NgyouAnashi

タイトル案:ashley 中島愛子 はいバリアー! Adlung博士の功名 中島愛子のはいバリアー!~ashleyの齎したAdlung博士の功名~

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容手順: 指定のエージェントは、SCP-XXXX-JP担当研究員に指定された天体の写っている1997年6月4日以前の媒体を、発見次第指示された通りに修正します。修正済みの写真にも二年毎に再修正を行ってください。また、全世界で新たな望遠鏡が発表される度に検査を行い、直接SCP-XXXX-JP指定オブジェクトを観測可能でない事を確認します。
オブジェクトの速度やそれを算出しうる数値、及び移動方向はレベル3-e未満の人員に公開されません。

概要: 199█年収容。標準的な人型実体です。詳細な観測が不能になる前には一般的な高校の女子用制服に見えるものを着用し、両腕を自身の体の前で交差させたまま両足を動作していたことが確認されています。県立██高校の生徒として在籍していたN██████ A███(以下N.A.)であるとされていますが、接触が極めて難しい事やオブジェクトの顔が視認できない事などから確実な本人確認は出来ていません。
オブジェクトは秒速[編集済]mで太陽系から█████座の方向へ直線軌道で遠ざかっています。この速度及び軌道は一定であり、外部からの干渉では一切変動していません。しかし、周囲の物体へは一方的に物理的干渉を起こします。その際に発生する破壊の度合いやオブジェクトの背後に観測できるNGC ████の歪みなどから、オブジェクトは推定5.7×10^██kgの質量を持つように振る舞うことが判明しています。これらの特性を利用し、オブジェクトの特異性の維持を確認するために微細な空間の歪みと進路上の天体を観測してください。

収容経緯: 1997年6月█日深夜、福岡県北部の███の海岸沿い道路付近で爆発が発生し、同時に大規模な衝撃波が周辺地域を襲いました。場所の特性上家屋の倒壊などは発生しませんでしたが、死者7名、行方不明者4名、負傷者約600名を出したこの災害は大々的に報道されました。
当初、原因は隕石の空中爆発とされていましたがこれは国の災害調査チームによってほぼ否定され、衝撃波の影響から逆算して道路から上空へ何らかの物体が射出されたのではないかという説が浮上しました。また、複数の目撃者による"上昇する隕石"の証言が報道され始めた為、財団が国から調査を引き継ぎ情報統制を敷きました。なお現場には"ディアトロフ"118番が施され、衝撃波で倒れた樹木の回収及び植林が2ヶ月以内に完了しました。


行方不明になった県立██高校の生徒N.A.の詳細な調査を行なった結果、自宅の机の中に保存されていた手紙から同年3月にG.O.I."魂の乙女達"と接触していた事がほぼ確定し、また事故の3日程前から夜間に制服を着用して家を抜け出していたという母親の証言から、一連の事件の重要人物として集中的な捜査が開始されました。研究班は、手紙の内容と"魂の乙女達"首魁:真黒峠魂薙からの聴取によって、N.A.は3次元空間に於ける絶対的な位置に自身を固定する特異性を持つと推測し、目星をつけられた複数の宇宙空間の座標の観測が開始されました。
同年同月██日、目撃者証言と衝撃波から推測された████座方向、太陽系から約[編集済]km離れた地点で人型の実体が発見されました。高校の女子用制服に見えるものを着用し、予測された角度2で存在していたそれをSCP-XXXX-JPとして収容する事が即日決定。その後199█年█月には財団の保有する特ケプラー型宇宙望遠鏡群でも直接的な観測が不可能な距離まで遠ざかり、現代の技術では観測が不可能になったため、それを利用した特別収容手順が制定されました。
事故現場である███周辺の補完調査は2001年2月に終了しました。

メモ:

G.O.I."魂の乙女達"首魁:真黒峠魂薙 聴取記録53 1997年6月██日
概要: 福岡███爆発の行方不明者N██████ A███(以下N.A.)に関しての尋問
責任者: 虎屋博士 指示者: 福岡███爆発研究班 尋問担当者: エージェント永友
形式: 房内とのテレビ通話

以下、聴取記録
〈責任者の虎屋博士が尋問の開始を宣言〉

A.永友: N██████ A███にはどのような力を与えた?

