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アイテム番号: SCP-558-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-558-JPはエリア「ふ」内の保管室の遊具箱に保管されています。SCP-558-JPを許可無く保管室から持ちだすことは禁止されています。混同を避けるため、収容エリア内に手鞠、模様のあるボール等の持ち込みを禁止します。
SCP-558-JPは人間が接触するごとに表面の模様が変化します。
収容ごとに表面の模様を写真に撮り、変化があれば報告書を修正してください。
SCP-558-JPは子供のいる場所に移動する特性があります。10歳未満の児童を最低一人、エージェント扱いで収容保管室の付近に配置してください。消失から帰還した者はSCP-558-JPを保管室へと収容してください。
SCP-558-JPでの実験、収容においてはDクラスを使用するべきではありません。

説明: SCP-558-JPは子供用遊具として制作された日本製の手鞠です。
SCP-558-JPは1999/5/5、██県█市██児童館で発生した惨殺事件の現場から回収されました。収容方法がわかっていなかったため回収時に数人のエージェントが消失、終了しています。
SCP-558-JPに最低一週間触れる者がいない場合、SCP-558-JP-Aが発生します。SCP-558-JP-Aは和装姿をした5~7歳の幼い少女の姿をしており、SCP-558-JPを持って壁やドアをすり抜け移動します。
SCP-558-JPの周囲10m内に人間が入った場合、SCP-558-JP-Aが歌声を発しながら複数体発生、歌声を聞いた者を遊びの輪に誘います。SCP-558-JP-Aの「遊び」に誘われた者はどちらを選択してもその場から消失しますが、[参加]した場合と[拒否]した場合で行き先が変わります。

「遊び」に参加した者はどこかの庭でSCP-558-JP-Aと数分遊んだ後、元の場所に帰還します。現実では数日~数年が経過しています。
「遊び」を拒否したものは暗い屋敷の中へ転移し、頭部に角を持つ身長2m程の人型生物に追い回されます。屋敷のどこかに隠されたSCP-558-JPを見つけ出すと元の場所に帰還する事ができます。
屋敷の中で数年間追い回されていた者もいますが、現実では数分しか経っていません。人型生物に捕まった場合は遺体となって元の場所に帰還します。

帰還したエージェントはSCP-558-JPを保持し、保管室へと移送、箱に収めてください。この手順を放棄し放置された場合SCP-558-JP-Aが発生し、移動を再開します。