mirara
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは一般的な危険物取扱ロッカーに保管され、厳重に施錠されます。使用にはサイト‐8181管理者の許可が必要です。SCP-XXX-1は焼却処分、SCP-XXX-JP-2は電子データとして保存の後焼却処分されます。

説明: SCP-XXX-JPは一般的な黒インクに類似した実体です。主にボールペンや万年筆に充填された形で発見されています。分析の結果、一般的なインクの成分に加えて[データ削除]に類似する分析不能な成分が検出されました。

SCP-XXX-JPは書類を作成する、会話を記録するなど使用者が明白な目的意識を持って使用する場合、特異性を発揮することはありません。この場合は通常の黒の筆記用具と同じように使用でき、使用者は「書き心地が良い」など好意的な感想を持つことが多いです。ただし使用者は通常時と比較して若干の集中力に欠け、メモに落書きをする、不要な書類の裏に無意味な絵を描くなどの行動を取りやすくなることが確認されています。

SCP-XXX-JPの特異性は、主に暇つぶしの落書きや居眠りの直前の意味不明な記述など、使用者の自発的な意思が無いあるいは極めて希薄な状態で使用された場合に発現します。この状態で書かれる内容は基本的に特に意味の読み取れない直線や曲線の羅列であり、通常のインクを使用した筆記具を持った場合に記述される内容と変わりません(以後SCP-XXX-JP-1と記述)。しかしこの記述がなされた書類などが破棄され、ごみ置き場などで蓄積された場合、不明なプロセスによりSCP-XXX-JP-1は一か所に集まり、インクの持つ粘性などにより固着し、意味のある図形や文書などを作成します(以後SCP-XXX-JP-2と記述)。

SCP-XXX-JP-2の内容は多岐に渡りますが、いずれもが異常な内容を含むことが共通点として挙げられます。SCP-XXX-1の必要量は確認されているもので3枚分程度から、枚数が多くなるほど異常性が増していく傾向にあります。また使用された集団の職種により、ある程度内容に偏りが見られるらしい事も判明しています。詳細な内容については補遺1を参照してください。
SCP-XXX-JPがこのような性質を示す原因は不明ですが、財団研究者によって使用者たちの集合的無意識から知識を引き出す特性があるのではないかという仮説が立てられています。

SCP-XXX-JPは、複数の企業などに勤務する財団内部職員による、「得意先としている文具店と別の仕入れ先が備品の取引先となり、詳細を調べたが判明しなかった」という報告が切欠で発見されました。相当数の企業から同様の報告が行われたため財団からの調査チームが派遣され、詳細な調査のを行った結果、該当する企業において廃棄物処理担当の業者の変更もほぼ同時に行われ、それらの詳細も判明していません。このため仕入先と処理業者の関与が推測され、廃棄物に対する調査の結果SCP-XXX-JP-2を発見。その後、SCP-XXX-JPとSCP-XXX-JP-1の確定につながりました。これらの業者、特に廃棄物処理業者については相当数のSCP-XXX-JP-2を確保していると推定され、現在さらなる調査が進められています。

補遺1:
現在、財団で収容されているSCP-XXX-JP-2は以下の通りです。

・一般的なビールとほぼ同じ飲み口の飲料の作成法。アルコール度数は50%以上。

・中学校数学の指導要領。いくつかの部分が改定されており、その通りに実施された場合、三年生修了時には数学検定1級並の学力を習得するが精神的な異常を併発する可能性が指摘されている。

・2165年度の東証株価予測

・詳細不明の化学構造式。[削除済]に類似しているが原子の種類が異なり、一般的な物と比べ約350%以上の熱伝導率と20%の軽量化が見込める。

・東アジア近海の海図。未知の小島が描かれており、調査の結果該当の場所に記述通り島を発見。30種類以上の新種の生物・植物が発見された。この島が現在まで発見されていなかった理由については調査中。

・[削除済]の死因が[削除済]であるという新説が記述された文章。財団所属の歴史学者に分析を依頼した結果、今まで謎とされた部分を矛盾なく説明できると評価された。一般に公開した場合、[削除済]の成立を根幹から否定すると思われる。

・SCP-███の特別収容プロトコル。財団の報告書の形式に完全に沿った形。SCP-███なるSCPは財団に存在していないが、収容先として記述されている地域において[削除済]。

・[削除済]。記述の通り実行された場合、30時間以内に日本の人口は6%に減少、[削除済]の比率が2900%まで上昇し、日本国内及び近隣諸国の生態系に致命的な偏りを引き起こすと予想される。必要経費は約5400円、消費カロリーは9万カロリー、該当する苗字は[削除済]と推定される。

補遺2-1:
新たなSCP-XXX-JPの使用が██県で確認されました。現在確認されているのは28都府県となります。
補遺2-2:
██県██市において、大規模なSCP-XXX-JPの収容違反が行われたことが判明しました。市役所に搬入されたSCP-XXX-JPが各種学校などにコンクールなどの景品として配布されたもので、約5000人以上に配布されたものと推定されています。この事態に対しカバーストーリー「不良品回収」と「ちり紙交換」、「スカベンジャー」を実行。SCP-XXX-JP、SCP-XXX-JP-1、及び2の回収、不明な回収業者の特定に全力を挙げています。
補遺3-1:
SCP-XXX-JP-2に有用な物が存在するため、回収したSCP-XXX-JPを財団フロント企業において使用する提案がなされました。現在、審議中です。
補遺3-2:
SCP-XXX-JPの財団サイト-8181における使用は却下されました。提案者の██博士は心理検査の後Aクラス記憶処理を施されました。

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト‐8181を含むあらゆる財団関係の施設に収容することが禁じられています。

説明:SCP-XXX-JPは、金属で構成された光背を持つ、黒塗りの木製の仏像だと推定される実体です。████年にサイト-81██に対する所属不明の襲撃者により奪取され、それ以降財団はSCP-XXX-JPを確保できていません。また、その際にSCP-XXX-JPの情報は削除されており、かつての収容プロトコルを含む詳細な情報は失われています。

現状で得られている情報はSCP-XXX-JPの特異性により得られたものです。SCP-XXX-JPは所有している組織あるいは集団の情報を外部に漏洩させる特性を持っています。情報は主に紙媒体の形をとり、所有組織に敵対する組織、あるいはマスコミを中心に、不明な手段で届けられます。内容は一般的な伝達事項から機密事項に及びます。

SCP-XXX-JPは████年に███の内部情報がサイト-81██へ届けられたことで存在が再確認されました。