なんでも買い取り天国
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活性状態のSCP-XXX-JP |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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今考えてるネタ
この世を花にするために
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活性状態のSCP-XXX-JP |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCP-xxx-JPは、ベビーベッド、ベビーバス等の設備の用意された、標準の小児用人型収容室に収容されます。
許可のない職員はSCP-xxx-JP収容室の半径20m以内に立ち入ってはなりません。
過去に犯罪歴がなく、精神鑑定により犯罪傾向がなく温和で善良な性質と判定されたDクラス職員1名がSCP-xxx-JPに割り当てられ、担当の間毎月の解雇が免除されます。
SCP-xxx-JPは通常の乳幼児と同様の世話を必要とし、食事は一日に3回、標準的な乳幼児用離乳食を与えます。
SCP-xxx-JPは何かを要求することができませんが、いくつかのぬいぐるみが許可されています。
またSCP-xxx-JP収容室は3日に1回ごとに清掃をし、SCP-xxx-JPから剥離した花弁を廃棄する必要があります。
花弁は異常な性質を持たないため、通常の廃棄物処理手順に従い廃棄します。
説明:
SCP-xxx-JPは生後1歳█ヶ月ほどの平均的な日本人の女児です。
SCP-xxx-JPの体表面からは定期的にキク科の植物に似た花が咲き、一定期間の後に萎れて体表面から剥離するというサイクルを繰り返します。
花が咲くタイミング、体表面上に花が広がる面積、開花期間などはSCP-xxx-JPの感情に左右されますが、SCP-xxx-JPが乳幼児であるため、そのコントロールは極めて難しい状態にあります。
また、
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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オブローダーとは、道路趣味者の中でも特に廃道を好んで探索・調査をする人のことであり、webマガジン「日本の廃道」にて作られた造語である。
道路に魅せられたオブローダーは、古い時代の地形図や自治体の工事史を読み解き、時には道路台帳すら使って現行の地形図から削除された古道を探し出し、
山腹の植生の流れから道路の痕跡を見出し、時には立ち入り禁止の看板すら乗り越えて、
かつて人や車の通った道の痕跡を探し、朽ちた橋や隧道から当時の人々の想いを偲ぶ、という拗らせた趣味者なわけである。
さて、ここ日本支部にも、やむをえない事情から路上にて収容しているSCPがいくつかあるわけで。
当然道路の封鎖や、警備職員の巡回、情報操作によるカモフラージュなどの万全の体制で、一般人が近づけないように警戒されている。
だが、もしも、勘のいいオブローダーが封鎖地点への侵入を果たしたら…?
というアイデアからの、ひとつの収容違反シナリオのモデルケースの提示。
実際現代日本において、ある程度の広さのある土地で、特にそれが路上であった場合の収容困難さというのは大変なものがあると思う。
このtaleは実際の廃道、酷道にて写真を撮影して、それを元に架空の道路探索レポート風にしたいと考えている。
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よもつへぐいの実
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SCP-XXX-JP-2 |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPは険しい山間部にあり、また移動は不可能です。そのため周辺を封鎖区域とし、高さ2メートルの金網フェンスによって囲まれます。このエリアは国の指定森林保存地域であるため開発及び侵入が禁じられているとし、またエリアに含まれる三つの登山道は崩落の危険があるためというカバーストーリーを用意し立ち入り禁止とします。山岳警備隊に扮した4人一組の警備職員が交代でエリア周辺を巡回することになっています。
SCP-XXX-JP-2はサイト8120の厳重保管ロッカーに保管され施錠されます。ロッカー周辺には監視カメラを配置し、取り出す際にはセキュリティクリアランス4以上の研究員2人以上の承認が必要です。SCP-XXX-JP-2を使った実験は現在保留されています。
説明:
SCP-XXX-JPは日本の██県の██村から██町にまたがる山岳地帯にある4km四方のエリアです。平常時はSCP-XXX-JPはごく普通の山林です。エリアに含まれる三つの登山道をヒト(以下被験者と記す)が通行するとき、3日~1年ほどのランダムな周期でSCP-XXX-JP-1と指定される人型生命体が出現します。SCP-XXX-JP-1は日本人の老婆に見えますが、その皺は深く外見から年齢は判別できません。古風でみすぼらしい服装をしています。
被験者の横手、登山道脇の茂みに出現したSCP-XXX-JP-1は、赤い木の実(SCP-XXX-JP-2と指定)を差し出します。SCP-XXX-JP-2は暗赤色でつやのある木の実で、一見するとスジコに似ています。SCP-XXX-JP-1は被験者に言葉巧みにSCP-XXX-JP-2を食べるよう促します。そこには精神操作的な強制力はなく、完全に被験者自身の判断に任されます。
