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忘備録

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アイテム番号: SCP-423-JP

オブジェクトクラス: Euclid safe Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-423-JPは機動部隊は-6(町内パトロール)によって常に監視されます。SCP-423-JPは現在カバーストーリー「有害ガス発生による避難命令」によって財団員以外の立ち入りが禁止されています。SCP-423-JP内部に侵入しようとする一般人がいた場合、拘束しBクラス記憶処理を行ってください。現在下記の要因により異常性は見られなくなりました。カバーストーリーは終了され、現在住人の帰宅が許されています。

説明:SCP-423-JPは20██/██/█財団エージェントが勤務する県立病院に「耳が無くなった」という内容の救急要請が多数報告された為発見されました。
 SCP-423-JPは███県█████市にある人口3000人程の町です。20██/██/█から同年██/██まで、SCP-███ -JPの収容違反により町名が”耳齧町”へと改変されていましたが、SCP-███-JPが再度収容された結果、現在は元の███町と町名を改めています。またそれと共に異常性が発見されなくなったため、Neutralizedにオブジェクトクラスが変更となりました。現在ではごく一般的な町であり、住民にも異常は見られません。
 SCP-423-JPの異常性は耳を露出した状態で内部にいる哺乳類に対して影響を及ぼします。SCP-423-JPの内部に5~10分以上留まった対象は三半規管の痛み、耳鳴り、吐き気を訴えます。20分~30分で幻聴、さらに40分以上影響を受けた対象には平衡感覚の喪失、更には自分の耳を失うという内容の幻覚症状がみられます。この間対象には肉体的にはなんの損傷も無く、これはSCP-423-JPによる影響が精神操作に留まる為だと思われています。この影響はBクラス記憶処理によって治療することが可能です。またこれは何らしかの方法で耳の80%以上を隠すことによって防ぐ事ができます。その為オブジェクトクラスのsafeへの引き下げが提唱されています。 承認されました。現在SCP-423-JPはNeutralizedに分類されています。更に1時間以上影響を受けた対象は町の中心部へ移動しようとする事がDクラスを用いた実験で分かっています。この際対象は町の中央部の位置を知らなくとも迷わず移動を開始する事が分かっています。

実験記録D-731-JP-01 日付20/██/██

対象: Dクラス職員1名

実施方法: D-731-JPをSCP-423-JP内部に拘束着を着用した状態で放置し観察。D-731-JPには自身の変化について報告するよう無線一式を貸与する。

結果: 開始6分20秒~ 耳の痛みと体調不良を訴え始める
21分~『町のまんなか』からの呼びかけを報告。計測機器及びエージェントには確認されず。
40分~平衡感覚を消失し、転倒。また耳を失う幻覚症状も発症。錯乱し無線機を破壊したため実験を中止
回収したD-731-JPを診察した結果、耳は無事だった。D-731-JPにそれを伝えると、混乱しながらもそれに同意した。診察後Bクラス記憶処理を行った結果、後遺症は遺っていない。

分析:SCP-423-JPの特異性は精神的なものに留まるらしい。住民が実際に耳を失ったという事はなさそうだ。21分の幻聴に関して追試を行いたい。

 実験記録D-731-JP-02 - 日付20██/██/██

対象: Dクラス職員1名

実施方法: D-731-JPをSCP-423-JP内部に放置し観察。D-731-JPには何が起こるかを事前に説明した上で、自身の変化について報告するよう無線一式を貸与する。また逃亡した際終了する旨も通達した。

結果: 開始1時間まで実験記録D-731-JP-01と同様に実験は進行。1時間を過ぎたところでD-731-JPはエージェントの制止を無視しSCP-423-JPの中心部へ移動しようとした。D-731-JPは10分をかけて██公園前へ移動、移動後意識を失った。

分析:移動時に異常は見られなかった。しかしD-731-JPはどうしてそこが正確に町の中心だとわかったのだろうか?

後のインタビューにより、SCP-423-JPの住民達は、町名が”耳齧町”であることになんら不審感を持たず、以前からこのような町名であったと認識していました。
補遺: