アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:
説明:
補遺:
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氏名: 水無月 樹巳(みなづき たつみ / Minazuki Tatsumi)
セキュリティレベル: レベル█ / █クラス
職務: SCPオブジェクト、Anomalousアイテムの研究・管理
所在: サイト81██
人物: 190█年6月██日生まれ。東京府██郡(現東京都███区)出身。女性。身長150cm、体重██kg(20██年4月時点)。
水無月博士は蒐集院の構成員であった水無月██教授の長女として生まれ、██歳の頃より同教授の助手として活動を行っていました。1923年9月1日の関東大震災により発生した[削除済み]の最中に[削除済み]。その後、財団により蒐集院が吸収合併された際に水無月教授と共に財団へと移籍しました。
[削除済み]により、水無月博士の外見上の年齢は██歳当時から変わっていません。19██年██月██日に本人の同意の下に生体解剖を含む詳細な検査が行われました。詳細については資料███-JP-A-1を参照して下さい。同資料の閲覧にはレベル3以上のセキュリティクリアランスが必要です。
水無月博士自身は未婚者ですが、弟と2人の妹(いずれも故人)の家系は現在まで続いており、一部は財団職員、あるいは関係者として財団の活動に携わっています。
勤務態度は模範的、かつ極めて厳格な一方でプライベートでは社交的で面倒見が良い事から、周囲との人間関係は基本的に良好です。ただしやや悪戯好きで享楽的な面がある事から、水無月博士と行動を共にする際は彼女のペースに飲み込まれないよう注意して下さい。非常に多趣味で、休暇中はイベントや旅行の為に外出しサイト81██の居室を空ける事が多い為、休暇中の水無月博士への連絡については博士の業務用携帯端末に行って下さい。
研究・管理対象のSCPオブジェクト一覧:
SCP-309-JP 『忘れるな』
SCP-636-JP 『錯覚具象化脳炎』
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明: [SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]
インタビュー記録のテンプレート
対象: [人間、団体、SCPオブジェクトなど]
インタビュアー: [インタビュアーの名前。必要に応じて█で隠しても良い]
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
インタビュアー: [会話]
誰かさん: [会話]
[以下、インタビュー終了まで会話を記録する]
<録音終了, [必要に応じてここに日時(YYYY/MM/DD)を表記]>
終了報告書: [インタビュー後、特に記述しておくことがあれば]
実験記録のテンプレート(通常版)
実験記録XXX - 日付YYYY/MM/DD
対象:
実施方法:
結果:
分析:
実験記録のテンプレート(簡易版)
日時: 出来事
テキスト装飾
太字
斜体
下線
打ち消し線
サイト内リンク
外部サイトへのリンク
██████ or (U+2588, FULL BLOCK)
折りたたみ
脚注
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テキスト
テーブル
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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの移動不可能な性質の為、SCP-XXX-JPの存在する雑居ビルは現在財団の管理下に置かれています。ビル入口には2名以上の警備員を常駐させ、関係者以外の立ち入りを抑止し、場合によっては記憶処理を実施して下さい。SCP-XXX-JPの天井・床・内壁・ドアはステンレス鋼製素材へと交換されると共に防音素材が敷き詰められ、気密化されています。SCP-XXX-JP-2への進入口はステンレス鋼製パネルによって封鎖されています。SCP-XXX-JP-2内部に進入する際は化学防護服と安全帯を装着し、進入中は必ずSCP-XXX-JPのドアは閉じて下さい。1週間ごとにSCP-XXX-JP内部の清掃・点検を行い、破損が見られた場合は直ちに修復します。
説明: SCP-XXX-JPは東京都██区██に存在する雑居ビル、██ビル2階に存在する個室便所です。元々は洋式便器と天井埋込型換気扇が設置されていましたが、いずれも財団による収容後に取り外されています。
SCP-XXX-JPの換気扇が設置されていた開口部は未知の生物(SCP-XXX-JP-1に指定)の体内(SCP-XXX-JP-2に指定)、咽喉部と推定される部位の内壁へと繋がっています。SCP-XXX-JP-2内部との無線通信は電波が途絶する為失敗しますが、有線通信は問題なく行う事が可能です。これまでの調査により得られた情報から、SCP-XXX-JP-1はヒトに酷似した身体構造を有し、体高はおよそ██m前後であると推定されています。
SCP-XXX-JP-1の生体活動の結果として、SCP-XXX-JP-2と繋がった状態のSCP-XXX-JPは様々な影響を受けます。以下はその例です。
- SCP-XXX-JP-1の呼吸、咳、くしゃみ等に伴う室内の急激な気圧の変化。この気圧変化により、収容時点でSCP-XXX-JPの換気扇の固着具は破損していた。一部の部品が紛失している事から、SCP-XXX-JP-1の体内に吸入されたと推定されている。
- 未知の動植物の生体組織片及び酵素を含む唾液、あるいは胃液と推定される強酸性の分泌液の流入。この分泌液により、収容時点でSCP-XXX-JP内部は腐食していた。
- SCP-XXX-JP-1の発声に伴う爆音の発生。現時点までに確認されたものでは███dBが最大。この爆音により、収容時点でSCP-XXX-JPのドアは破損し外れ掛けていた。
SCP-XXX-JPは20██年8月██日、██ビルの存在する地区を管轄する██警察署に「真夜中にビルから爆音がした」との一般市民からの通報があった事をきっかけとして財団に発見されました。収容後に行われた聞き取り調査で同日18時頃にSCP-XXX-JPを使用した際には異常が見られなかったとの証言がある事から、同日18時以降に異常性が発現したものと考えられています。
事件記録XXX-JP-1: 20██年10月█日、ロボットによる遠隔操作でSCP-XXX-JP-2の咽頭粘膜より生体組織サンプルの採取を試みた所、嘔吐と推測される現象が発生。流入した吐瀉物によりSCP-XXX-JPのドアが破損、吐瀉物がSCP-XXX-JP外部に流出し、██ビル周辺で異臭騒ぎが発生、警察が出動する事態となりました。事態の収拾までに職員██名が吐瀉物に触れた事が原因と思われる軽度の化学熱傷を負った他、職員及び周辺住民███名が悪臭により吐き気や頭痛、眩暈などの症状を訴えました。最終的にカバーストーリー「ガス漏れ」が適用され、被害を受けた住民にはクラスBの記憶処理が実施されました。サンプルの採取に用いられたロボットは発見されておらず、吐瀉物と共にSCP-XXX-JP-1の口腔より排出されたと推定されています。本事例の責を問われSCP-XXX-JP研究主任の██博士はその任を解かれ、後任として水無月博士が着任しました。
喉の奥に指を突っ込む様な真似をすればこうなるに決まっている。未だに臭いが取れていない気すらするよ。 ――水無月博士