このときSCP-XXX-JP-2の受け取りを拒否する、または受け取っても食べずに処分すれば特に影響はなく、SCP-XXX-JP-1は無表情のまま山林の中へ歩き去ります。この状態のSCP-XXX-JP-1を追跡する試みは、生い茂った木々に阻まれ全て失敗しています。
SCP-XXX-JP-2を被験者が食べた場合、被験者はSCP-XXX-JPのエリアから出ることができなくなります。登山道を進んでも、反対側の登山道に転送されます。同じように森を分け入って進んでも、必ずSCP-XXX-JP-1のいる登山道横に戻ってくるようになります。
SCP-XXX-JP-1は自分の後をついてくるように促し、獣道を進み程なく田んぼの広がる開けた土地に到着します。この時点で、被験者は元の登山道へ戻ろうとしても、開けたエリアの反対側に行き着くことになり、戻ることはできなくなります。エリア内には田んぼと萱葺き屋根の住居がいくつか点在し、おおよそ昭和20年代までの生活様式を模した山村となっています。被験者はエリア外に出ることはできないものの、
補遺:
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SCP-XXX-JP感染者の大腿部組織の拡大写真 |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
SCP-008-JP-1の最大規模鉱床のある██████島を、その移動困難性から封じ込めサイト008-JPとします。封じ込めサイト008-JPに指定される島周辺は立ち入り禁止とし、島の周囲10km以内の水域を航行しようとする船舶は全て財団所属船舶に乗船する財団職員によって針路変更されます。研究目的での上陸にはレベル4職員2人以上の承認が必要です。
SCP-008-JPの感染者はサイト008-JP研究基地内の医学棟で収容及び研究をされることになっています。医学棟を除く全ての研究基地は安全エリアとし、ここから出る全ての職員はレベル2バイオ防疫装備を着用し、出入りの際にはケミカルシャワーによるSCP-008-JP-1破片の完全除去が義務付けられています。サイト008-JPから離れる職員には一ヶ月の検疫期間が設けられます。SCP-008-JPの患者の体液は全てプロトコル9913-Bに詳述される方法に則って処分されなければなりません。
説明:
SCP-008-JPは特異な振舞いを持つ鉱物分子群です。自然界においてSCP-008-JPは、乳白色でつるつるした質感を持つ岩石(SCP-008-JP-1と指定)として存在し、マグマが冷却固結する時に生じる「柱状節理」に似た、特徴的な五角形~六角形に近い規則正しいひび割れ様の結晶構造を持ちます。このSCP-008-JP-1は脆く崩れやすく、衝撃により容易に破砕します。また、SCP-008-JPはわずかに水溶性があり、地下水を通じて周辺土壌に徐々に侵食する性質があります。侵食は希土類元素の多量に含まれる岩盤層により防ぐことができることがわかっています。
SCP-008-JPが人体内に取り込まれた場合、SCP-008-JPはウイルス様に振舞うようになり、非常に伝染力の高い伝染病を引き起こします。
SCP-008-JPの含まれる水を摂取すると、SCP-008-JPは人体の体液中に蓄積します。この状態の人間は未発症キャリアとなり、SCP-008-JPは未発症キャリアとの体液交換によっても伝染します。
SCP-008-JPが一定量人体内に蓄積されると、通常一週間から10日間の潜伏期間を経て、まず手の甲、腕やふくらはぎなどの末端部の比較的広い部分の骨、筋肉組織の部分的な硬質化が始まります。この症状は次第に体の中央部へと進み、内臓から最終的に脳神経系にまで及びます。
硬質化した部位の皮下の組織は乳白色のつるつるしたエナメル質状に変質しています。また、この表面には、先述の「柱状節理」に似た、非常に特徴的な一辺5mm~10mmほどの五角形~六角形に近い規則正しいひび割れが生じます。
硬質化した部位の皮膚には表面上ひび割れは発生しません。逆に患部周辺の皮膚はゴムのように弾性を持ち、健常な人間の皮膚よりも強度を増します。そのため外見から症状の進行を判別することが難しく、発覚の遅れに繋がります。多くの場合、事故などによる外傷を受け、幹部の皮膚が剥離することで皮下の組織の変容に初めて気が付くことになります。
また、感染者の硬質化した部位は衝撃などにより容易に砕け、ひび割れの形のまま六角柱状に分解し、破片は外傷によって生じた皮膚の裂け目や、体の各部位の穴等から体外へ零れ落ちます。衝撃により、直接皮膚を突き破り体外へ突き出された例も存在します。分解した組織が抜け出た後は、その部位は文字通り皮一枚で他の部位と繋がる状態になります。
最終的に感染者は全身を分解して死亡し、後には六角柱状の砕片の山と、中身の抜けた皮膚組織だけが残ります。感染者の体液は高濃度の未知のミネラルが含まれており、また硬質化した部位は分解した際にも血液等は流出しません。感染者は末端組織や内臓組織が分解した状態でも、脳組織が硬質化しひび割れ切るまで意識を保っていることがわかっています。現在のところこれらの症状を治療する、または進行を抑える方法は確立されておりません。
SCP-008-JP感染症は、元々太平洋のマゼラン諸島に存在する火山島である██████島の固有の風土病として島民には認識されていましたが、島への渡航困難性や島民の排他的性質などから長らくその存在は外部へは知られてきませんでした。しかし、近年の島の近代化と人口の流出入により外部にも感染が確認され、財団に発見されました。現在、██████島での全ての感染者は収容されましたが、島の内外共に未収容の感染者の捜索は継続して行われます。
