マロース博士の小屋

 

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

フューチュラマ

非光合成時のSCP-XXX-JP

特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPはサイト-81██の小型哺乳類収容施設にて収容されています。SCP-XXX-JPの半径3km以内にリャマ (Lama glama)を近づける行為は禁止されています。SCP-XXX-JPと接触を行う場合、耐熱性のあるフッ化水素防護服を身に着けて下さい。またSCP-XXX-JPに刺激を与える行動は控えて下さい。現在、20匹のSCP-XXX-JP標本が収容されており、個体調整の必要性は今のところありません。

説明: SCP-XXX-JPは体長3㎝程のリャマ (Lama glama)に酷似した生命体です。寿命、体構造、繁殖方法は一般的なリャマと変わりませんが、DNA鑑定の結果、リャマとの類似度は50%程で既存の哺乳類とは全く別の種であると推測されます。

SCP-XXX-JPは水分以外の食事を必要とせず、未知の手段による光合成を一日に約8時間程度行います。この光合成は非常に効率的であり、約500lxの照度から行われ、それにより得たエネルギーによりビタミン等の生存に必要な栄養素を生成しています。光合成を行っている間、SCP-XXX-JPは座り込み、体毛が緑色に変色します。

過酷な環境下にも強く、水分補給は一ヶ月間につき1L程で十分で、放射線や有害な物質、細菌、ウイルス、寄生虫などに耐性を持っており、気温が-50度から70度までの環境下なら問題なく生存することができます。また、睡眠を必要とせず、排泄行為も行いません。

SCP-XXX-JPの体毛は耐火性、撥水性、保温性、柔軟性に優れており、衣服等に加工してもその特性は失われません。肉は食用としても利用でき、栄養価が非常に高く、食用実験を行ったDクラス職員から、「美味である」という報告がなされています。また、性格は温厚で人懐っこい性質であり、家畜に向いた性格でありますが、その体長の問題から資源的価値は殆ど無いと思われます。

既存のリャマ種がSCP-XXX-JPに、半径3km以上近づいた場合SCP-XXX-JPによる遺伝子汚染引き起こされる可能性があります。原因は不明ですが半径3km圏内にいた時間により遺伝子汚染の確率は比例して高まります。遺伝子汚染が起きたリャマは体長は変わらないもののSCP-XXX-JPと同じ遺伝子と習性、能力を引き継ぎます。またSCP-XXX-JPに汚染されたリャマによる交尾は雄雌の区別なく、通常のSCP-XXX-JPの出産という結果をもたらします。

SCP-XXX-JPに危害を加える、SCP-XXX-JPが肉食動物に接触する、光合成中に強い衝撃を与えるなどの状況では、SCP-XXX-JPは敵対対象に唾液を吹きかけるといった攻撃的行動を行います。SCP-XXX-JPの唾液は強い刺激臭がする非常に高温の液体であり、フッ化水素酸に類似した効果をもたらす、有毒な未知の酸が含まれています。また、SCP-XXX-JPの唾液は、他のSCP-XXX-JPを興奮させる効果があり、浴びた物体はSCP-XXX-JPの攻撃対象として扱われることに留意して下さい。

SCP-XXX-JPは20██年に、アメリカ合衆国のミシガン州デトロイトにある██████████本社に、19匹がケージに入れられた状態で配達されたのを発見されました。配達業者及びに送り主は調査中です。ケージには日本語で書かれた以下のメモ書きが貼り付けられていました。

依頼品 X-006-C-75

本社をご利用いただき、ありがとうございます。
本件責任者の鱒田洋象と申します。

本製品のX-006-C-75はまさしく、「二十年後のアメリカに相応しい家畜」という御社のご要望に沿った、素晴らしい出来栄えとなっていることを自負しております。
特にご要望であった、「自衛行為機能」に関しましてはなみなみならぬ自信を持っております。

しかしながら、パフォーマンスの向上や納得のできる性能の追求、より近未来感の出せるデザインへの変更等の為に多大な納期の遅延が起きてしまい、誠に申し訳ございません。
御社に多大なご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。

さて、御社からのセットでご依頼された新人類タイプのZ-212-A-001につきましては、現在鋭意製作中でございます。
Z-212-A-001は悲観的なマルサス主義者達への完璧な回答になることでしょう!
遅くとも21██年までにはリリースできる予定です。

