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-777-JPは常に機械油に満たされた金鍍金加工プラチナ製容器で保管し、ヴォルテックス発生装置を用いて機械油に渦を発生させSCP-777-JPを常に容器内中心へ留めて置く事が必要です。温度は25℃以下5℃以上に保ちつつ窒素を室内に充填し酸素濃度5%以下の低酸素状態による保管を行い、レベル2以上の職員が常時監視して下さい。

機械油が減少した場合は即座に補充を行ってください。また補充される機械油は脱酸素処理を行い、VG1000以上の粘度を持つ機械油とします。これらの処理により、SCP-777-JPが酸素と結合するのを阻止して下さい。

移動の際には必ず職員は保護具を装着し、器具を使用する事によりSCP-777-JPに直接は触れないで下さい。SCP-777-JPに接触した物質はSCP-777-JP-1と指定され、即座に機械油を満たした水槽内に完全に沈め低酸素状態にする必要があります。また対象が人体である場合、接触箇所及び腐食部を機械油内で研磨、または健全部から切断して下さい。

またどの様な場合もSCP-777-JPを水槽内から解放する事は禁止します。

説明:SCP-777-JPは赤錆が下部を腐食しているプラスチック製消毒液容器です。ラベルには「栗山化学製 アルコール消毒液」と記載されています。(栗山化学なる企業は存在しますが、該当製品は製造されていませんでした)SCP-777-JPは京浜工業地帯の██重機械株式会社██工場内で発見されました。

SCP-777-JPの特徴は接触物を酸化鉄へと変化させる事と、異様な腐食速度です。効果は金属は勿論、ガラスや人体など固体全てに及びます。但し酸素を含まない液体には効果はない様です。またSCP-777-JPへの接触から1分以内に酸化が開始され、酸化鉄へと変化します。SCP-777-JPに接触した物質はSCP-777-JP-1となり、完全に酸化鉄へと置き換わるまでその効果を持続させながら接触する物質へと伝播していきます。

侵食速度は100kg以下の物質は60分以内に強度が40%以上低下し、120分以内に形状が保てなくなります。SCP-777-JP-1もSCP-777-JPと同様の効果があり、SCP-777-JP-1が完全に酸化鉄となるまでその効果は続きます。SCP-777-JP-1の効果を無効化する場合は、酸素供給を断つか800℃以上の高温に晒し完全に還元する必要があります。またSCP-777-JPは酸素供給を断つ以外に酸化を止める手段はなく、現状では如何なる手段を用いても破壊を確認したという結果は出ていません。

補遺:SCP-777-JPは低酸素状態であろうとも固体物質に接触している場合、物質内部に存在する酸素と反応し、低速で酸化鉄へと変異する事が確認されています。室温が5℃を下回った場合、固形となった機械油が酸化鉄に置き換わる場合があります。その様な状況を避ける為に液体状の機械油に沈め、保管する必要があります。