19██/██/██の調査の際、島の中央部の大半を覆う柱状節理の見られる乳白色の岩石層を発見しました。この岩石(SCP-008-JP-1)の成分を分析したところ、患者の分解した組織片と90%以上の成分が一致しました。また、岩石層周辺の地下水には患者の体液に含まれるものと同じ未知のミネラルが豊富に含有されており、この蓄積によりSCP-008-JPに発症する可能性が示唆されました。島の沿岸部や基底部には希土類元素を多量に含む岩盤層が存在しており、これに阻まれる形でSCP-008-JP-1の侵食が止まっていることから、これらの岩層はSCP-008-JP-1の侵食を防ぐ効果があることが確認されました。
19██/██/██年、アメリカ合衆国████州で発見された感染者の収容の際、事故により患者の下肢が分解し破片が散らばりました。検疫部隊の活躍により、周囲への二次感染は防ぐことができましたが、2週間後この地点の地面に乳白色の柱状節理の見られるSCP-008-JP-1が発見され、徐々に体積を増大させている様子が確認されました。このことからSCP-008-JPが人体から人体への伝染だけでなく、土壌を汚染し拡大しうると考えられたため、収容プロトコルが変更されました。この地点の土壌は広範囲に回収され、新しく封じ込めサイト008-JPとして指定された██████島へと運ばれました。
この事例以降、SCP-008-JPの拡散を防ぐため、SCP-008-JPに関する研究はサイト008-JP内のみで行われることとされ、患者の組織砕片および島内のSCP-008-JP-1の外部への持ち出しは禁止されました。同時に、サイトを出入りする際に衣服などに付着した砕片が持ち出されないよう、バイオ検疫プロトコルが更新されました。
現在、████████や、████など世界各地の██箇所の地点において過去に飛散した破片を原因として広がったと思われるSCP-008-JP-1が発見されており、確認され次第周囲の土壌ごと回収しサイト008-JPへと隔離されています。
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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タイガーホール
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:
SCP-XXX-JPの入り口は封鎖され、 ~に偽装されます。
SCP-XXX-JP上を覆う土地は地盤の不安定性を理由として地下開発を禁止します。
説明:
SCP-XXX-JPは██都██区の市街地の地下██kmに存在する、直径2km、高さ12kmの円筒形をした人工的構造物です。
内部の大部分は居住空間となっており、円筒の壁に沿って
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81██の貴重品保管ロッカーに厳重に施錠した状態で保管されます。
SCP-XXX-JPを使った実験は現在無期限に中止されています。許可なくSCP-XXX-JPを取り出そうとした者は、拘留され尋問により目的を聞き出した後Aクラス記憶処置を施します。抵抗する場合は即時終了も許可されます。
説明: SCP-XXX-JPは独特な形状の腕時計であり、ロンドン、パリ、バンコク、香港、ニューヨーク、モスクワ、東京の8都市の時刻を同時に表示する世界時計です。
東京を除く7都市の液晶は通常通り表示され、通常の時計と変わりなく利用することができます。
しかし、東京を示す液晶だけは常時19:00を表示します。
この東京の液晶パネルの側面にあるボタンを押すと、東京都千代田区永田町付近を中心に半径約5.5キロメートルの範囲の時刻が、即座に19:00までスキップします。時刻が既に19:00を過ぎていた場合、翌日の19:00まで飛ぶことになります。
SCP-XXX-JPは東京の都心周辺の時刻が突然16:00から19:00へと変化する、という異常事態の後に、異常の中心地点である永田町の路上にて発見されました。この時間異常現象により各種業務や金融、流通輸送をはじめ、多くの業界に混乱が引き起こされ、対応のために東京都心をはじめとして日本各地の広範囲に記憶処理剤が散布されるという未曾有の事態となりました。この事例には「都心周辺一帯の一斉停電」というカバーストーリーが施されました。
以降、SCP-XXX-JPを使用したすべての実験は中止されています。
補遺: SCP-XXX-JPの東京の時刻を表す文字盤の裏面には、「The night is still young. まだ宵の口です。素敵な晩を。 Johsui Design Office」という文字が彫られていました。
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
・
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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ポータブルMDプレーヤー移植手術
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SCP-S0N1-JP-5の後頭部のディスク読み取り口 |
アイテム番号: SCP-S0N1-JP
オブジェクトクラス: Safe Neutralised
