道との遭遇「仮」
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは周囲半径1kmを高さ2.5mの有刺鉄線の柵で隔離されています。柵に併設された施設は北と南に2箇所置かれ、警備職員5人以上を常駐させてください。職員は定期的に不審者と柵の破損がないか適宜巡回を行います。また、柵の付近には一定間隔ごとに動体検知カメラを設置し異常があれば即座に2名以上の職員が派遣されます。民間人が柵を乗り越えようとしていた場合その場で即座に確保しクラスA記憶処置を施し解放し警告しても柵を乗り越えようとした場合威嚇射撃なしの発砲が許可されています。万が一柵を乗り越えられた場合その場でもてる全ての武力を行使し対象を終了させてください。
柵の内部を検査する場合は特殊ゴーグルを装着した3人以上のDクラス職員に限定しゴーグルを外そうとした場合はその場で確保または終了させてください。

説明: SCP-XXX-JPは19██年に██県南東部にて突如観測された道です。19██年頃より██県とそこに隣接した県で定期的に失踪事件が発生し調査に当たっていたところ山の登山道付近を写した監視カメラに昨日まで何も無かった場所に道が出来ているとの証言があり発見に至りました。

SCP-XXX-JPは道幅2.75mの道であり、約20m程先は暗闇に見えその先を目視することは出来ません。この道の先にはなんらかの空間異常が生じているようでいかなる電子機器を用いてもその先を観測することは出来ず、無線なども繋がらなくなっています。この異常空間は[削除済み]との関連性が示唆されましたがSCP-XXX-JPを用いた実験は半永久的に凍結されているため現在まで空間の詳細は判明してしません。

SCP-XXX-JPの特異性はこの道を目視した時に発生します。視界の端にでも道を目視した場合対象はSCP-XXX-JP-1となり、SCP-XXX-JP-1は「この先に何かがある」「この先に[編集済み]がいる」という意識に駆られゆっくりと道の先へ進むようになります。この時周りのあらゆる制止を無視してでもSCP-XXX-JP-1は進むことしか考えられず、終了措置以外での制止手段は見つかっていません。
この脅迫観念はSCP-XXX-JPを直接目視した場合に限られカメラなどの機械を通して見た場合はその限りではありません。

SCP-XXX-JP-1を呑み込んだ後SCP-XXX-JPは消滅し約120日〜2年の期間を置いて最後に出現した場所の半径50km圏内に再出現します。過去の失踪事件から出現場所の法則性は確認出来ておらず山岳部、住宅街、農山村と様々であり、呑み込む人数に関しても1人とは限らず最初に目撃された人物を呑み込んで消える[編集済み]秒程の間に再度目撃された場合その人物もSCP-XXX-JP-1となることがわかっています。

SCP-XXX-JPの出現は時期が曖昧かつ場所も予測困難であるため過去1回の実験以降SCP-XXX-JPを用いた実験は永久凍結されており今後いかなる場合であっても再開される予定はありません。

補遺:
SCP-XXX-JP発見後その特異性が確認された後(特異性の発見までにDクラス職員[編集済み]名が終了させられました。)D-█████を被検体としSCP-XXX-JP内部を調査する実験が行われました。実験はD-█████の胴に鉄製のロープを巻き有線式ビデオカメラを身体に装着した状態でその付近に防護服と特殊ゴーグルを身につけたDクラス職員3名立会いの下進行しました。

予定通りSCP-XXX-JPを目視したD-█████は「この向こうに[編集済み]がある」と発言し[編集済み]秒後にSCP-XXX-JPの中へ消えました。消えた後4秒ほどで無線通信は途切れ映像記録も残っていませんでした。無線が途切れた直後に待機していたDクラス職員によって鉄製ロープが引かれましたがロープとビデオカメラの線は約20mほどの部分で切断されておりD-█████はSCP-XXX-JPと共に消滅、今現在も見つかっていません。
その187日後SCP-XXX-JPは32km南南西に進んだ山間部で再発生しました。

後にこの実験報告を見た███博士はSCP-XXX-JPの危険性を鑑み再度出現後決して人目がつかないように隔離するよう以下の報告文と共に申請しています。

SCP-XXX-JPの真に恐ろしい所はどこに現れるかわからなく見れば問答無用で引き込まれるところです。万が一SCP-XXX-JPが次に街中に現れたとしたら?街の住人のほとんどはその道の先へ消えてしまうでしょう。──████博士