これは実際に起こった話らしい。もう20年近く前になるか、某鹿県の片田舎にある親戚の家に小学生の男の子が夏休みに一週間ほど泊りがけで訪れたそうだ。ど田舎なもんで親戚の家の周りは殆どが畑か田んぼしかないし、男の子の遊び場は自然と近場の山とかになっていった。
財団レクチャー用テレビ教材シリーズ第██回 ユーリカ研究助手の1日
皆さん、お元気ですか?この教材は新人研修員向けの教材資料として作成されました。
このシリーズでは、研究員を陰で支える助手にスポットライトを当て、彼らの知られざる業務と苦労をご紹介したいと思います!今回取材させていただくのは野良博士の専属研究助手(自称)ユーリカさんです!
それでは行ってみましょう!
現在時刻は午前3時半、場所は野良博士のご自宅前です。あ!ユーリカさんがいらっしゃいました!ユーリカさんおはようございます!
「おはようございます!」
今から何をされるんですか?
「はい!今から野良博士の身の回りのお世話をしようと思います!彼、私がいないと何も出来ない人なので(笑)」
なる程!しかし野良博士はご就寝中みたいですね!戸締りもしっかりされているようです、どうするんですか?
ユーリカ「大丈夫です!私がこっそり作った合鍵がありますので!」
合鍵ですか、流石ですね!この後野良博士のご自宅に入ったユーリカさんは午前6時まで野良博士の寝顔を観察していました!ユーリカさんのお話によると野良博士は毎朝午前7時に起床されるそうなので、それまでにその日着用する衣服、朝食、昼食のお弁当を準備されるそうです!凄いですね!
只今の時刻は午前8時半です!朝食などの準備を終えられたユーリカさんは一度外に出て野良博士を待っているそうです!こうして毎日お二人は一緒にご出勤なされてるそうです!仲がいいですね!
業務中のお二人は真剣そのものです!お二人の息の合ったコンビネーションには脱帽ですね!
お昼はお二人でお揃いのお弁当を食べていらっしゃいます!本当に仲がいいですね!おやおや?食事中のお二人に串間保育士が話しかけてきましたね。野良博士が談笑してるお隣で、ユーリカさんはすごく不機嫌そうです・・・
やっぱり職員は仲良くして欲しいですね!
本日全ての業務が終了しました!どうやら野良博士はご帰宅されるようですね!でも、ずっと一緒だったユーリカさんのお姿が見えません。どこに行ってしまったのでしょうか?
大丈夫!ユーリカさんは業務終了と同時に野良博士のご自宅に直行されており、既に夕飯、寝具、お風呂の準備等をしていらっしゃいます!野良博士がご帰宅される頃には出来たての夕飯と熱々のお風呂が準備されていることでしょう!
皆さん、如何でしたか? このように研究員と助手はお互いに助け合って日々の業務に精を出しているのです!皆さんもユーリカさんに負けないように、しっかり頑張りましょうね!それでは次回の回でまたお会いしましょう!さようなら!
※この映像資料は個人に対するストーカー行為、不法侵入などを推奨するものではありません。
※ユーリカ研究助手は特殊であり、決して真似しないようにお願いします。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは低危険物ロッカーに収容してください。SCP-XXX-JPを使用した実験に参加を希望する場合は所定の申請書をサイト管理者に提出してください。申請書には国籍が明記された公的効力を有する書類を添付してください。サイト管理者および実験担当主任の審査の後、審査結果が通達されます。
説明: SCP-XXX-JPはNATO軍が使用している多機能双眼鏡JIM LRに酷似していますが、SCP-XXX-JP上部に多機能双眼鏡JIM LRに存在しない押しボタン状のスイッチが存在し、更にSCP-XXX-JPは未知の金属及び未知の合成樹脂により構成されています。更に多機能双眼鏡JIM LRに搭載されている機能の殆どがSCP-XXX-JPに搭載されておらず、焦点距離等も通常の多機能双眼鏡JIM LRより低倍率です。尚、SCP-XXX-JPから製造番号、製造年月日及び製造元を特定可能な情報は得られていません。
SCP-XXX-JPを通して対象を視認し、SCP-XXX-JPの上部に位置する押しボタン状のスイッチを作動させると警告音の後およそ30秒から1分以内に対象の視認外高度1で食品類の出現および自由落下が発生し、出現はおよそ5秒間継続します。使用される食品類は、落下開始と同時に時速約200kmから約300kmまで加速し、食品類が生物、建造物、地面等へ接触するまで速度を維持し続けます。SCP-XXX-JPが目標座標、目標物として指定できる範囲は、SCP-XXX-JPの周囲半径500m以内と判明しています。
出現する物体はすべて既知の食品類です。ある程度調理された食品だけではなく、菓子類やレトルト食品などの加工食品も含まれます。視認外高度自由落下に使用された食品類は鮮度が高く消費することが可能です。SCP-XXX-JPを使用した人物の国籍や出身国に応じて使用される食品類が変更されます。これによりSCP-XXX-JPには使用者の国籍及び出身国を把握する機構が備わっていることが判明しています。尚、無戸籍者及び完全な無国籍者2がSCP-XXX-JPを使用した場合、SCP-XXX-JPは特異性を発揮しません。