特別収容プロトコル: SCP-S0N1-JP被験者は、それぞれ標準的なクラスB人型収容室へ収容されます。SCP-S0N1-JP被験者が必要とする物品は、妥当なものであればレベル3以上の職員の許可を得て支給してください。ただし、実験時を除いて、どのような形であれMDディスクを支給することは禁止されます。
MDディスクを使用した実験はレベル3以上の職員2名以上の許可が必要です。
新たなSCP-S0N1-JP被験者の発見と確保、及び施術者の拘束のために██総合病院には医師資格を持つ2名のエージェントを潜入させてください。
2013年現在、MDプレーヤーの生産終了と共に新たなSCP-S0N1-JP被験者の発生は確認されなくなりました。
以降も、SCP-S0N1-JPの施術をした医師の捜索は続けられます。
説明: SCP-S0N1-JPは、頭蓋内にMDディスク読取装置を移植する、医学的に未知な技術による外科手術です。SCP-S0N1-JPを施された被験者は現在7人収容されており、それぞれSCP-S0N1-JP-3からSCP-S0N1-JP-9と指定されています。
その装置のサイズ、位置にかかわらず、SCP-S0N1-JP被験者は脳機能に問題なく生活を送ることができます。 SCP-S0N1-JP被験者の後頭部には、薄い金属板に隠される形でMDディスク差込口が存在し、ここに任意の音楽トラックの入ったMDディスクを挿入することでSCP-S0N1-JP被験者は脳内で音楽を聴くことができます。音楽以外のデータが入ったディスクの場合、SCP-S0N1-JP被験者はディスクの内容を直接脳内に「読み込む」ことができます。
この「読み込み」はSCP-S0N1-JP被験者本人には停止不可能な強制的な働きであり、SCP-S0N1-JP被験者の精神及び脳神経に致命的なダメージを与える可能性があるため注意が必要です。(補遺S0N1-JP-1を参照)また、何もデータの入っていない空のディスクを挿入した場合、SCP-S0N1-JP被験者はディスクに任意のイメージ、音楽、文章、自分の記憶や人格などを記録することができます。これはディスクの容量による制限を受けないようです。
実験記録S0N1-JP-1 - 日付20██/██/██
対象: SCP-S0N1-JP-3
実施方法: 被験者のMDディスク読み取り能力の確認。あらかじめ内容を知らせていない状態でSCP-S0N1-JP-3にMDディスクを与え、中の音楽を当てさせる。
結果: 被験者はディスク挿入後即座に曲名を的中させた。
メモ: まるで伴奏が流れているかのように正確な鼻歌も披露してくれた。
実験記録S0N1-JP-2 - 日付20██/██/██
対象: SCP-S0N1-JP-5
実施方法: 被験者のディスク書き込み能力の確認。被験者に与えた2枚のMDディスクに音楽及び画像を記録させる。音楽は任意のイメージで、画像は被験者にリンゴを見せ、それを記録することを指示。
結果: 1枚目のMDディスクに下手くそな鼻歌が録音された。また、2枚目のディスクには抽象的な形状のリンゴが記録される。
メモ: 音楽も画像も被験者の想像力に左右されるようだ。
実験記録S0N1-JP-7 - 日付20██/██/██
対象: SCP-S0N1-JP-4、SCP-S0N1-JP-7
実施方法: 記憶及び人格の書き込み、読み取り能力の確認。SCP-S0N1-JP-4に与えたMDディスクに記憶、人格を記録させ、それをSCP-S0N1-JP-7に読み取らせる。
結果: ディスク書き込み開始直後よりSCP-S0N1-JP-4の身体が完全に硬直し、外部刺激に反応しなくなる。4時間経過後より鼻孔より激しく出血し、更に一時間後に書き込みが終了するが、同時にSCP-S0N1-JP-4は脳波停止状態に陥る。即座に救命措置を施すが意識は戻らなかった。
続いて書き込まれたディスクをSCP-S0N1-JP-7に読み取らせる。SCP-S0N1-JP-4と同様に、読み取り開始直後より全身が硬直する。3時間経過後に硬直が解かれ、意識を取り戻したが、激しく疲労していた。
休憩後のインタビュー及び検査により、SCP-S0N1-JP-7の人格は完全にSCP-S0N1-JP-4のものに書き換わっていることが確認された。
メモ: 人格が移植できるのは便利だが、その代償が元の体の脳死だとしたらリスクが大きすぎる。
現在、すべての被験者は██都██市の██総合病院にて確保されています。被験者は別の怪我や病気の治療のために入院しており、一様に気づいた時には既に施術されていた、と報告しています。医療資格を有する潜入エージェントの検査を受けるまで、施術をしらなかった被験者もいます。
██総合病院では潜入エージェントにより被験者を発見するための定期的な検査が実施され、周辺の病院でも、異常が見つかった場合は即座に報告されることになっています。
補遺:
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警告:不明なファイルの取得
[RETRIEVING UNKNOWN FILE; passphrase: iPod_transplant_surgery]
[ファイルの構成を特定できません。管理メッセージ表示。]
[不正なアクセスを遮断します]
[正しいファイルを再構成します]
[ファイルを開いています]
…
…
[進行中]
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[進行中]
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…
[進行中]
…
.
