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SCP-xxx-JP

アイテム番号: SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-xxx-JP は3重エアロックでレベル4収容室に収容されています。接触する際はレベルA科学防護服の着用が義務づけられています。収容エリアを出る際には防護服に感染除去シャワーを浴びせなくてはいけません。防護服は高レベル汚染廃棄物として処理されます。
収容違反が起きたた場合、エリアを隔離し24時間、紫外線に曝します。その後エリアの焼却をおこないます。
SCP-xxx-JPに晒された全ての生物は観察のために隔離、収容 されます。

 
概要: SCP-xxx-JPは分類不明の新種の微生物です。
SCP-xxx-JPは、空気中では紫外線に弱く、長時間さらされた場合死滅します。感染のスピードは非常に速く、24~36時間ほどでSCP-xxx-JP-1となります。
SCP-xxx-JPが生物の体内に侵入すると、その生物のDNAを読み取り、自らを培養槽代わりに、そのDNAとの遺伝子レベルでの結合と再構築をおこないます。
この際、生物の体内に別のDNAが存在した場合、その遺伝子情報も組み込みます。

SCP-xxx-JP-1は枯れたカキノキの樹木です。この木の異常性は樹皮に触れた際に発揮されます。SCP-xxx-JP-Aはこの木の樹皮に触れた生物を急速に老化させる力があります。この効果は触れた時間に比例し、およそ1秒に付き1年老化します。これにより対象が老化した分SCP-xxx-JP-1は若返ります。この異常性はSCP-xxx-JP-Aが果実をつけるのに適したサイズまで若返るとその異常性を失います。
その後、SCP-xxx-JP-Aは実を1つだけ付け、その実が熟して落ちるか、外的要因によって実が切り取られるなどした場合、急速に老化して枯れ木になり、再び異常性が発揮されます。

SCP-xxx-JP-BはSCP-xxx-JP-Aによってつけられた木の実です。その種類は三種類あり、それぞれ桃・栗・柿の実に酷似しています。なぜ柿以外の実がなるのかは解っていません。サイズや成分、構成物などは従来の木の実との違いは検出されませんでした。SCP-xxx-JP-Bに対して視覚的もしくは嗅覚的な接触を行った生物は、それを食したいという強烈な衝動に駆られます。この衝動を抑える方法は摂取する以外には発見されていません。
SCP-xxx-JP-Bを生物が経口にて██g摂取したとき異常性を発揮します。摂取した生物は急激な若返りを見せます。この若返り効果は実の種類によって異なります。桃と栗は3年分、柿は8年分の若返りが確認されています。その効果は肉体、精神、記憶の全てに対して作用するため被験者は自分が突然その場に現れたような錯覚を起こし非常に混乱します。

SCP-xxx-JP-Bによって若返った生物が、実を食べた年齢まで再び老化したとき、その生物の心臓から樹木が生えます。この樹木はその生物の養分をすべて吸収しながら急成長し、およそ1分間で枯れ木になるまで成長します。この時点で生物は骨のみになっています。生物の大きさなどによる養分の摂取量は関係ない模様です。
その枯れ木はSCP-xxx-JP-Aと同じ異常性を発揮します。

付録 xxx-1:
SCP-xxx-JP-Bを若返りの年数未満の年齢の生物が摂取した場合、その存在自体が消滅します。その際、周囲の記憶からこの生物の記憶も消滅します。この変化は記憶に関してのみ発生し映像や文章等の記録物は変化しません。

付録 xxx-2:
SCP-xxx-JP-Bの実験結果をもとに再び廃村付近の精密な調査を行った結果、新たにSCP-xxx-JP-Aが12本発見されました。この調査結果から廃村は過疎化の影響だけではくSCP-xxx-JPの影響で廃村となった可能性があります。初めに発見された個体以外は、火炎放射での焼却処分が認められています。
現在、近隣の廃村にSCP-xxx-JPが無いかの調査が行われています。