自由落下中の食品類が生物、建造物、地面等に接触した際に小規模爆発の発生が確認されています。しかし爆発原因を特定するまでには至っていません。発生する爆発はSCP-XXX-JPの使用時に指定された目標物の無力化及び破壊をするに充分な威力を有しています。また指定した目標物が大型化もしくは高強度化に伴って爆発の威力、落下する食品類の増加が確認されています。目標物に指定可能な物体は一般的な乗用車から中程度の家屋、小程度のビル状建造物まで確認されています。それ以上の規模の物体、上空を飛行している航空機や他の惑星、衛星などへの爆撃は確認されていません。座標指定した場所に攻撃対象となりうる目標物が存在しない場合は、指定された座標の地面に小程度から中程度の視認外高度からの食品類の自由落下が行われます。食品類を用いた自由落下が目標地点上空のどの高度で開始されているのかについては未だ判明していません。
視認外高度に出現した食品類は、出現した全ての食品類の自由落下が終了するまでの間、未知の緑色膜状物質によって保護され形状を保持しています。緑色膜状物質は出現した全ての食品類の落下完了後即座に消滅します。また、落下に使用される食品類には生物、地面、建造物等への接触時に生じる衝撃や爆発による衝撃及び気圧の変化等が発生しており、食品類が密閉された容器等に封入されている場合、視認外交度からの自由落下のため気圧の変化によって容器が破損している可能性があります。
補遺 :食料品支援用対地爆撃誘導装置█████取扱説明書
この説明書では食料品支援用対地爆撃誘導装置█████の安全で正しい使用方法を明記しています。しっかりと目を通してください。食料品支援用対地爆撃誘導装置█████は最前線で戦闘を行う部隊への食糧支援及び攻撃支援用に開発されました。
█████を使用する際は攻撃目標を█████を通して視認し、上部にあるスイッチを作動させてください。この際、友軍への誘爆、誤爆の可能性を極力排除するため使用前は必ず目標地点付近の確認を行ってください。
爆撃終了後の食料品はそのまま消費することが可能ですが、前線の衛生環境を考慮して即座に消費することが望ましいです。
爆撃終了までは食料品を我が軍が開発した特殊な物質で保護しており、飛び散ることはありませんが衝撃は食料品に伝わっているので缶詰などの密閉されている物体の場合は爆撃終了後破損している恐れがあります。食料品を保護している物質は人体に無害なので安心して使用してください。
日付2015/7/██
対象: 標準的な普通乗用車
使用者: Dクラス職員 d-10██
国籍及び出身国: 中華人民共和国
実験結果: 乗用車は問題なく爆撃によって破壊され、爆撃跡からは様々な調理法で調理された約30個の餃子が発見されました。餃子は回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/7/██
対象: 装甲の追加及び防弾仕様に改造した普通乗用車
使用者: Dクラス職員 d-10██
国籍及び出身国: 大韓民国
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より█%の威力増加が確認されました。爆撃跡からは数種類のキムチが約30個ほど発見されました。キムチは回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/7/██
対象: M20装甲車
使用者: 研究員 ██研究助手
国籍及び出身国: 日本
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力増加が確認されました。爆撃跡からは様々な具のおにぎりが約40個ほど発見されました。おにぎりは回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/7/██
対象: AAV7
使用者: 研究員 ████████客員研究助手
国籍及び出身国: フィンランド共和国
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力増加が確認されました。爆撃跡からはサルミアッキが約300粒ほど発見されました。サルミアッキは回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/7/██
対象: M1151ハンヴィー
使用者: 研究員 ████████客員研究博士
国籍及び出身国: カナダ
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力低下が確認されました。爆撃跡からは発酵したアザラシが3頭ほど発見され、アザラシの体内からキビヤックが約600個回収されました。キビヤックは回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/8/██
対象: M1エイブラムス
使用者: 研究員 ██博士
国籍及び出身国: 日本
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力増加が確認されました。爆撃跡からは様々な種類の天ぷらが約100本ほど発見されました。天ぷらは回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/8/██
対象: M1A2
使用者: 研究員 ███博士
国籍及び出身国: 日本