…
.
近藤博士の人事ファイル
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SCP-███を研究中の近藤博士 |
氏名: 近藤 亜紀 (Kondo Aki)
セキュリティクリアランス: レベル3
職務: 現地研究員、医学研究補佐
所在: サイト-81██、銭湯、プール
関連するSCP報告書:
非公式wiki時代に翻訳したSCP報告書:
特徴: 甲高い笑い声で、白衣の愛好者であり、常時身に着けている大型のヘッドホン、額の位置で頭を一周する開頭手術痕で知られる近藤博士は、サイト-81██などを中心に勤務するSCP研究員で、科学者兼医師として財団に雇用されました。専門分野は機械工学、生命工学、地球科学、地理学と外科医療ですが、医師免許は取得していないため、医学分野では非常時以外はあくまで補佐研究員とされています。
近藤博士は、サイト-81██で仕事のないときは、たいてい浴場で入浴しているか、プールで泳ぐか、医療技術の研究で時間を潰します。
履歴: 近藤博士は財団にスカウトされる以前は、███美術大学に在籍する研究助手兼フリーのデザイナーとして活動していました。20██年に医師と共同で発表した、人間の脳内に埋め込む新しい形のメディア機器のコンセプトデザインおよび手術計画がSCP-████と類似していたことから財団の注目を引きました。
財団のエージェントが接触を試みた際、独自に行ったと思われる人体実験の失敗により、共同研究者の男性老医師が開頭手術によって脳を失い死亡した状態で発見され、近藤博士も真新しい開頭手術痕とともに意識不明の状態で発見され、財団の医療チームにより保護されました。その後意識を取り戻した近藤博士は、当初事故のショックによるものと思われる一時的な記憶の混乱や、自己同一性に関して激しく混乱していたものの、医学分野や工学分野の類稀な知識と外科医療技術を発揮して見せ、財団に雇用されました。
補遺: 近藤博士は定期的に「思考の流れを整える為」という理由でヘッドホンにより音楽を聴いており、これを続けている限りは優秀な研究者ですが、長時間音楽を聴かずにいる、また携帯音楽プレイヤーの電池が切れている状態ではADHD的な振る舞いが増加します。
これも人体実験の失敗による後遺症とされています。
職員のコメント:
共同浴場及び女子更衣室を利用する女性職員から、近藤博士の舐め回すような視線が怖い、過剰なスキンシップに迷惑している等の苦情が来ています。分別のある行動をお願いします。 ――施設管理者██
間違えて男子便所に入ってこないでください…。 ――██研究員
近藤博士の持つ博士号は造形芸術分野に関するものであり、工学、医学等について近藤博士は専門教育を受けた記録が存在しないことに注意してください。 ――人事管理者███
…
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蓮コラが怖いのと同じ理由で、柱状節理は怖い。
でも地質マニアとしては大好きだったりする。
自分の皮膚がはがれてこんな風になってたりしたらヤダなぁとよく妄想するので。
認知症の祖母がまだ一人暮らしだった頃、冷蔵庫の中身を頻繁に腐らせていたことから思いついた。
添付画像は祖母が寝込んだときに私が作ったおかゆをタッパーに詰めた物。
モチーフは日本道路公団のハイウェイラジオ。
あの「♪にほんどうろこ~だん はいうぇいら~じお」という旧ジングルを収容したいなと思ってネタを膨らませた。
子供の頃、家族で高速道路を使って母の実家まで行く時、渋滞のなかこのハイウェイラジオをよく聞いていた。思い出のジングル。
作業用BGMとしてQueenをヘビロテしてたときに思いついた。
飛行機は大好きで、もしこんな現象が起きたら私なら絶対に感激すると思う。
あとファニーな記事のつもりは無くて、私は本家記事でも危険なものよりシュールで謎めいた意味不明なタイプのものの方が好きで、そういう方向性を目指したつもり。
エージェント赤井の人事ファイル
セキュリティクリアランス: レベル1
職務: フィールドエージェント
説明: エージェント赤井は隠蔽工作に従事するフィールドエージェントです。
表向きには財団フロント企業に所属するイラストレーター又は漫画家を自称しています。
エージェント赤井は「ししまいっ!コミックアンソロジー」という出所不明の書籍に参加していたことが財団の注目を引き、[編集済]の後フィールドエージェントとして採用されました。
アンソロジーのほかの参加者はすべて実在せず、記載された出版社である██書店にも当該書籍を出版した記録はありません。
また、エージェント赤井は近藤博士の大学の後輩にあたります。在学中の面識はありませんでしたが、財団雇用後に親交を結びました。
そういった関係で、近藤博士と連絡がとれない場合にはエージェント赤井を経由するのが早いと言われています。
