nishite_nishi

オレはゴリラだぞウッホウッホ

山神SCPtale

「親父?何あってんてこんな夜遅くに」
「と、俊夫、今すぐ、今すぐ逃げるんや……!」
「なんやってんてこんな夜に。熊か?この時期に出るんは珍しいやん」
「黙って篤子さん連れて逃げぇ言うとるんや!はようせんと!もう間に合わん!うらは西さんとこに連絡する!」
「親父どうしてんて……親父?もしもーし!何切っとれんて親父!親父!?」

西暦1984年12月15日午前13時27分。この会話が行われた時点で財団は未だ眠っていた。
いや、そもそも人類にとっての第二波が、こんなにも早く襲って来ることを想定できていなかったのだ。
財団が前回の襲来のときに行った完璧なまでの記憶処理は皮肉なことに住民の避難を鈍らせ、朝が来るまでに21世帯の人間を"嵐"が襲った。
太陽が昇る前に財団は情報統制を敷き、各種マスコミに対する規制を敷いたがその時点で、暴れ龍は既に人を食らい過ぎていた。

「今回の責任者は一体誰になるんだね?エージェントT」
デスクに座り不機嫌そうにタバコを蒸かす老人は、回収されたビデオを見ながらぼやいた。
「そういうことはまず、事態の収拾がついてから言うもんですよ」
機動隊の格好をしたエージェントDと呼ばれた壮年の男性は白衣の男に向かう。
「それより私たちが聞きたいのは、アレを止める方法です。芹田教授」
「なに?まだ終わってなかっただと?今このセクターが有する限りの戦力の使用を許可したじゃないか」
「その曖昧な指示のせいでF-1が無駄になりました」
博士は一度目を見開くと、嘘だろうと呟いた後自らの頭を抱え、ただでさえ少なくなっている髪の毛を強く掴んだ。
「……我々が初めてあれを保護した時、一発限りの災害か何かかと思っていた。だがそれは、やはり間違いだったようだな」
「やはり?教授は何か情報を知っていたのですか?」
「ふん。このセクターのエージェントにすら私が提出した情報を教えなかったのか。……今回ばかりは恨むぞ」
そう言うと芹田は急にソファから立ち上がると本棚へ向かい、そこから一冊のファイルを取り出した。
「これが前回の山神の襲来の事件記録だ。そしてこれが……」
ファイルがあった所の隣に置いてある本を掴み取り、デスクの上へ置く。
「前々回の襲撃。これが前前々回。これが前前前々回、これもそうだ」
ずんずんと本棚から本や古文書の写し、文献をファイリングしたものをデスクへ並べていく。
「分かるか?奴は、一度限りの台風じゃないんだ」
エージェントTは生唾を飲み込むと、教授が最初に取り出したファイルを掴んだ。
「それでは、人類は今まで何度も奴と戦ったということですね?」
「そうだ」
「では、どうやって?」
「この辺りの全ての集落が、出で松明両手に合戦して倒したなんてデータはあったな」
芹田は本の山の中から青いファイルを掴むと、ほら、これだこれとページを開いた。
「今は冗談を言ってる場合では……」
「わかってるよ」
「では……」
「駄目なんだ。いや、まだ駄目なんだ」
「教授。真剣に……」
「私はいつでも真剣だよ」
ふ、と息をつくと芹田はデスクから一冊の本を抜き出した。
そして両手でまるで大切な物の様に顔へ近づけると俯いて本に頭を預け、エージェントTに聞こえないほどか細い声で、だめなんだ。と呟いた。
「少し、収容違反をしてもいいかね?エージェント」
「教授……あなたは一体何を……」
芹田は顔を上げ、苦虫を噛み潰したような顔でTを見つめると、Tは目を細めた。

「クソッ一体なんだってんだあれは!」
小型の火炎放射器を手に

SCP For our sons

・イカSCP

やりたいこと

  • ヤマと民族のみをころすアイヌ由来の何か
  • ノートor参考書などのらくがきを用いたSCP
  • 巨大蚊柱つかった怪獣大戦争 パシフィックリムしたい……