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力増加が確認されました。爆撃跡からは様々なネタの標準的な握り寿司が約800貫ほど発見されました。握り寿司は回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/8/██
対象: 73式大型トラック
使用者: 研究員 ███客員研究助手
国籍及び出身国: 中華人民共和国
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力低下が確認されました。爆撃跡からは哺乳類の物と推測される脳髄が約30個ほど発見されました。回収された脳髄は、分析の結果脳髄は類人猿の物であると判明しました。その後脳髄は全て破棄されました。
日付2015/8/██
対象: 標準的なコンテナ住居
使用者: 研究員 ██████████客員博士
国籍及び出身国: ドイツ連邦共和国
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力増加が確認されました。爆撃跡から様々な種類のソーセージが約60本ほど発見されました。ソーセージは回収後、分析の後破棄されました。
日付2015/10/██
対象: 標準的な簡易建設ビル
使用者: 研究員 ██████客員博士
国籍及び出身国: スウェーデン王国
実験結果: 問題なく目標物を破壊。前回の実験より██%の威力増加が確認されました。食料品の接触時、食料品が四方に拡散しました。爆撃跡から製造後約3ヶ月経過したシュールストレミングの缶詰が約200個ほど発見されました。回収の際、シュールストレミングの缶詰全体の90%が破裂しており、実験に使用された演習施設を中心に半径1kmを汚染しました。シュールストレミングは回収後、分析の後全て破棄されました。演習施設及び周囲半径1kmの範囲に勤務していた職員により、嘔吐、食欲不振、呼吸困難などの健康被害と演習施設管理班、清掃班、訓練教官、訓練生などから多数の被害が報告されました。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは最低でも幅10m、高さ10m、奥行10m以上の厳重に施錠された倉庫に保管してください。倉庫外には警備スタッフを3名配置し、心身に異常が生じた場合速やかに報告してください。倉庫内にはカメラを設置し、SCP-XXX-JPを監視してください。なお、SCP-XXX-JPの特性上警備員を倉庫内に配置することは推奨されていません。
説明: SCP-XXX-JPは幅2,4m、高さ1,8m、奥行2,3m程で重量約900kgの標準型ガンシューティングゲーム筐体です。エージェント███によって、奈良県██市の廃墟となった███ビルで発見されました。SCP-XXX-JPは基本的に不活性化しています。しかし、最低1名以上の人間がSCP-XXX-JPの半径5m以内に接近した場合、活性化します。SCP-XXX-JPの動力は不明です。活性化状態のSCP-XXX-JPは筐体の画面と思われる部分から映像を流します。映像の内容は記録α-01を参照して下さい。活性化状態のSCP-XXX-JPを人間が肉眼で目視すると、半ば強迫観念のようにSCP-XXX-JPで遊びたい衝動に襲われます。この症状に陥った者は銃型のコントローラーと思われる部品を持ち、画面に向かって構えます。すると画面の映像は変化し、ゲームが始まります。極めて一般的な性格の被験者が、コントローラーを所持した際に発生した精神の変化から、コントローラーによって何らかの精神操作が発生していると推定されています。SCP-XXX-JPゲームの内容自体は一般的なガンシューティングゲームですが、ゲーム内に登場する敵NPCは銃型コントローラーを所持している人物が過去に出会った人物、とりわけ被験者に敵対的、または被験者が好意的に思っていなかった人物が登場します。そして、敵NPCに被験者がゲーム内で弾丸を発射し、それが命中した場合、命中箇所が断裂または破壊、というようなゴア表現的なエフェクトが発生します。このゴア表現的エフェクトは、ゲームをプレイしている被験者に更なる快感をもたらす効果があることが推定されています。SCP-XXX-JPが如何なる方法を用いて記憶や感情を読み取っているのかは不明です。今までの実験で█つのステージが存在することが確認されていますが、実際のステージ数は不明です。画面のゲーム内で弾丸を発射する行動を取るたびに、被験者の骨のうち█.██%が消費されます。更に画面内の敵NPCの攻撃が命中すると、被験者の主要な臓器の1つが永久的に機能を停止し、壊死します。機能が停止する臓器はSCP-XXX-JP自身が無作為に選択しているものと思われます。SCP-XXX-JPをプレイしていた被験者が終了すると、画面に大きく██████と表示され、活性化範囲内に別の人間が存在しない場合は、不活性化状態に戻ります。SCP-XXX-JPの起源は不明で、SCP-XXX-JPの正面にガンゲームと大きくペイントされており、背面には開発会社と思われる企業名███が記されていましたが、未だに痕跡すら発見できていません。
補遺
記録α-01
爆発や銃撃の映像が流れ、一人の男が中央に登場する。
映像は3Dであり、登場人物もポリゴンで構成されている。やあ諸君!私の名は█████少佐だ!
今から君たちは我が███部隊の一員だ![銃声]
我々の任務は祖国███を守るために、テロ組織███と戦うことだ!
