Mol-san
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アイテム番号: SCP-725-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-725-JPの外部に対する危険性は低いため、現在はサイト-0250内の低セキュリティ保管室に一辺が30cmの正方形の透明なガラス容器内に保管されています。SCP-725-JPはサイト-8018内の床面積100㎡以上、天井の高さ7m以上の室内の中央に、台座に固定された一辺が30cm以上の鍵付きの透明な正方形の強化プラスチック容器内に保管されるべきです。容器の鍵はレベル3以上の職員のみが入室可能な部屋に保管されるべきです。また、SCP-725-JPを保管している部屋の出入り口は一つであるのが好ましく、その出入り口には常に警備員2人以上を配備すべきです。
SCP-725-JPを用いた実験をする場合、Bクラス以上の職員2名の許可を得るか、サイト管理者に文書による事前申請をし、それが受理された場合のみSCP-725-JPを使用できます。SCP-725-JPの主流煙には強い幻覚症状を引き起こす成分が含まれている事が明らかになっているため、直接吸引するのはDクラス以下の職員までに留めてください。

説明: SCP-725-JPは高さ88mm、横55mm、幅23mmで表面に日本語で『ブルーハーツ』と印刷された一般に市販されているタバコと同類の物のように見えます。しかし、本来市販品に書かれるべきである成分表示や注意文書がなく、『中里製造株式会社』の文字と、その企業のマークと思われるリスのロゴが印刷されてあるのみでした。

SCP-725-JPは、SCP-725-JP-1とSCP-725-JP-2の二つで構成されています。
SCP-725-JP-1は前述の大きさ、外装の箱状の物体で、その内部にはSCP-725-JP-2を20本含んでいます。SCP-725-JP-1は、内部のSCP-725-JP-2を消費した際、SCP-725-JP-1の蓋にあたる部分を閉める、という動作を行うことで内部のSCP-725-JP-2の総数が20本になるように自動的に補充されるという特異性を示します(これはSCP-725-JP-2を全て消費した場合でもです)。SCP-725-JP-1がどのようにしてSCP-725-JP-2を補充しているのかは判明しておりません。
SCP-725-JP-2は、SCP-725-JP-1の内部に含まれている、市販されている物と同型の煙草と思われる物体の総称です。SCP-725-JP-2の特異性は主流煙に喫煙者が望んでいる食べ物のフレーバーを付け加える、というものでその種類は多岐にわたしますが、共通点として香辛料を多量に含む食べ物のフレーバーは他のものに比べて粗悪に、甘味料を多量に含む食べ物のフレーバーは他のものに比べて上質なものとなる傾向にあります。また、この主流煙には強い幻覚作用を引き起こす未知の成分が含まれている事が20██/5/██の報告によって明らかになりました。

SCP-725-JPは、████県/████市/████████に在住しているエージェント ████の自宅の郵便受けに『どうぞご自由にお使いください』と書かれた紙と一緒に同封されていたSCP-725-JPをエージェント████が、当時直属の上司であった水見博士に譲渡したことで財団に認知、収容された。また調査の結果、戦前から今日に至るまで、SCP-725-JPをつくったと思われる、この『中里製造株式会社』と同一名の企業、もしくは同一のロゴマークを使用した企業は存在しないことが明らかになっています。

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]