fusinohito

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロコトル: SCP-XXX-JPは10mX10mX10mの厚さ25cmの淡水で満たした水槽に入れ、常に光を照射し続けることで今の所収容出来ていますが、収容違反が発生した時のために、クリアランスレベル3以上の水中・地上の両方の戦闘訓練を受けた職員を半径20mに渡って5人以上配置し、SCP-XXX-JPの半径10m以内に決して近ずかせないでください。

説明: SCP-XXX-JPはインド洋から太平洋に生息する5m級のPristidae(ノコギリエイ)に非常に酷似していますが、性格は非常に凶暴で普段は非活性状態ですが、SCP-XXX-JPの半径10m以内に生物が入った場合に活性化し、見境なく襲います。SCP-XXX-JPは、当時海水浴に来ていた青年らから「海に入った友達が魚によって殺された」と言う通報が警察に入り、財団が対応に当たり、██人の犠牲者を出したのち、確保、収容に至りました。SCP-XXX-JPは██県にある████水族館で飼育されていたノコギリエイが脱走し、海底に潜む過程でその能力を得たと思われます。SCP-XXX-JPは今のところ2つの能力が確認されています。1つ目は、SCP-XXX-JPの半径10m以内に生物が侵入した時にその異常性が発現します。SCP-XXX-JPが活性化した時に、通常のノコギリエイにも見られる「吻」がまるでチェーンソーの様に回転し始めます。切れ味は鉄を軽く切断し、SCP-XXX-JPは主にこの能力で生物を襲い、捕食します。2つ目は、1つ目の能力で生物を殺害し、捕食した時に発生します。SCP-XXX-JPはこの方法で生物を捕食した時のみ、捕食した生物の能力を得る事ができます。この能力の限界は今のところ分かっていませんが、海底に潜んでいたためか光に弱く、懐中電灯(200ルーメン程度)の光でもその動きを弱らせることができます。SCP-XXX-JPは体表の50~90%を光に当てることで今の所SCP-XXX-JPの動きを止める事が出来ていますが、SCP-XXX-JPが人を捕食した場合、大規模な収容違反が予想されます。