あの[暴言]どもを[暴言]するのだ!
君たちにも命がけで戦ってもらおう!戦場が君たちを待っているぞ!
なお、映像内の█████少佐と自称する人物は実在していません。
補遺01:以下の記録は被験者に発生する肉体的、精神的作用についての記録である
日付19██/1█/█9
対象: 活性化状態のSCP-XXX-JP実施方法: 活性化状態のSCP-XXX-JPをDクラス職員にプレイさせ身体的、精神的な変化を観測する。
結果: 実験に使用したDクラス職員は多臓器不全によって終了。回収された██を解剖した結果、主要臓器である大腸と右肺、膵臓及び心臓の壊死が確認されました。臓器の状態から生存時に既に機能が停止していたことが確認されました。更に骨密度、及び骨格が開始前より██%減少している事が確認されました。画面に表示されていた内容から、被験者は第█ステージ目で終了したことが判明しました。
分析:臓器の機能停止には不可解な点があり、何故臓器が複数個機能停止に陥ったのかを検証する必要があります。更に骨格や骨密度の異常減少についても更なる検証が必要だと思われます。
日付19██/1█/█0
対象: 活性化状態のSCP-XXX-JP実施方法: 活性化状態のSCP-XXX-JPをDクラス職員にプレイさせ身体的、精神的な変化を観測する。更に画面内に表示されるエフェクト等も観測する。
結果:実験に使用したDクラス職員は脳死によって終了。回収された██を解剖した結果、主要臓器である脾臓と脳の壊死が確認されました。そして骨密度、骨格が開始前より██%減少している事が確認されました。画面内の表示から被験者は第█ステージ目で終了したことが判明しました。
分析:今回の検証では脳の機能停止により、多くの情報は得られませんでした。しかし、画面内でプレイヤーが受けた攻撃回数と主要臓器の壊死数が一致したことにより、攻撃を受けた回数が主要臓器の機能停止に何らかの関係があることが示唆されました。
日付19██/1█/█5
対象: 活性化状態のSCP-XXX-JP実施方法: 活性化状態のSCP-XXX-JPをDクラス職員にプレイさせ身体的、精神的な変化を観測する。更に画面内に表示されるエフェクト等も観測する。今回は被験者の精神的苦痛、身体的苦痛を観測するため記録γ-01として職員との無線を通じて行った会話を録音する。
結果:実験に使用したDクラス職員は脳死によって終了。回収された██を解剖した結果、主要臓器である膵臓と肝臓、胃及び小腸、そして右肺と心臓の壊死が確認されました。骨密度、骨格が開始前より██%減少している事が確認されました。画面内の表示から被験者は第█ステージ目で終了したことが判明しました。
分析:今回の検証で画面内で使用されている弾丸が発射される毎に、一発につき骨密度、骨格が約█.██%減少することが確認されました。記録γ-01により、被験者は肉体的苦痛は一切感じておらず精神的にも銃を撃つことに快感を覚える性格に変更されていたことが判明しました。
記録γ-01
<録音開始>
███博士:これより被験者D-████の精神的、肉体的苦痛の有無を観測する為の通話を開始する。
███博士:D-████。こちらの声が聞こえるかね?
D-████:ああ!聞こえてるぜ███博士![暴言] こんなおもしれぇゲームは始めてだ!
███博士:何か痛みは感じるかね?もし不調を感じたらすぐ報告してくれ。すぐに君を助けよう。
D-████:不調なんてとんでもない![暴言] 止めるなんてもってのほか・・・・ここでD-████は吐血、主要臓器の機能が停止したためと思われる。
███博士:D-████!D-████!大丈夫かね!?直ちにSCP-XXX-JPから離れなさい!
D-████:[吐血音]あはははははは![吐血音]今いいところなんだ邪魔するなこの[暴言]!もうすぐ[暴言]████なんだ!そいつを[吐血音]。
監視カメラの映像にはどんどん体が縮み、口から血を噴き出しながらも満面の笑みでSCP-XXX-JP-01に向かってSCP-XXX-JP-02を構えているD-████が映し出されています。
D-████:楽しい![暴言]銃をぶっぱなすの[吐血音]こんなに楽しいな[吐血音]![ノイズ音]ひゃああはははは![吐血音][D-████の笑い声が2分以上記録されている]。
その後、D-████を解剖した結果、全身の骨格及び骨密度が検証開始前の約█.█%まで減少している事が確認されました。そして主要臓器である膵臓と肝臓、胃及び小腸、そして右肺と心臓の壊死が確認されました。更に詳しく解剖したところ、被験者D-████は多臓器不全ではなく頭蓋骨が消失した頭部に銃型コントローラーの自重が加わったことによる圧迫が原因で脳が破壊されたため終了したと思われます。