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SCP-XXX-JP

██動物園にて撮影されたSCP-XXX-JP

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト-81██の一般大型動物用飼育室にて収容されます。飼育・清掃を担当するDクラス職員以外の飼育室への立ち入りは、レベル2以上のクリアランスを持った職員の許可を必要とします。餌は、生の牛肉、馬肉、鶏肉を組み合わせたものを与えます。適切な量と組み合わせに関しては季節ごとに違いがある為、別紙を参照してください。

説明: SCP-XXX-JPは、非常におとなしく問題の無いオスのスマトラトラ(学名:Panthera tigris sumatrae)です。一般的な遺伝子検査の結果、SCP-XXX-JPの遺伝子構造は標準的なスマトラトラと一致しています。

SCP-XXX-JPの特異な点は、”その危険性を認識できない”点にあります。SCP-XXX-JPの前にいる生物は、通常、スマトラトラを脅威と感じるだけの知能が認められる生物であっても、SCP-XXX-JPに対しては警戒的態度を取ることはありません。これは生命の危機に直面した場合も変わらず、SCP-XXX-JPに捕食されるに至っても、絶命するまで反撃・逃亡などの自己防衛行動を取ることは一切ありません。Dクラス職員を利用した実験結果から、捕食されている際の苦痛自体は正常に感じられることが判明しています。

SCP-XXX-JPは、██県の██動物園から██県にある██動物園への移送中に起こった██県山中での脱走事件の際、「仲間を捕食されている猪が警戒行動を取っていなかった」という目撃証言から異常性があるのではないかと考えられ、財団で保護されるに至りました。

補遺: 20██年の8月から9月にかけて、SCP-XXX-JPを収容している飼育室内で、給餌・清掃を担当したDクラス職員がSCP-XXX-JPに捕食されるという死亡事故が4件発生した為、サイト81██内でSCP-XXX-JPを収容している飼育室に何らかの危険な異常性があるのではないかという噂が流れました。

事態を重く見た██博士は、飼育室の異常性を確認する為、以下の手順にて実験を行いました。

実験手順: 年齢・性別の異なる3名のDクラス職員を1名ずつ、寝具などの必需品を設置した飼育室に30日間収容し、生活させる。毎日AM 10:15に身体、精神共に異常が無いかの検査を行い、経過を観察する。被験者の外出は許可しないが、飼育室内部での行動については特に強制しない。なお、SCP-XXX-JPは、人間と共に生活することがストレスになる可能性を考慮し、健常な状態を保つ為、実験中は別室にて収容される。

結果: 被験者3名共、長期間の室内待機による精神的ストレスや筋力の低下は見受けられたが、それ以外の異常は見られず、何事も無く実験は終了した。

上記の実験結果により、飼育室には問題のある異常性は認められず、死亡事故については不幸な偶然が重なった結果と判断されました。
SCP-XXX-JPの特別収容プロトコルに変更は発生しません。