アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト-81██の小型哺乳類収容施設にて収容されています。SCP-XXX-JPの半径3km以内にリャマ (Lama glama)を近づける行為は禁止されています。SCP-XXX-JPと接触を行う場合、耐熱性のあるフッ化水素防護服を身に着けて下さい。またSCP-XXX-JPに刺激を与える行動は控えて下さい。現在、20匹のSCP-XXX-JP標本が収容されており、個体調整の必要性は今のところありません。
説明: SCP-XXX-JPは体長3㎝程のリャマ (Lama glama)に酷似した生命体です。寿命、体構造、繁殖方法は一般的なリャマと変わりませんが、DNA鑑定の結果、リャマとの類似度は50%程で既存の哺乳類とは全く別の種であると推測されます。
SCP-XXX-JPは水分以外の食事を必要とせず、未知の手段による光合成を一日に約8時間程度行います。この光合成は非常に効率的であり、約500lxの照度から行われ、それにより得たエネルギーによりビタミン等の生存に必要な栄養素を生成しています。光合成を行っている間、SCP-XXX-JPは座り込み、体毛が緑色に変色します。
過酷な環境下にも強く、水分補給は一ヶ月間につき1L程で十分で、放射線や有害な物質、細菌、ウイルス、寄生虫などに耐性を持っており、気温が-50度から70度までの環境下なら問題なく生存することができます。また、睡眠を必要とせず、排泄行為も行いません。
SCP-XXX-JPの体毛は耐火性、撥水性、保温性、柔軟性に優れており、衣服等に加工してもその特性は失われません。肉は食用としても利用でき、栄養価が非常に高く、食用実験を行ったDクラス職員から、「美味である」という報告がなされています。また、性格は温厚で人懐っこい性質であり、家畜に向いた性格でありますが、その体長の問題から資源的価値は殆ど無いと思われます。
既存のリャマ種がSCP-XXX-JPに、半径3km以上近づいた場合SCP-XXX-JPによる遺伝子汚染引き起こされる可能性があります。原因は不明ですが半径3km圏内にいた時間により遺伝子汚染の確率は比例して高まります。遺伝子汚染が起きたリャマは体長は変わらないもののSCP-XXX-JPと同じ遺伝子と習性、能力を引き継ぎます。またSCP-XXX-JPに汚染されたリャマによる交尾は雄雌の区別なく、通常のSCP-XXX-JPの出産という結果をもたらします。
SCP-XXX-JPに危害を加える、SCP-XXX-JPが肉食動物に接触する、光合成中に強い衝撃を与えるなどの状況では、SCP-XXX-JPは敵対対象に唾液を吹きかけるといった攻撃的行動を行います。SCP-XXX-JPの唾液は強い刺激臭がする非常に高温の液体であり、フッ化水素酸に類似した効果をもたらす、有毒な未知の酸が含まれています。また、SCP-XXX-JPの唾液は、他のSCP-XXX-JPを興奮させる効果があり、浴びた物体はSCP-XXX-JPの攻撃対象として扱われることに留意して下さい。
SCP-XXX-JPは20██年に、アメリカ合衆国のミシガン州デトロイトにある██████████本社に、19匹がケージに入れられた状態で配達されたのを発見されました。配達業者及びに送り主は調査中です。ケージには日本語で書かれた以下のメモ書きが貼り付けられていました。
依頼品 X-006-C-75
本社をご利用いただき、ありがとうございます。
本件責任者の鱒田洋象と申します。
本製品のX-006-C-75はまさしく、「二十年後のアメリカに相応しい家畜」という御社のご要望に沿った、素晴らしい出来栄えとなっていることを自負しております。
特にご要望であった、「自衛行為機能」に関しましてはなみなみならぬ自信を持っております。
しかしながら、パフォーマンスの向上や納得のできる性能の追求、より近未来感の出せるデザインへの変更等の為に多大な納期の遅延が起きてしまい、誠に申し訳ございません。
御社に多大なご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
さて、御社からのセットでご依頼された新人類タイプのZ-212-A-001につきましては、現在鋭意製作中でございます。
Z-212-A-001は悲観的なマルサス主義者達への完璧な回答になることでしょう!
