red_kusaのアイディアメモ

アイテム番号: SCP-XXX-JP(ネイティブアプリケーション)

オブジェクトクラス・SafeEuclid

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは電気設備が十分な標準ロッカーに収容されています。SCP-XXX-JPは、常に専用の接続器で、絶えず充電されていないといけません。何かのトラブルによりSCP-XXX-JPの充填が出来なくなった場合は、直ぐに対処し充電中の状態に戻して下さい。もし対処に時間が掛かるようであれば、周囲1km以内にある全てのスマートフォンやタブレットの類のスマートデバイス型携帯電話を撤去させて下さい。

説明:SCP-XXX-JPは一見するとスマートフォンと呼ばれるスマートデバイス型の携帯電話機(SCP-XXX-JP-1)の姿をしていますが、その実態は内部にダウンロードされているネイティブアプリケーションのゲームです。
SCP-XXX-JP-1は、一般的な他の携帯電話機と違いはありません。触らなくとも常にディスプレイが光り、ホームが表示されています。ホームに表示されているアイコンの一覧の中、一番左上の黒いアイコンがSCP-XXX-JPです。

SCP-XXX-JPの特異性は、SCP-XXX-JPがダウンロードされているSCP-XXX-JP-1に接触することで発生します。対象が一度でもに接触すると、SCP-XXX-JPを起動させなければならない衝動に襲われます。この衝動を抑える手段は、過去様々な実験を行いましたが効果はありませんでした。
SCP-XXX-JPを起動すると対象は、SCP-XXX-JPを「自身にとって一番見たいものを見せてくれるネイティブアプリケーションのゲーム」だと認識します。そしてSCP-XXX-JPを使用する事を第一に考え、SCP-XXX-JP中心の生活を行うようになります。

SCP-XXX-JPのゲーム内容は、画像を収集するコレクションタイプです。指でボタンや画面を何度も押し続け、黒い林檎のようなキャラクターを一体倒す事に画像を一つ獲得します。その時、獲得する画像内容はSCP-XXX-JPを使用している対象によって変化します。共通点は、対象が「自身にとって一番見たい画像」であり、それを見たいが為にSCP-XXX-JPを使用し続ける驚異的な依存性を発生する事です。
またSCP-XXX-JPには課金という機能が備わっており、ゲームを続けさせる為に対象が所有する様々な金銭・物・生物を対価として要求します。対象はゲームを続け、画像を収集したい為に求められるままに課金を繰り返します。この課金は基本的に対象が無一文になったり、所有するものが無くなるまで続けられますが、どの段階で終了するかは実験によって様々で確定されていません。