K0kushiの実験場
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アイテム番号: SCP-477-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル: SCP-477-JPは、サイト-8015の隔離・密封された保管庫内のプラスチック製の密閉され鍵の掛かった箱の中に保管されることになっています。実験等に伴う持ち出しの際は保管責任者に許可が必要です。SCP-477-JPを取り扱う際には長手袋等を着用し、非接触状態のSCP-477-JP(以後SCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bとします)決して素肌で触る事の無いようにしてください。生命体のいかなる体液もSCP-477-JPに付着しない様にして下さい。

説明: SCP-477-JPは、2つの一般的な丸型磁石がくっついたような姿に見えます。他の磁石と見た目が違う所は、S極N極の着色が一般的な磁石と逆になっている点のみです。
SCP-477-JPの異常性は、SCP-477-JPが2つに分離した際に生命体が素肌で触れることにより表れます。
SCP-477-JPは、南極にて見つかった2つの日本人とみられる男性の凍死体の手から発見されました。死体が南極に来る人間としては異常なまでに薄着であった点と、2つの凍死体の所持品がこれもまた南極に来る人間としては考えられない物品ばかりであったことから、死体に握られていたSCP-477-JPが何らかの形で男性を南極へ移動させたのではないか、と考察され、財団に保護されました。

非接触状態のSCP-477-JPを生物が肌でを一瞬でも共通して触れると、接触の瞬間にそれぞれ生物が居た半球とは逆の北極、南極のどこかへ移動させられます。どちらの大陸においても移動する場所は完全なランダムである事が判明しています。

実験記録477-JP-1 - 日付2009/11/29

対象: 北半球に居るDクラス職員2人

実施方法: 完全な防寒具を着用したDクラス職員2人にSCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bを素肌で触れさせる

結果: Dクラス職員は同時に南極のボストーク観測基地の付近に瞬間的に移動し、無事にSCP-477-JPとともに生還しました。瞬間移動の時、体が引っ張られるような感覚がしたと報告がありました。

分析: 実験結果としては最も一般的であり、凍死体事件の直接的原因だと証明が出来ました。

ふむ、良好な結果だ。南極探検隊や北極探検隊の移動に使えるかもしれん。 -??博士

実験記録477-JP-2 - 日付2009/12/1

対象: 南半球、北半球にそれぞれ居るDクラス職員2人

実施方法: 完全な防寒具を着用したDクラス職員にそれぞれにSCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bを素肌で触れさせる

結果: 2人の職員が同時に北極に近いニーオーレスン基地付近、南極のプログレス基地付近にそれぞれ瞬間移動しました。両名とも無事にSCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bとともに生還しました。

分析: SCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bが別の半球にあっても機能することが分かりました。

SCP-477-JPの性質上、SCP-477-JPの回収に時間がかかるのが難点だな。 -??博士

実験記録477-JP-3 - 日付2009/??/??

対象: 赤道上に居るDクラス職員1人

実施方法: 完全な防寒具を着用したDクラス職員の両手にSCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bをそれぞれ触れさせる

結果: 南極、北極両方で体が2つに分断された職員の半身が発見されました。調査の結果、かなりの速度で赤道に対し垂直に分断されていたことが分かりました。分断された防寒具の繊維は縦方向に断裂していました。
分断されたそれぞれの半身からは血液などの体液が全て消滅していることが分かりました。SCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bがそれぞれの手の中に無く、捜索の結果、2つの半身の手から等距離上にある海上にくっついた状態で発見されました。その点にSCP-477-JP-A、SCP-477-JP-Bが至るまで、海上・陸上から約10mの地点を高速で飛行していたことが分かりました。この移動は磁力によるものでなく、単純な「戻る力」による物であったようです。

分析: SCP-477-JPは生物の体液を吸収することでSCP-477-JP-AとSCP-477-JP-Bを合体させようとする力を発生させるようです。

一緒に居たいのかな? でもまぁ自らくっついてくれるなら有難い限りだね。 -??博士