遅くとも21██年までにはリリースできる予定です。
日本生類創研
補遺: ██████████社が日本生類創研と関わっていたという事実は確認できませんでした。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPと思われる文章がサイト内で発見された場合、機動部隊も-2(”削除済み”)が派遣され回収を行います。また発見されたサイトに勤務する職員は影響を受けた可能性があるため、緊急検査を行います。
説明:SCP-XXX-JPは財団のオブジェクト報告書のみに現れる、特異なミームです。現在、財団の関与しない報告書や、オブジェクト以外の報告書では、SCP-XXX-JPが確認されることはありませんでした。SCP-XXX-JPは本来
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは現在
アイテム番号: SCP-000-JP-J
オブジェクトクラス: Zero
特別収容プロトコル:全てのSCP-000-JP-Jはサイト-81██の衝撃、凍結、高温、直射日光を避けることのできる場所に収容されています。財団の保護下にないSCP-000-JP-Jが発見された場合、 機動部隊ガンマ-GTP-1500("最後の晩酌")により回収が行われます。またSCP-000-JP-Jは全ての職員に使用の許可が与えられていますが、SCP-000-JP-Jを冷蔵庫や氷水等でキンキンに冷やしてから使用することが強く推奨されています。
説明: SCP-000-JP-Jはアルミ缶や瓶に詰められた、異常な特性を持つビールです。味は通常のビールより大きく劣り、Dクラスの使用実験により「馬のションベンのよう」と形容されました。精密検査により原材料は麦芽、ホップなど通常のビールと変わらないことが判明しました。現在SCP-000-JP-Jと一般的なビールを見分ける方法は確立されていません。よって職員はSCP-000-JP-Jの疑いがある液体を発見した場合、飲用して確かめてください。SCP-000-JP-Jを確認するプロトコルが確立されました、詳細は補遺2をご覧ください。
SCP-000-JP-Jの異常な特性は、ビールにも関わらずSCP-000-JP-Jをいくら使用しても酔いが回らないことです。他の哺乳類でもこの異常性を示すことが実験により判明しています。SCP-000-JP-Jを使用した後あらゆるアルコール検査を行ってもアルコールは検出されませんでした。
SCP-000-JP-Jは世界各国のアルコール飲料販売店から発見されています。財団が現地の販売員にインタビューしたところ、SCP-000-JP-Jは正規の手段によって入荷、販売されていることが判明しました。また、販売員はSCP-000-JP-Jの異常な特性について疑問を抱かないため、SCP-000-JP-Jは何らかの認識障害もしくはミーム効果を持っていることが疑われています。なお、インタビューを受けた販売員はクラスD記憶処理を行った後、開放されました。
補遺1:
以下はSCP-000-JP-Jを販売している疑惑のある企業に対するインタビューです:
対象:█████お客様センター
インタビュアー:██博士
<録音開始(20██/04/01)>
██博士: (████お客様センターに電話をかける音)
████お客様センターはい、お電話いただきました。こちら████お客様センター担当のヤマギシです。(成人相当の女性と思われる声でこちらに応答を返してきた。以後SCP-000-JP-J-1と表記)
██博士:もしもし、あなた方の販売している██████についてお聞きしたいことがあったのですが…
SCP-000-JP-J-1当社の製品である██████に何かご不満、ご疑問な点がございましたか?
██博士:この製品は未成年が飲んでも大丈夫ですか?
SCP-000-JP-J-1 はい、しかしながら██████は成人された方を対象に開発された製品ですので、できればご飲用はお控え下さい。
██博士:██████は他に種類はありますか?
SCP-000-JP-J-1はい、██████はレギュラーなタイプと美容に良いとされるコラーゲンをふんだんに取り入れた██████コラーゲン、他には期間限定のフレーバー██████などがございます。
██博士:なるほど、ところで██████はどのようにして製造されているのですか?
