Hanamiyaなんとか
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-8140に収容されています。SCP-XXX-JPの収容には別のSCP-XXX-JPの保管されたロッカーから30m以上離れた、施錠されたロッカーを使用してください。SCP-XXX-JPはロッカー1つに1枚のみ保管し、鍵はロッカーから15m以上離れた場所に保管してください。また、SCP-XXX-JPの持ち出し、ロッカーから15m以内への男性及び同性愛指向のある女性の立ち入りは原則禁止されています。

説明: SCP-XXX-JPの外見は一般的な両面二層12cmDVD-ROMです。製造元はそれぞれ違い、不明なものもあります。印刷面には印刷や書き込みが無く、白の無地となっています。一般的なプラスティック製のCDケースに入った状態で発見され、ブックレットが付属しているものもあります。現在財団が保管しているSCP-XXX-JPは4枚で、未収容のSCP-XXX-JPの捜索が継続して続けられています。

SCP-XXX-JPの特異性の発現は、大きく2つの段階に分けることができます。

第1段階として、SCP-XXX-JPは15m以内に近づいた、恋愛、性愛対象を女性とする人間に対して、SCP-XXX-JPを再生したいとする欲求を誘発させます。この影響を受けた人間をSCP-XXX-JP-1と指定します。SCP-XXX-JP-1は、まずそのSCP-XXX-JPを入手しようと行動し、入手したSCP-XXX-JPを一番近くにあるDVDの再生可能な機器を使用して再生しようとします。SCP-XXX-JPが読み込まれ、画面に内容が出力されると、第1段階の特異性は無くなります。また、SCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JPを入手、再生しようとした際に、入手のために迂回する、他者からの説得を受ける等によってSCP-XXX-JPから15m以上離れた場合、SCP-XXX-JPからのSCP-XXX-JP-1への影響は無くなります。SCP-XXX-JP-1がSCP-XXX-JPを入手、及び再生しようとする際に障害となるものが存在する場合、SCP-XXX-JP-1はこれを回避しようとします。例えばSCP-XXX-JPとの間に壁があれば迂回し、鍵がかかっている場合は鍵を入手しようとするか、道具があればピッキングによって開錠を試みます。この行動によってSCP-XXX-JPから15m以上離れた場合、SCP-XXX-JPからのSCP-XXX-JP-1への影響は無くなります。再生機器にパスワードがかかっている場合は、SCP-XXX-JP-1がそれを知らなくても正しいパスワードを入力します。また、再生機器の種類やそれとの距離に関する制限は無いようです。

SCP-XXX-JP-1の操作によって再生されるSCP-XXX-JPの映像を裸眼で視認することで、第2段階の特異性が発現します。再生された映像にはアニメ調の女性キャラクターが一人映し出され、それ以外の人物や小物は映されず、背景は白一色です。この女性キャラクターをSCP-XXX-JP-2と指定し、SCP-XXX-JP-2を確認した人間をSCP-XXX-JP-3を指定します。この時、恋愛、性愛対象を女性としない人物、カメラなどを通して画面を確認する人物、眼鏡やコンタクトレンズ越しにSCP-XXX-JPの映像が出力された画面を視認した人物(SCP-XXX-JP-1も含める)はSCP-XXX-JP-2を確認できず、画面に黒一色の背景と白い「NO WIFE」の文字が無音で表示されているように見えます。SCP-XXX-JP-2はSCP-XXX-JPが再生されている間、画面内を自由に動き回り、時折歌を歌ったりSCP-XXX-JP-3と会話をしようとしたりします。また、SCP-XXX-JP-2は、SCP-XXX-JP-3ごとにそれぞれ違う姿や声をしています。SCP-XXX-JP-3はSCP-XXX-JP-2に対して恋愛感情を抱き、SCP-XXX-JP-3は食欲や睡眠欲を自覚する、強制的に画面が消される、SCP-XXX-JPが機器から取り除かれる等によって視聴が中断されるまで、自発的に視聴を辞めようとはしません。SCP-XXX-JP-3がSCP-XXX-JPの映像の視聴を辞めた時、SCP-XXX-JPの映像は画面から消え、SCP-XXX-JPを再生した機器が自動でメディアを排出する機能を有していた場合はトレイが自動で開きます。これ以降、SCP-XXX-JPの特異性は第1段階に戻り、SCP-XXX-JP-3は自身が影響を受けたSCP-XXX-JPから再び影響を受けることはありません。また、第1段階終了時にSCP-XXX-JP-3が存在しなかった場合も、同様に画面は消え、SCP-XXX-JPの特異性は第1段階に戻ります。SCP-XXX-JP-1が再度同じSCP-XXX-JPに影響を受けることもありません。

SCP-XXX-JP-3は自身に影響を与えたSCP-XXX-JPが第1段階に移行した後、SCP-XXX-JP-2が自身の傍にまだ存在していると主張するようになります。主張の強さには個人差がありますが、SCP-XXX-JP-3は自身が主張するSCP-XXX-JP-2を否定されてもそれを認めません。SCP-XXX-JP-3は現実の女性及びSCP-XXX-JP-2以外の女性キャラクターに対する関心を失い、SCP-XXX-JP-2のみを愛するようになります。女性キャラクターが登場するマンガやドラマをすべて処分する場合もあります。実生活においてSCP-XXX-JP-3は、SCP-XXX-JP-2に対して話しかける、2人分の食事を用意する、大声を出して喧嘩をする、[編集済]のような行為を行うなど、一般的な恋人や夫婦の生活と見受けられる活動を行うようになります。また、SCP-XXX-JP-3に対し記憶処理を施した場合、SCP-XXX-JPの存在や映像、SCP-XXX-JP-2に関する記憶に対しては効果があるものの、SCP-XXX-JP-2の存在やSCP-XXX-JP-2に対する愛情には効果がありません。

SCP-XXX-JPは██県のとあるコンピュータゲームショップにて初めて発見されました。20██/██/██、突然、店にいた店主と客4人の5名がSCP-XXX-JPを再生したいという欲求に駆られ、店内のテレビモニタで鑑賞しました。その時眼鏡をかけていた店主と客の1人は再生されると画面上に「NO WIFE」の文字が見えただけでしたが、裸眼であった客3人はそれぞれ異なった姿の女性キャラクターを見た、その後店主がSCP-XXX-JPを取り出すと、その3人は途端にSCP-XXX-JPに対する興味を失ったと、後に証言しています。このような出来事が数回続いたため、不審に思った店主が知人の探偵に相談を持ち込みました。その探偵事務所にはオブジェクトに関する情報収集のために財団の研究員が潜入していたため、SCP-XXX-JPは財団によって発見され、収容されることになりました。その後、店主と店員、SCP-XXX-JPの影響を受けた客に対してインタビューを行った後、SCP-XXX-JPの影響を受けた人間と、店主が相談を持ち込んだ探偵事務所の人間に対して記憶処理が行われました。