いや、僕はパシリじゃないっすよ!――エージェント赤井
不定期連載 ざいだんちゃん
あああ
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投稿済
饐の素(すえのもと)
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SCP-XXX-JP 冷蔵庫内に他に物品が存在しない状態で撮影 |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-xxx-JPはサイト-81██の低危険度物品収容倉庫内に設置された家庭用小型冷蔵庫の中に保管されます。SCP-xxx-JPの転移を防ぐため、冷蔵庫内には常に2,3の食品を入れておき、3日ごとに新しいものと交換してください。また、SCP-xxx-JPが転移を起こしていないか、交換の際冷蔵庫の中身を取り出して確認をしてください。このとき冷蔵庫内にSCP-xxx-JPしか存在しない状態で3時間以上放置しないでください。
万が一転移を起こした場合に備えて倉庫には食品を保管してある冷蔵庫を数台用意してください。
また、SCP-xxx-JP収容用のものを除いて、サイト-81██には食品冷蔵庫を必要とする設備は設置しないでください。個人研究室等においても冷蔵庫の設置は許可されません。
説明: SCP-xxx-JPは白いペースト状の物体が容量の半分ほどまで入った、一般家庭で使われる標準的なタッパー容器です。
SCP-xxx-JPの異常な性質は、SCP-xxx-JPが他の食品類と同時に冷蔵庫内に存在する時に発現します。SCP-xxx-JPが存在する冷蔵庫内の食品は、低温環境下にも関わらず、速やかに腐敗していきます。真空保存パック、乾燥した保存食、缶詰類、液体や調味料類、チルドや冷凍庫内の食品など、通常腐敗しにくい物品もすべて同様のスピードで腐敗が進行し、およそ3日ほどで完全に形を失い黒いペーストになります。この腐敗プロセスが完了してからおよそ3日ほどで、SCP-xxx-JPは周囲で一番近くにある、中身の入っている冷蔵庫内へと転移します。
また、SCP-xxx-JPは認識を阻害する作用があり、冷蔵庫内に他に腐敗の完了していない食品が残っている間は、そこに存在していても認識することができません。これは映像記録においても同様です。SCP-xxx-JPを確認するためには、冷蔵庫内の物品がすべて腐敗するか、もしくは冷蔵庫内の物品をすべて取り出し庫内にSCP-xxx-JPしか存在しない状態にする必要があります。冷蔵庫内に他に物品がない場合、またSCP-xxx-JPが冷蔵庫外におかれている場合、SCP-xxx-JPは3時間ほどで周囲の一番近い中身の入っている冷蔵庫内へと転移します。
SCP-xxx-JPの容器の内容物は未知の動物性タンパクのペーストであり、塩辛や酒盗、鰹節に似た強い臭気があります。実験で摂食したDクラス被験者による、「かつて経験したことの無いほどの強烈なうま味と、わずかな塩味があり大変美味だ」という報告があります。しかし、摂食したすべての被験者は摂食後6~24時間以内に腹痛、嘔吐、下痢などのコレラに似た症状の後、しびれ、痙攣、幻覚、筋硬直を引き起こし、やがて肝臓及び腎臓の重篤な機能障害により、72時間以内に死亡します。摂食後早期の胃洗浄、血液透析により症状がわずかに緩和しますが、その場合でも重篤な障害が残る可能性があります。
また、摂食する、取り除くなどして減少したSCP-xxx-JPの内容物は、ゆっくりとした速度で自動的に補充され、空の状態からでも3時間ほどで元通り容器の半分ほどの量まで戻ります。
SCP-xxx-JPは██都██市での1█件の一般家庭、レストランでの連続食中毒事件及び、スーパーマーケットにおいて冷蔵倉庫内の食品がすべて腐敗する事件の後発見されました。関係者には適切な治療の後記憶処置を施しましたが、SCP-xxx-JPの内容物を摂食した██名のうち6名は死亡しました。この事例でSCP-xxx-JPを摂食した一般人数名から、「冷蔵庫内が腐っていて、唯一まともに食べれそうなものだったので、こんなもの入れてたかなと疑問に思いつつもそれを食べた」という同様の証言があったため、当初はSCP-xxx-JPに摂食を促す精神作用があるのではないかと疑われましたが、後に実験により否定されました。
補遺: SCP-xxx-JPの樹脂製の蓋の裏側に、ひどく乱れた手書きの字体で以下の文章が浮き出ていることが確認されました。
しょうちゃんへ
お母さんがおいしいものをつくっておきました
お夕はんにたべなさい
すぐかえります
しず江
調査により、「しょうちゃん」とはSCP-xxx-JP発見の際、最初にSCP-xxx-JPを摂食して死亡した民間人であり、「しず江」とはその祖母である可能性が示唆されています。
しかし彼女は10年前より現場から30kmほど離れた老人介護施設に入所しており、また重度の認知症であるため、関連性については現在も継続して調査中です。