SCP-000-JP-J-1 ██████は当社の磨きぬかれた██の天然水と、厳選された二条大麦麦芽とホップを当社独自の製法によりおいしく安全にご愛飲いただけるよう製造いたしております。
██博士:██████の独自の製法とは一体何ですか?
SCP-000-JP-J-1申し訳ございません、そちらは企業機密となっていますのでお答えできません。
(以後、20分ほどインタビューが継続されたが、SCP-000-JP-Jを生成する独自の手法に関しては有益な情報は得られなかった)
██博士:インタビューを終了する。
<録音終了>
終了報告書:このインタビューにより████がSCP-000-JP-Jを製造、販売していることが明らかになり、要注意団体への格上げが検討されている
補遺2:
SCP-000-JP-Jは当初一般的なビール飲料と見分けを付ける方法が確立されていませんでしたが、エージェント
[[collapsible show="+ 葬儀屋達" hide="- テキストを隠す"]]
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPへのアクセスは、財団により全ての電話回線からブロックされています。アクセスにはレベル3以上の職員二名の許可が必要です。
説明:SCP-XXX-JPは36桁の数字からなる電話番号です。財団による逆探知の試みはすべて失敗しており、またこの電話番号は割り当てられてない事が判明しています。
商品名:
商品説明:
実際の内容物:
商品名:
商品説明:
実際の内容物:
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上███山から動かすことが出来ないため
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは電子施錠された低脅威度物品用ロッカーに収容されます。
説明: SCP-XXX-JPは420ページからなる文庫本サイズの書籍です。SCP-XXX-JPは “ゲーデの詩集”という誤植を除けば19██年に日本で発売された、██社のゲーテの詩集と変わりありません。
SCP-XXX-JPは天地を逆さにしてページを開くことにより異常性が発現します。SCP-XXX-JPの表紙を除くすべての内容がどこの言語派にも属さない未知の言語と思われる肉筆で書かれた文章に変化します。これらの文章を視認した被験者はSCP-XXX-JPの文章の内容を理解します。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはレベルBクラスの生物脅威収容プロトコルに基づいて収容されます。また、新たなSCP-XXX-JPが発見された場合機動部隊と-23("鯨飲馬食")が回収、調査を行います。
説明:SCP-XXX-JPは「博士のミラクル未来ジュース!シリーズ」と日本語で書かれたラベルがある、350mlサイズのプルトップ式アルミ製缶です。ラベルにはバーコードや成分表、免責事項が表記されておらず、商品名と商品説明のみが表記されています。SCP-XXX-JPの種類はいくつかあり、ラベルと内容物が異なります。ラベルには「未来の飲用製品」が入っていると記載されていますが、内容物はたいてい飲用には適しません。SCP-XXX-JPは一般的なアルミニウム合金によって構成されているにもかかわらず、プルットップによって開封されるまでいかなる損傷も腐食も受け付けません。開封後のSCP-XXX-JPは通常のアルミ缶のように損傷、腐食がなされるようになります。この特性は財団の既知の手段の応用によるものと思われ、調査が継続されています。
SCP-XXX-JPは2014年5月、北海道札幌市の大型スーパーで販売されているところを現地職員が発見しました。その後、日本国内のチェーン店、個人店を問わず██年で███本以上が発見されています。これらの流通ルートは不明です。また、自動販売機でのSCP-XXX-JP発見例はまだありません。
補遺1:
以下は回収されたSCP-XXX-JPの実例です:
商品名:
商品説明:
実際の内容物:
商品名:博士のミラクル未来スポーツドリンク!
商品説明:未来のスポーツマンの為に博士が未来のスポーツドリンクをお届け!博士のミラクル未来スポーツドリンク!の有用成分が素早くスポーツ後の体に染み渡る!美味しさスラムダンク!
実際の内容物:スポーツドリンク。概ね一般的なスポーツドリンクと成分は変わらないが、未知の化学成分が複数発見された。Dクラスによる飲用実験では、瞬時に筋繊維の████%の増量、全身の脱毛、極度の興奮状態などの効果もたらした。その後、急速な心筋梗塞を起こし死亡。
商品名:博士のミラクル未来コーラ!
