「無題」

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPに対して4m程の壁を隙間無く囲い、10mおきに監視用の5m程の高さを持つ塔を設置し、常に財団職員が三名以上監視を続けている状態を保って下さい。SCP-XXX-JP内へ入る場合にはセキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可を得て下さい。SCP-XXX-JP内への侵入は原則禁止されています。SCP-XXX-JP-aを使った実験を行う場合、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可を得て下さい。もしSCP-XXX-JP-aが収容違反を犯した場合、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員に報告して下さい。SCP-XXX-JP-aはその性質上収容違反を犯した際の財団による直接封じ込め手段が皆無です。SCP-XXX-JP-aの収容違反が確認された場合、担当職員は直ちに専用の旧式通信機を使いSCP-XXX-JP-a-AUへ連絡をした後、収容違反を犯したSCP-XXX-JP-aの進行方向の先にある都市の住民を全員避難させて下さい。その後収容違反を犯したSCP-XXX-JP-aを捕獲した場合、直ちにその収容違反を犯したSCP-XXX-JP-aを終了させて下さい。
収容担当職員は現在までに危険な思想を持つ又は収容違反対策として重要な監視が必要と判断された以下のSCP-XXX-JP-aの監視を24時間体制で絶対に怠らないで下さい。
対象 対象の特出した特異性 現在までの当該No.のSCP-XXX-JP-aの死亡回数
SCP-XXX-JP-a-A  今までの行動、経歴の調査の結果、SCP-XXX-JPの長と判明  0回 
SCP-XXX-JP-a-AU  現在、唯一財団の存在を認識している。財団に対して協力的  0回 
SCP-XXX-JP-a-BB~BD  SCP-XXX-JP外への侵略、SCP-XXX-JP-aの殲滅等、危険な思想を持つ  32回1 

特にSCP-XXX-JP-a-AUは、プロセスSCP-XXX-JP-α~γを経て思想の変更又は他のSCP-XXX-JP-aに殺害される事が無いように、彼がリーダーとして作り上げた恒常的組織「Es gibt nichts」が内部崩壊又は他の恒常的組織に破壊されないように努めて下さい。
説明: SCP-XXX-JPは、岐阜県██市██山の麓に存在する56人で構成された部落です。SCP-XXX-JP内に定住をしている人間を総じてSCP-XXX-JP-aと呼称します。SCP-XXX-JP-aはSCP-XXX-JP外からのあらゆる影響を受けません。財団に発見されてからSCP-XXX-JP-aの人数が変動した事はSCP-XXX-JP-aが直接危害を加えた場合を除きありません。他のSCP-XXX-JP-aが危害を加えた結果SCP-XXX-JP-aが死亡してしまった場合、出産やクローンの複製等あらゆる手段を使い死亡してしまったSCP-XXX-JP-aの穴を補います。SCP-XXX-JP-aが明らかに人間では無い逸脱した容姿、行動、思考を取ったとの報告もされていません。調査の結果SCP-XXX-JP-aは現代から50年程遅れた知性、文化、科学力を持っているとされています。

