(どこまで説明するか)
著作権法については
そもそも、クリエイティブ・コモンズとは?
大雑把に言えば、「自分の創作物を転載・再利用するための条件を示すための取決め」。「この条件を守りさえすれば、連絡なしに使っていいですよ」というもの。
というと
その理念は創作物の共有・発展にあり、
あくまで、原著作者の意思表示・許可を示すものであり、コモンズそのものに法的な強制力はない。その代り原著者とトラブルになった際には
継承が若干やっかいになってくる。
CC BY-SA 3.0 とは?
クリエイティブコモンズ 表示-継承 3.0 の省略形。
BY(表示):利用する際にその作品のクレジットを表示する必要がある。英語ではAttribution(帰属)と表現されるように、「元の作品と著者に帰属する」ことを示す。クレジットについては後述。
SA(継承):利用して新しい派生作品を作った場合、その作品もまた同じライセンスに基づく必要がある。つまりCC-BY-SAである財団のコンテンツを使って作った二次創作もまた、CC-BY-SAのライセンスで公開しなければならないということ。
3.0 : クリエイティブ・コモンズライセンスのバージョン。2015年現在4.0まであり厳密に言えば数字の高い方がより広い地域で通用するよう定義が為されている。が、定義は別として利用者にとっていては同一であり、バージョンの違いは
++ようするに?
二次利用するためには
CC BY-SA 3.0に準拠することを明言する。
https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja
実際何を表示すればよいのか?
二次創作
1. (継承により)その作品自身がクリエイティブ・コモンズ・ライセンスに基づくことを表明すること
表記例
この作品はCC BY-SA(表示-継承) 3.0のライセンスで利用できます。
https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja
2. クレジットの表示
必要な要素は以下の3つ。
1. 作品名
2. 著者名
3. ソースへのリンク
例:
この作品はCC BY-SA(表示-継承) 3.0のライセンスで利用できます。
https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja
利用した作品のクレジット
SCP- By(作者の名前) http:
これらは一例
この作品は
で、何が問題か
日本ではクリエイティブ・コモンズの認知が進んでいないこと。
かつてから「素材」と呼ばれる創作に使える作品群や、昨今はニコニ・コモンズなどの類種のライセンスも出てきたがどちらもCCとの互換性があまり考慮されておらず相互作用とかがやや面倒。特に「商用利用の可否」は割と面倒。
→「どうなるか?」は個別のライセンスごとで全く違うので、財団サイドからの公式回答はしようがない。
結局回答は
最もまとまった日本語訳はWikipedia掲載の非公式解説なんだよなあ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA_%E8%A1%A8%E7%A4%BA-%E7%B6%99%E6%89%BF_3.0_%E9%9D%9E%E7%A7%BB%E6%A4%8D
今、何が問題か
- 例がなく現在の日本語のガイド分かりづらい
- 非公式翻訳Wiki自体のライセンスガイドがまだない
翻訳物は「非公式翻訳Wikiの」コンテンツであり、それ自体が新しい著作物である。よって、正確に言えば本当に必要なのは翻訳Wikiに対するクレジット。
→まとめて一覧にするより、各ページでどこかしらにクレジットを表示するほうがよいのではないか
(画像などの特殊な要件を要求する場合もそこに書けるし)
特に大事だけど注意して説明しないといけないこと
SCP財団はそもそも、クリエイティブ・コモンズライセンスを利用しているが、推進している団体というわけではない。今でこそサイト内での法的問題をクリーンにしていくように整備されてはいるが、そうなるまではそれなりに時間を要したし、誕生の経緯が画像の無断使用から始まってるように、ライセンスに潔癖な集団というわけではない。
そもそも本家ライセンスガイドにあるように、クリエイティブ・コモンズを採用している 周辺
だから、進んで「容認」することこそできないが、だからといってCCに準拠していない二次創作を進んで探し出したり、批判したりするようなことはしない。というか本家だってそこまでのことはしていない。二次創作者がトラブルに巻き込まれないようにする仕組みであって、二次創作者に制約を加えたいわけではないのだから。
原題: Licensing Guide
http://scp-wiki.wikidot.com/licensing-guide
著者:DrClef
SCPの二次創作を作りたい、というあなたへ
さて、SCP財団Wikiやその周辺界隈を見回しているうちに、自ずと「自分も何かイカすことをやってみたい!」と触発されることでしょう。お気に入りのゲームのMODを作りたい。ファンフィクションを書いてみたい。ファンアートを描いてみたい。原案にして一つの舞台劇として完成させたい。Tumblrやフォーラムにお気に入りのTaleやSCP記事をリブログ(再投稿)したい。面白そうですよね?