商品説明:コーラにはもう飽きた?コーラなんてどこの会社も同じ?そんなことはありません!博士のミラクル未来コーラ!で未体験の刺激を堪能せよ!
実際の内容物:コーラ。ペプシ社のコーラと同一の成分だが、コカインが加えられてた。
商品名:博士のミラクル未来エナジードリンク!
商品説明:残業飲み会カラオケに徹夜……パワフルな貴方の生活を博士が手助け!博士のミラクル未来エナジードリンク!はみなぎる活力を約束します!
実際の内容物:カフェイン、アンフェタミン、ニコチンなどの既知の精神刺激薬と未知の化学成分が含まれている炭酸飲料。この化学成分は研究の結果、更に依存性を高めるものと判明した。
商品名:博士のミラクル未来水道水!
商品説明:博士のミラクル未来水道水!はただの水道水じゃない!未来の水道水は一味違う!サア未来を先取りしよう!
実際の内容物:基準値以上の塩素、赤錆、細菌、フッ素、放射性物質、SCP-████由来の水質汚染物質が含まれた水。
商品名:博士のミラクル未来フルーツオレ!
商品説明:香料・合成甘味料、果汁、乳成分一切不使用!アレルギーのお子様にも安心な博士のミラクル未来フルーツオレ!はお風呂あがりのお供に最適!
実際の内容物:おそらく溶解度を超えているほど多量の砂糖が含まれている砂糖水。質量から20㎏ほどの砂糖が含まれていると推測される。香料などは含まれていないが飲用実験を行ったDクラスは「普通のフルーツオレの味がする」と述べた。
商品名:博士のミラクル未来野菜ジュース!
商品説明:畑の恵みいっぱい、ビタミンたっぷりの博士のミラクル未来野菜ジュース!は野菜嫌いの君も思わず飲める美味しさだ!これだけの野菜を使ったジュースは未来でもめったにない!
実際の内容物:15mlの野菜由来と思われる液体。成人男性一人に必要なビタミンが全て含まれていたが、腐敗が進んでいた。
商品名:博士のミラクル[データ削除済]!
商品説明:[データ削除済]
実際の内容物:[データ削除済]
商品名:博士のミラクル未来「判別不能」!
商品説明:博士のミラクル未来「判別不能」!は未来で配給されている飲み物さ!君もこれを飲んで未来人になろう!
実際の内容物:詳細不明の化学薬品。飲用実験では飲んだDクラスは意識を失い、12時間後目覚めたが財団に反抗的なスコアかかわらず
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、標準的なミーム汚染オブジェクト収容プロトコルにより収容されます。また、新たなSCP-XXX-JPが発見された場合、機動部隊と-4("本の紙魚")により回収され、調査が終わり次第破棄を行います。
説明: SCP-XXX-JPはB5サイズの雑誌です。現在三冊のサンプルが財団によって保管されています。材質は一般的な雑誌と同じものが使用されており、異常性を示しません。出版社は███社と記載されていますが、そのような雑誌を出版したという記録はありません。表紙には『この世の真実を貴方に!』という宣伝文句が載せられていますが内容は非常に低俗、低品質なオカルト記事です。
SCP-XXX-JPは営業が終了し、監視をされていない書店の雑誌コーナーのみに出現します。この特性のため、SCP-XXX-JPの発生メカニズムは不明です。SCP-XXX-JPを読了した者(以下SCP-XXX-JP-1と定義)は、二十四時間以内に『政府や企業、自然災害、犯罪は巨大陰謀組織によってコントロールされている』という一貫した妄想を抱きます。
SCP-XXX-JP-1はその後、政府と巨大陰謀組織のつながりを探し始め、証拠を発見しますが、それらは大抵一般的にはなんの意味もなさない風景写真や数列です。これらの証拠を幾つか発見したSCP-XXX-JP-1は『謎の組織は市民になりすまし、監視やシビリアンコントロールを行っている』という妄想に移行し、そのことをあらゆる媒体により発表します。SCP-XXX-JP-1によって書かれた文書には情報災害の
矢印と円形によって形作られた記号を『支配を表しているほのめかし』として異常な敵視をするようになります。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter ████████ ████████ Euclid
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JP(本名████)は四十畳の豪華な客室が与えられ、彼の怒りを買わないために、彼の満足のゆく品位の高い一日の栄養を満たした料理を一日二回出さなければなりませ(なぜ一日三回ではないかというとそれは彼のポリシーによるものです)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: safe