SCP-198-JPとして投稿済。
認知症の祖母がまだ一人暮らしだった頃、冷蔵庫の中身を頻繁に腐らせていたことから思いついた。
添付画像は祖母が寝込んだときに私が作ったおかゆをタッパーに詰めた物。
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T_Miyabiと共同研究中
日本道路伝道団ハイウェイラジオ
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事例-XXX-JP-X以前、SCP-XXX-JP直近の██パーキングエリア周辺 |
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Anormalous → Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは以前はAnormalousアイテムとして収容されていました。
以下は現在の収容方法が確立される以前の収容方法です。
事案XXX-JP-X以前の収容プロトコル
説明:異世界が発信源と思われる未知のハイウェイラジオ放送
回収日:19██/██/██
回収場所:██自動車道██パーキングエリアから██パーキングエリア間のほぼ中間点の空中
現状:移動が不可能なため、放送周波数帯のジャミングにて対処。放送内容は逐次記録し分析。
部外者によるSCP-XXX-JPの受信を防ぐため、SCP-XXX-JPの周辺には複数のジャミング装置が設置されます。> ジャミング装置には冗長性を確保し、放送周波数帯に対して、ジャミング電波を絶やさないようにしてください。メンテナンスは財団のフロント企業によって行われます。放送内容は逐次記録されることが望ましいですが、記録状態の維持が困難な場合、SCP-XXX-JPのジャミング維持を優先してください。
事例-XXX-JP-X以後、収容プロトコルが変更されました。
SCP-XXX-JPの収容のために、現在██自動車道██パーキングエリア付近から、██自動車道██パーキングエリア間においてバイパス道路が建設されました。SCP-XXX-JPが受信可能である旧区間は閉鎖されます。カバーストーリー「路盤崩壊の危険による廃道化」を作成し、旧区間への部外者の立ち入りを禁じてください。旧区間には、両パーキングエリアからそれぞれ1kmより内側の約13kmに渡る区間に、道路に沿う形で高さ10m、厚さ50cmの鋼鉄製の洞門状の施設を建設し、これを収容サイト-XXXとします。施設内では常時専用に開発された大型アスファルト破砕機を稼動させ、発生した砕片は施設に隣接する専用の処理場に保管してください。現状の速度ではおよそ20年で現在の処理場が一杯になるため、現在新しい処理場候補地を探しています。
説明: SCP-XXX-JPは██自動車道██パーキングエリアから██パーキングエリア間の道路上空に存在する特異空間、及び、そこから発信される未知のハイウェイラジオ(以下、これをSCP-XXX-JP-1と指定)と、その空間から排出されるアスファルトを主とした道路構成素材群(以下、これをSCP-XXX-JP-2と指定)です。
SCP-XXX-JPは19██年の最初の発見から12年の間、発信源が不明である未知のハイウェイラジオ放送及び、放送を転送している半径数cmほどの特異空間として管理されていました。しかし、20██に発生した事例-XXX以降から現在にかけて、その特異空間と認識された場所からはアスファルトを主とする未知の道路建材が断続的に流れ込むようになっています。この道路建材は毎時にして約20リットル程度が吐出され、担当研究員による調査の結果、一時間で約130%ほどの自己増殖性を持つことがわかっています。その特異性から、SCP-XXX-JP-2が収容サイト外に持ちだされることは深刻な収容違反と判断されます。また、破砕した砕片には増殖性が無いことが確認されており、現在では専用の破砕機を用いて逐次粉砕することになっています。
SCP-XXX-JP-2の吐出量は今のところ安定しており、破砕機による無力化は継続して行われています。しかし、過去二度において猛烈な吐出量の増大を確認しており、わずか3日のうちに████キロリットル、SCP-XXX-JP-2以外の吐出物として、宗教的装飾が施された██社製トラック、██社製のものを改造したと思われるセダン、座席に[データ削除済]が施された観光バス等が確認され、それらが短時間に出現したことによる深刻な収容違反を発生させています。この二回については一定の周期で発生していることが考えられているものの、研究員による仮設の域を出ておらず、放送内容の調査が引き続き行われています。
放送記録-XXX-1
JHE日本道路伝道団ハイウェイラジオ
平道█年█月1█日、午後2時現在の高則道路情報をお伝えします。