おおっと、ちょっと待った。少し確認してみましょう……SCP財団は「クリエイティブ·コモンズ 表示-継承3.0」と呼ばれる特定のライセンスに基づいています。これは法律上のトラブルを懸念することなくコンテンツを積極的に扱える自由を提供します……先ほどいくつか列挙したような、通常の著作権法を厳密に適用するならば問題となりうる行為も認められた自由です。しかし一方では楽しみを台無しにしかねないとてもとても大きな問題のみならず、依然としてあなたが遵守しなければならないルールやレギュレーションがあります。
それでは始めましょう。
免責事項
まず、私(原著者、DrClef氏)は法律の専門家ではないことを予め断わっておきます。以下は、クリエイティブ·コモンズライセンスと著作権法についての素人による理解です。少々不正確な点もあるかもしれませんが、間違いが見つかり次第修正します。また、特殊なケースを想定してどのようにライセンスが相互作用するかを考え始めると、本当に複雑になりキリがありません。とはいえ、これらのルールに従って行動する限りは特に問題は起こらないでしょう。
まずするべきは…
二次創作をする前に、以下の二つについて考えてください。
1. あなたの二次創作物を第三者がコピーしたり、それを基にしたさらなる二次創作(いわゆる「三次創作」)を作ることを容認できるか?
2. あなたの二次創作物にSCP財団Wikiへのクレジットを表記出来るか?
どちらかがNoならば、そこでストップです。Goを通っても200ドルは貰えません。心の痛みは自分でケアしてください。
表示
クリエイティブ·コモンズに基づく最初のライセンス使用要件は、「クレジットの表示」です。 SCP財団に基づく二次創作物は、元のソース、つまりSCP財団Wikiに帰属する旨を表記する必要があります。 これはSCP財団Wikiへの、もしくは基にした記事ページへのバックリンクを提供することで簡単に行えます。
注意点として、特定のSCP記事やTaleを使用する場合は、Wikiそのものではなく個別の記事に対するクレジットを表記しなければなりません。 キャラクター、要注意団体、あるいは財団そのもののコンセプトといった広くSCP財団で共有されているアイデアを使用している場合にのみ、SCP財団wikiそのものに対するクレジットの表示を行う必要があります。
著者が判明している記事へのクレジットの表記例は次のとおりです。
(あなたの作品名)は"Dr Gears"作「SCP-682 "不死身の爬虫類"」に基づいています。
http://scp-wiki.wikidot.com/scp-682
SCP-682の記事全体もしくはその一部を基とした二次創作物をつくりたい場合、その二次創作物がブログ記事にしろ、イラストにしろ、ゲームにしろ、彫刻にしろ、とにかく何であってもそれに付随する形でどこかしらにこのクレジットを付記する必要があります。 それはただ任意の場所に記述しなければならないというだけであり、作品の邪魔になるほど目立つ場所である必要はありません。
著者が不明となっている記事へのクレジットの表記例は次のとおりです。
(あなたの作品名)は作者不明「SCP-173 "-彫刻-オリジナル"」に基づいています。
http://scp-wiki.wikidot.com/scp-173
我々の記事のうちいくつかは、Wikidotへの移行前に書かれていたり、原著作者が疑わしかったり、あるいは著者のアカウントが過去に削除されていたりしています。クレジットに表記すべき著者が不明であっても、少なくとも表記できる事柄についてはクレジットを提供する必要があります。あなたの作品の読者がその原著者を探そうとする助けになるかもしれません。
実際にクレジットの表示を行う際は、これら表記例のフォーマットを忠実に使用する必要はありません。しかし、クリエイティブ・コモンズは以下の3つについては必ずクレジットに含めなければならないものとしています。
1. 基となった作品名。