真黒峠: あの子を見つけたのね?

A.永友: 貴方の質問は受け付けない

真黒峠: 貴方がたが彼女の攻略に手こずっていると思うと愉快でたまらないわ。何しろ、どうやってもあの子の防御を外部から解く方法は無いのだから

〈N.A.の特異性が耐久力の増大を含むと研究班内で推定。その線で質問するようエージェントに指示〉

A.永友: あれはどの程度まで衝撃に耐えられるんだ?

真黒峠: 無敵よ

A.永友: 具体的には、どの程度無敵なんだ

真黒峠: 文字通り。貴方がたの事だから機関銃くらいは持ち出したでしょうけど、戦車だって彼女相手に何もできないでしょうね。無理だけど、例え太陽に突っ込んでも無事でしょう

A.永友: 解除する方法は無いのか

真黒峠: 彼女にあのポーズをやめさせればいいわ。できるものならだけども

〈"ポーズ"について研究班で議論されるも、虎屋博士の提案により聴取を優先〉

A.永友: [指示により、眉間に皺を寄せる]

真黒峠: 困っているようね。あの子はどこかの通路の入り口でも塞いだのかしら? それとも道の真ん中に立って貴方がたの隠蔽を邪魔してるとか?

A.永友: 貴方の質問は受け付けない

真黒峠: 答えられないのでしょう? だってあの子は能力を発動している限り、あらゆるものを阻む。この世界に於ける絶対的な座標と化す。他の何ものも侵せはしない

A.永友: 絶対的な座標とはなんだ?

真黒峠: 貴方がたは高々世界を征服してる程度で、私達より強いなんて思わない事ね。不動の力と強固な意志を持つあの子一人でさえ手に負えないのだから[高笑い]

A.永友: 不動の力とはなんだ?

真黒峠: [高笑い][咽せる]

〈虎屋博士が尋問の終了を宣言〉

G.O.I."魂の乙女達" 重要資料6 真黒峠から[編集済]3へ送られた手紙の内容
ashley4さん

果たして、貴方に守りたいものはありますか。
何者にも動かされたくない心はありますか。
貴方も知るように、私は全ての虐げられている乙女の意志を守るために戦っています。
もし、貴方が私達とともに正義のため戦ってくれるなら、何物にも動じぬ力を授けましょう。
近々、旅の最中に福岡に辿り着きます。
3月20日の正午に博多駅の筑紫口へ来てください。

Macro to get a Mana
真黒峠魂薙

以上の資料から、真黒峠魂薙は単純に地上で自身の座標を固定して防御する特異性をN.A.に付与したつもりであると推測されています。
機密情報であるSCP-XXXX-JPは真黒峠魂薙に通知されません。

補遺1: 2009年8月17日、ドイツ人研究者のMichaer Adlung氏の論文"Absolute Geschwindigkeit der Erde(地球の絶対的速度)"が発表され、同論文内にて3次元空間に絶対的に固定された物質の相対的な速度をSCP-XXXX-JP指定オブジェクトのものとほぼ同等としている事が判明しました。
Adlung氏は即座に拘束され尋問を受けましたが、彼は既知の要素の解析に加え、実験によって得られた既存の科学では全く説明のつかない力(SCP-████とその理論を使用した財団技術B58C9とSCP-███の影響)と独自の理論の影響を仮定し、全てを自力で導き出したと説明しました。またSCP-XXXX-JP担当研究員立会いのもと行われた彼の手記と日記の精査により、Adlung氏はオブジェクトを観測せずこの速度を算出した可能性が極めて高いと判断されました。これにより、それまで解明されていなかったSCP-XXXX-JPについての理論が完成し、Adlung氏はこのオブジェクトの速度について多大なる関心を持っていた統一場理論研究部に表彰されました。彼は特別研究員としてサイト19に雇用され、論文は先進技術収容課によって保管されます。

補遺2(オブジェクトによる天体への干渉情報): 2014年2月現在、オブジェクトは依然NGC ████へ向かって移動しています。天体への最後の直接干渉は2007年7月の衝突による小惑星██████の軌道変更です。