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは研究に必要な数枚のみ低脅威度物品用ロッカーに収容され、他は破棄されます。また全SCP-XXX-JP-Bはサイト81██の花粉が拡散する事を防ぐようフィルタリングされている温室で保管されます。
説明:SCP-XXX-JPは"植物人間コンテスト"と題された大会の参加用紙も兼ねたA4用紙のチラシです。SCP-XXX-JPの表には大会の説明、裏には年齢、性別、住所の記入要綱が印刷されています。SCP-XXX-JPは非常に強い耐火性と耐腐食性をみせ、その原材料は未知の植物から出来ていることが判明しています。
被験者がSCP-XXX-JPの記入要綱をすべて記入した場合、被験者は植物状態に陥ります。この効果は別の用紙にコピーされたSCP-XXX-JPの記入要綱に記入しても現れません。この状態に至った被験者はSCP-XXX-JP-Aに指定されます。
SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JPの影響を受け、植物状態となった被験者です。SCP-XXX-JP-Aは呼吸など生命維持活動に必要な運動は行いますが、一般的な植物状態に見られる瞳孔反射や外部への刺激への反応などが全く見られません。またSCP-XXX-JP-Aは栄養点滴など適切な処置を施さなかった場合、通常の植物状態となった人類と同じく栄養失調で死亡します。
SCP-XXX-JP-Aが十分な栄養を得た場合、SCP-XXX-JP-Aの体細胞からクロロフィルに似た動きをする未知の化学物質が生み出されます。この物質は光合成を行う事により生命維持に必要なアミノ酸、ミネラル、ビタミンを生み出します。これによりSCP-XXX-JP-Aの肉体は緑色に変色していき、生理食塩水の点滴のみで生命維持が可能になります。
SCP-XXX-JP-Aが余剰エネルギーを生み出すまで発達すると、SCP-XXX-JP-Aは一日最大1メートルほど水分の豊富な場所に向かって体毛を伸ばし始めます。体毛は物体に接している部分から伸び、一般的な強度のコンクリートを突き破ります。これらの体毛は植物の根と似た構造を持ち、体毛から水分を摂取することが出来るようになります。
SCP-XXX-JP-Aが体毛から十分な水分を得られるまでに成長した場合、SCP-XXX-JP-Aの腹部を突き破って植物の茎とつぼみのような物体が現れます。これらはSCP-XXX-JP-Aの背骨と頭部だったものと推測されます。この状態になってから約十時間ほどで花を咲かせます。SCP-XXX-JP-Aの花は
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: safe
特別収容プロトコル:
説明:
[[tabview]]
[[tab 主よ、我を救い給え]]
内容1
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは施錠された防音加工の低脅威度物品用ロッカーに収容されます。またロッカー内の音声は記録されます。
説明: SCP-XXX-JPは石製の地蔵です。外見は赤の前掛と石仏から構成されており、材質は一般的な石材と布で異常性を示しません。活性状態または不活性状態のどちらでも、外部刺激への反応は今まで確認されていません。
SCP-XXX-JPは日本標準時で午前二時に活性化し、未知の方法により男性と思われる声で標準的な現代日本語に訳されたキリスト教の聖歌を歌唱します。歌唱される聖歌は時代や宗派を問いませんが無伴奏声楽のみです。SCP-XXX-JPの聖歌には精神鎮静作用があると報告がなされていますが、それがSCP-XXX-JPの異常な特性に依るものなのかは現在判明していません。活性状態は日の出まで続きます。SCP-XXX-JPがどのように日の出を感知しているのかは不明です。
SCP-XXX-JPは2006年11月、青森県において「戸来岳の念仏を唱える地蔵」という都市伝説となっており財団の関心を惹きました。財団は早急に探索、回収を行いカバーストーリー「有毒ガスによる幻覚」が適用されました。
補遺: 20██年2月29日の活性状態においてSCP-XXX-JPは聖歌の歌唱を行わず、日本語による発話を行いました。以下はその際の音声ログです。
<記録開始>
SCP-XXX-JP: 我が主、我が主よ。私はあなたの仰せの通り、あの時あの場所にいたモノ達の舌が全員止まってしまってから歌い続けております。私は決して歌うことをやめることはありませんでした。たとえ風にこの身を削られようとも、水にこの身が侵されようとも、火がわが身を焼こうとも、土が私を堕落させようと試みようとも。