この時間、上り線の道都高則3号線、谷間路までの区間と、下り線の瀬田東ICまでの区間は順調に流れています。
なお、道祝週間を迎え運輸巡礼に伴う交通集中による巡滞が予想されます。
巡帯の最後尾では、追突殉礼防止の為ハザードランプで後続車に祝福を与えてください。
ハイウェイラジオ第八伝道式所よりお伝えしました。
JHE日本道路伝道団ハイウェイラジオ
放送記録-XXX-2
JHE日本道路伝道団ハイウェイラジオ
平道██年█月█日、午前10時現在の高則道路情報をお伝えします。
道京方面へ走行中の道徒に道路血栓の情報です。
愚かなる道徒の自己殉礼のため、午前8時45分より、沼越インターから坂城インターまで、路面浄化清拭のため道路血栓が発生しています。
この影響で月夜道インターまで巡帯しています。
バイパス巡廻路の即時産殖のため、現場付近の道徒は殉礼者の天道への昇工事が滞りなく済む様、バックミラーを使用し走行中黙祷し、交通檀越を納める義務が生じます。
次に巡帯の情報です。
高路サービスエリア付近を頭に7キロほど、道馬インターを頭に1キロほど、それぞれ巡帯しています。
巡帯が長引く場合、関道第三中隊十路軍の定期巡廻により、道徒の間引きが行われる可能性があります。
ハザードランプによる祝福を忘れないようにしてください。
そのほか、北関道道、上路越道などの高則道路では順調に流れています。
ハイウェイラジオ第八伝道式所よりお伝えしました。
JHE日本道路伝道団ハイウェイラジオ
放送記録-XXX-3
JHE日本道路伝道団ハイウェイラジオ
平道██年1█月2█日、午後2時現在の高則道路情報をお伝えします。
事例-XXX 20██/██/██
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
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画像元はhttp://photo-pot.com/?p=2408
写真フリー素材サイト
SCP-716として投稿済。
モチーフは日本道路公団のハイウェイラジオ。
あの「♪にほんどうろこ~だん はいうぇいら~じお」という旧ジングルを収容したいなと思ってネタを膨らませた。
子供の頃、家族で高速道路を使って母の実家まで行く時、渋滞のなかこのハイウェイラジオをよく聞いていた。
思い出のジングル。
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フレディのスペシャルフライトショー
SCP-905-JPとして投稿済。
作業用BGMとしてQueenをヘビロテしてたときに思いついた。
飛行機は大好きで、もしこんな現象が起きたら私なら絶対に感激すると思う。
あとファニーな記事のつもりは無くて、私は本家記事でも危険なものよりシュールで謎めいた意味不明なタイプのものの方が好きで、そういう方向性を目指したつもり。
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+ 激しく忍者 +
X
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~(`二⊃
( ヽ/
ノ>ノ
UU
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Dクラス制服 |
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東京都██区に発生した空間異常の調査に送り込まれたDクラス |
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SCP-811 アエちゃん |
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前原博士 |
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職員これくしょん用ロゴ? |
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日本生類創研ロゴ 即興で作ったラフです こうですかわかりません |
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ネクロロリ博士 |
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読みは「とうへいじゅうこう」で合ってるよね? TouHeiのTとHをモチーフに |
ちょうどいいフォントが見つからなくて結局大部分自分でちまちま作ったよ!
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110モントーク 110フィルム使用ポケットカメラ |