SCP-XXX-JP-aは、二カ月から三カ月に渡る期間の間SCP-XXX-JP外からの干渉を受けなかった場合、SCP-XXX-JP-a-Aを中心にプロセスSCP-XXX-JP-αを開始します。
プロセスSCP-XXX-JP-αが開始されると、まずSCP-XXX-JP-a-Aが自らの思想を他のSCP-XXX-JP-aに対して流布し始めます。その後SCP-XXX-JP-a-Aの思想に対して協力的又は肯定的な思想を持つSCP-XXX-JP-aが集い、一つの集まりを作ります。(以降SCP-XXX-JP-1と呼称)
その後SCP-XXX-JP-a-Aの思想に対して反抗的、否定的な思想を持つ複数のSCP-XXX-JP-aによってもう一つの集まりが作られます。(以降SCP-XXX-JP-2と呼称)
さらにその後集団に与さなかったSCP-XXX-JP-aは、思想の似通ったSCP-XXX-JP-a同士で新たな集まりを作り始めます。(以降SCP-XXX-JP-3~7と呼称)
今現在まで、プロセスSCP-XXX-JP-αによって集まりが七以上作られた事はありません。
それぞれの集まりに別れたSCP-XXX-JP-aは、それぞれ違う手段を取りながら自らの考えが正しいとSCP-XXX-JP内に流布し始め、大多数のSCP-XXX-JP-aがある一つの集まりに集い、その集まりが掲げる思想が「一般的な考え」だと示し始めます。(以降この集まりをSCP-XXX-JP-α-[数字]と呼称します)2
その後SCP-XXX-JP-α-[数字]によって「一般的な考え」では無い思想を掲げる集まりが迫害され、その集まりに属するSCP-XXX-JP-aは暴行や拷問を受け、リーダーと思しき人物はありとあらゆる危害を加えられた後例外無く殺害されています。その後SCP-XXX-JP-α-[数字]以外の集まりが殲滅され、何もアクシデントが起こらなかった場合、プロセスSCP-XXX-JP-αは終了し、SCP-XXX-JP-α
プロセスSCP-XXX-JP-αによって集まりが迫害されリーダーらしき人物が殺害され、さらにその殆どがSCP-XXX-JP-α-[数字]のリーダーによって行われていた場合、低確率でプロセスSCP-XXX-JP-βが開始されます。
プロセスSCP-XXX-JP-βが開始された場合、SCP-XXX-JP-α-[数字]の元に集ったSCP-XXX-JP-aは殺害と暴行を繰り返したSCP-XXX-JP-α-[数字]のリーダーに不信感を抱きはじめ、多くのSCP-XXX-JP-aはSCP-XXX-JP-α-[数字]の元から去り未だにリーダーが健在で尚且つ最も勢力の強い集まりに移動し始めます。その後SCP-XXX-JP-α-[数字]以外で最も勢力の強い集まりとその集まりの思想が「一般的な考え」として認識され、「一般的な考え」では無いSCP-XXX-JP-aやその集まりがもう一度迫害され始めます。(以降SCP-XXX-JP-β-[数字]と呼称)

プロセスSCP-XXX-JP-αとはまた別に、ランダムでプロセスSCP-XXX-JP-γ(ガンマ)が行われる事があります。
プロセスSCP-XXX-JP-γが開始された場合、多くの場合はSCP-XXX-JP-a-Aを中心として外見、思想、行動等あらゆる条件で自分達と少しでも違う部分を持った人物を迫害し始めます。迫害は時間が経つ毎に過激さを増して行き、最終的には核兵器の使用等の残虐な大量殺戮にまで及びます。SCP-XXX-JP-aの半数以上の反対又は迫害対象が殲滅した場合、プロセスSCP-XXX-JP-γは終了します。
また、SCP-XXX-JP-aはプロセスSCP-XXX-JP-α~γによって作られる集まりとは別に集まりを作っており、基本的にその集まりが突然崩壊する事はありません。(以降「恒常的組織」と呼称)

補遺1: 財団に発見されてから現在までに起こった事案
事案  プロセス  SCP-XXX-JP-a-Aが掲げた思想  死亡人数  終了報告 
SCP-XXX-JP-Ⅰ SCP-XXX-JP-α  卵には醤油が合う  0人  始まりに掲げた思想がしょうもないものだったため被害は僅か3、4時間で鎮火 
SCP-XXX-JP-Ⅱ SCP-XXX-JP-α  世界の安全の為に武器になりえる道具は全て排除すべきだ  2人  SCP-XXX-JP-α-1の案が正式に成立する前にSCP-XXX-JP-αが終了したため、武器になりえる道具が排除される事は無かった。 
SCP-XXX-JP-Ⅲ SCP-XXX-JP-α  治安維持の為に公務員に銃を持たすべき  22人  SCP-XXX-JP-βが発生。SCP-XXX-JP-β-6の案が正式に適応され、公務員に銃が持たされる事は無かった。 
SCP-XXX-JP-Ⅳ SCP-XXX-JP-γ 五体満足では無いのは神に見放された証拠だ 11人(全員身体障害を持っていた) 迫害対象が殲滅され、終了した。
SCP-XXX-JP-Ⅴ SCP-XXX-JP-γ [データ削除済] 5█人 この事案は削除した方がいいだろう -卒塔婆博士

我々は暗雲の中に道を見失った