2. 著者の名前、もしくは何かしら著者が自身の名前として扱って欲しいもの。ネット上のハンドルネームは引用符で囲んである限りはクレジットの表記用として機能します。ただし、もし著者から本名あるいは何らかの別名を使用するよう連絡がなされたならば、それに従う必要があります。
3. ソースとなった元記事ページへのリンク。もし何かしらオフラインでSCP財団の要素を参照する場合は、他の形式で引用を行います。
継承
この辺りはちょっとばかり複雑な所です。SCP財団に基づくあらゆるコンテンツは、それ自身がクリエイティブ・コモンズに準拠していることが確認できるでしょう。 そしてあなたが作るものも、これらと同じルールの下で同様に共有されることに同意しなければなりません。 これを行うベストな方法は、クリエイティブ·コモンズライセンスへのリンクを明記することです。
http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/
同時にこれは、あなたの作品から更なる二次創作物を作る誰もがあなたに対してクリエイターの一人としてクレジットを表記しなければならないことを意味します。あなたはそれらの行為を禁止することはできませんが、クレジットの表示の仕方をあなたに合う方法で要求することができます。例えば派生元へのリンクとして、あなたのWebサイトや何かしらのプロジェクトページへのリンクを指定できます。
それで、何が出来るのか?
以上の2つの条件に同意し従うのであれば、以下のことが許可されます。
- 共有 :このサイトのあらゆる作品をSNSでシェアしたり、Tumblrのリブログなどで再投稿することができます。 ストーリー全体あるいは記事丸ごとをコピー&ペーストしてあなたのサイトに再投稿することができます。 Creepypastaや小説などのアンソロジーにそれらを収録することができます。
- 派生 :二次創作物を作ることができます。ファンフィクション、ファンアート、動画、Mod……ファンが行うあらゆる二次創作を行うことができます。 テレビ番組や映画の脚本を書くことも、ポスターやTシャツを作ることもできます。 そう、それが何でさえも……
- 販売 :我々が採用しているのは非営利ライセンスではありません。このため、SCP財団に基づいた二次創作物を販売することができます。しかしその利益で稼ぐことは恐らく出来ないだろうことは忘れないでください。というのも二次創作物は「継承」の条件に従わなければならず、つまりはその作品は誰もが自由にコピーしたり無断で利用・模倣することができ、それに対して作者が法的請求権をもたないためです。 ですが、例えばポスターなどの印刷物を頒布する際、印刷代を賄うための5ドルを購入者に求めることができるでしょう。
最後に大切なこと
我々はSCP財団ファンのコミュニティが大好きです。 ビデオゲームからファンフィクション、音声劇に至るまで、彼らの作った信じられないほど素晴らしい作品たちを見てきました。我々がこのページを設けた理由は、彼らがトラブルに巻き込まれないよう守ろうとしたいがためです。
ただここで、我々が明確にしたいことが一つあります。それはSCP財団がオープンな共同創作として生まれたものであり、そしてこれからもそうであり続けようとしていることです。 我々がこの数年を経て今なおウィキとして活動していることには何の不思議もありません。 我々はお互いを尊重するべく振る舞うようルールを定めて活動していますが、それ以上に我々の存在はそのオープンな共同創作により成り立っているのです。
もしあなたも我々に加わり二次創作やリミックスを作成するならば、あなたもオープンな共同創作であるこのコミュニティの一員になります。 これは一方では、あなたの作品がもはや単にあなただけのものではなくなり、同時にSCP財団のファンの皆が遊ぶお砂場の一部にもなることを意味します。しかしもう一方でこれは、砂のお城の小さな一角でしかなかったあなたの作品が沢山のクリエイターの手で育てられ、成長していく過程を見守れるチャンスを得ることでもあるのです。