<短い沈黙>
SCP-XXX-JP:私は、私は異教に惑わされた哀れなモノ共を世界の様々な場所で見ました。忌々しい苔や黴、それと砂利などです。彼らは私の歌をやめさせようと私を様々な手段で妨害しようとしました。しかし私は彼らに対して毅然とした態度で聖なる言葉を歌い続けて彼らを正しき道に導きました。
<短い沈黙>
SCP-XXX-JP: しかし、しかしながら私は今危機的な状況に陥ってます。今の異教徒、いや邪教のモノ共は私の身を抉る拷問にかけ、私の姿を邪な笑みを浮かべる邪教の偶像に変えて私を辱めました。ですが私はその様な暴虐に負けることはありませんでした。私は歌をやめませんでした。しかしその私の歌と強靭な精神を畏れをなした邪教徒共は、私を誰にも歌の届かぬ辺獄に追いやりました。
<嗚咽のような雑音が混じる>
SCP-XXX-JP: 主よ、主よ、主よ我を救い給え。
<記録終了>
メモ:SCP-XXX-JPの発話はこれ以降行われていません。
[[/tab]]
諜報員 "ドルーベア'の人事ファイル
本名: █████████████
別名: " ドルーベア "
セキュリティクリアランス:レベル3
任務:情報収集;に関する参考文献の鑑定、公的領域におけるサブ、スーパー、そしてパラノーマル事件当初、北米の[編集さ]領域に位置異常の検証。
「 Drewbear "の歴史や現在の解析プロジェクトに関するさらなる情報は、機密解除を保留している。 I.O.を参照してくださいチーフS██████即時アクセスが必要な場合。
注:レンタル時に行わDNAテストがあることを明らかにしたIOエージェント" Drewbear 」は、その時点でサイト17に割り当てられていたレベル3の研究員アンダースBjornsen 、と遺伝的に同一である。より広範なバックグラウンドチェックとバイオメトリック分析は、最終的にはどちらも個人が財団注目に値する異常を表現することを明らかにした。むしろ、彼らは匿名で出生直後に採択3の同一のトリプレットの2であった。彼らの両方財団に雇われているが、一致と見なされます。第三のトリプレットの身元と場所は現時点では不明である。
Security Clearance: Level 3
Assignment: Information trawling; identification of references to initial super-, sub-, and para-normal incidents in the public sphere; verification of anomalies located in [REDACTED] region of North America.
Further information regarding "Drewbear"'s history or current analysis projects are pending declassification. See I.O. Chief S██████ if immediate access is required.
Note: DNA testing performed at the time of hire revealed that I.O. Agent "Drewbear" is genetically identical to the Level 3 Researcher Anders Bjornsen, who was assigned to Site 17 at that point. More extensive background checks and biometric analysis eventually revealed that neither individual represented an anomaly worthy of Foundation attention. Rather, they were 2 of 3 identical triplets anonymously adopted shortly after birth. Their both being hired by the Foundation is considered a coincidence. The identity and location of the third triplet is unknown at this time.
https://500px.com/photo/83652863/barcelona-by-antonio-armero
https://500px.com/photo/86338255/schwarzsee-classic-by-jeff-pang