是非あなたもバケツとスコップを手に取り、このお砂場に加わっていただければ幸いです。
SCP財団のコミュニティ全体を代表して。
DrClef
作品リストはメインサイトの著者ページに移行しました。
- いくら遠ざかっても「見えるサイズ」が一定を維持するビー玉。つまり遠くから見るほどビー玉は大きくなる。基準は最後に触れた人間の視覚。
- シャリ玉作成マシン(いわゆる「寿司ロボット」)で何か一つ作りたい。折角JPなのだしSUSHIも欲しいよね、というようなそんな。
- 人型SCP。テレポーター。収容プロトコルを凝れたらいいなあ、という程度に考えているが人型SCPは下手につくると独りよがりになってしまいかねないので他に何作か作った後に挑戦したい。テーマは「籠の中の鳥」。
- 「ビデオゲーム/コンピュータゲーム系SCP」は本家でもあるけど、ここは媒体に着目してファミコンのカセットにしてみるのはどうだろう。現実変容を伴うのに、経年劣化でちょっとしたことでバグったりセーブデータが消えたりしてしまうようになって実験が危険になってしまったとか。
- 進化しすぎて念動力とテレパシーetcを体得し器官が極端に一極化して外見上は球体にまで退化してしまった未来生物
- 一作も書きあげてないうちに001のアイディアが思いついてしまった。どういうことなの…… 当分は保留。
- ラジオ体操で一つネタが出来た。そのうち書いてみる
設計済み標準収容(Standard Containment Predesigned)
これまで述べた「標準的な収容形式」を、我々収容班は設計済み標準収容(Standard Containment Predesigned)と呼んでいます。この名称は財団の収容専任の職員の間でのみ通用している用語であるため、研究者には知らなかったという方も多いかと思います。本パンフレットの執筆に辺り他に適切な総称がないため、この名称を使い紹介することにします。
これらの完全なリストや各収容手順の詳細は必要に応じて閲覧可能となるものですが、この項では研究員と共有すべき情報のみを抜粋しました。ここで説明されていない設計済み標準収容の詳細資料も、申請に応じて公開されます。標準収容の規格は様々存在し、屋内に収容できるオブジェクトであれば概ね
標準媒体保管庫
電子メディアや紙媒体、フィルム媒体など情報の記録媒体の長期保管 低湿
定温さ定湿の保管庫です。
0℃~20℃/1~50%
温度4.5℃/湿度30%
他のオブジェクトから距離をとることが必須ではないオブジェクトであれば、での収容も検討するべきです。例えばサイト-8181の低温低湿倉庫は温度10℃湿度5%に維持されており、セキュリティ体制も万全です。
**気密
標準人型収容室
これらのスケジューリングから外れる処置を行う際は
・標準
・電源設備 ・水道設備 ・
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
既に財団Wiki側で翻訳されてる分は除いていく。
{{等幅フォント}} 等幅フォント
テキストサイズ
テキストサイズ(フォントサイズ) can be set with the [[size …]] [[/size]]タグによりセットできます。 ネスト(入れ子)は可能です。
相対サイズ指定における[[size nem]]および[[size n%]]、絶対サイズ指定[[size npx]]のnは1~5桁 (小数点以下も含め)を取ります。
パラグラフと改行
2重の改行で隔たれるた文章はそれぞれパラグラフ(段落)になります。1回の改行は単に改行するだけです。
見出し
+ 見出しLv1
++ 見出しLv2
+++ 見出しLv3
++++ 見出しLv4
+++++ 見出しLv5
++++++ 見出しLv6
見出しLv1
見出しLv2
見出しLv3
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見出しLv6
水平線
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