日本生類創研

補遺: ██████████社が日本生類創研と関わっていたという事実は確認できませんでした。


[[tabview]]
[[tab 主よ、我を救い給え]]
内容1
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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

scp2.jpg

回収時のSCP-XXX-JP

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは施錠された防音加工の低脅威度物品用ロッカーに収容されます。またロッカー内の音声は記録されます。

説明: SCP-XXX-JPは石製の地蔵です。外見は赤の前掛と石仏から構成されており、材質は一般的な石材と布で異常性を示しません。活性状態または不活性状態のどちらでも、外部刺激への反応は今まで確認されていません。

SCP-XXX-JPは日本標準時で午前二時に活性化し、未知の方法により男性と思われる声で標準的な現代日本語に訳された3キリスト教の聖歌を歌唱します。歌唱される聖歌は時代や宗派を問いませんが無伴奏声楽のみです。SCP-XXX-JPの聖歌には精神鎮静作用があると報告がなされていますが、それがSCP-XXX-JPの異常な特性に依るものなのかは現在判明していません。活性状態は日の出まで続きます。SCP-XXX-JPがどのように日の出を感知しているのかは不明です。

SCP-XXX-JPは2006年11月、青森県において「戸来岳の念仏を唱える地蔵」という都市伝説となっており財団の関心を惹きました。財団は早急に探索、回収を行いカバーストーリー「有毒ガスによる幻覚」が適用されました。

補遺: 20██年2月29日の活性状態においてSCP-XXX-JPは聖歌の歌唱を行わず、日本語による発話を行いました。以下はその際の音声ログです。

<記録開始>

SCP-XXX-JP: 我が主、我が主よ。私はあなたの仰せの通り、あの時あの場所にいたモノ達の舌が全員止まってしまってから歌い続けております。私は決して歌うことをやめることはありませんでした。たとえ風にこの身を削られようとも、水にこの身が侵されようとも、火がわが身を焼こうとも、土が私を堕落させようと試みようとも。

<短い沈黙>

SCP-XXX-JP:私は、私は異教に惑わされた哀れなモノ共を世界の様々な場所で見ました。忌々しい苔や黴、それと砂利などです。彼らは私の歌をやめさせようと私を様々な手段で妨害しようとしました。しかし私は彼らに対して毅然とした態度で聖なる言葉を歌い続けて彼らを正しき道に導きました。    

<短い沈黙>

SCP-XXX-JP: しかし、しかしながら私は今危機的な状況に陥ってます。今の異教徒、いや邪教のモノ共は私の身を抉る拷問にかけ、私の姿を邪な笑みを浮かべる邪教の偶像に変えて私を辱めました。ですが私はその様な暴虐に負けることはありませんでした。私は歌をやめませんでした。しかしその私の歌と強靭な精神を畏れをなした邪教徒共は、私を誰にも歌の届かぬ辺獄に追いやりました。

<嗚咽のような雑音が混じる>

SCP-XXX-JP: 主よ、主よ、主よ我を救い給え。

<記録終了>

メモ:SCP-XXX-JPの発話はこれ以降行われていません。

[[/tab]]

諜報員 "ドルーベア'の人事ファイル

本名: █████████████

別名: " ドルーベア "

セキュリティクリアランス:レベル3

任務:情報収集;に関する参考文献の鑑定、公的領域におけるサブ、スーパー、そしてパラノーマル事件当初、北米の[編集さ]領域に位置異常の検証。

「 Drewbear "の歴史や現在の解析プロジェクトに関するさらなる情報は、機密解除を保留している。 I.O.を参照してくださいチーフS██████即時アクセスが必要な場合。

注:レンタル時に行わDNAテストがあることを明らかにしたIOエージェント" Drewbear 」は、その時点でサイト17に割り当てられていたレベル3の研究員アンダースBjornsen 、と遺伝的に同一である。より広範なバックグラウンドチェックとバイオメトリック分析は、最終的にはどちらも個人が財団注目に値する異常を表現することを明らかにした。むしろ、彼らは匿名で出生直後に採択3の同一のトリプレットの2であった​​。彼らの両方財団に雇われているが、一致と見なされます。第三のトリプレットの身元と場所は現時点では不明である。

Security Clearance: Level 3

Assignment: Information trawling; identification of references to initial super-, sub-, and para-normal incidents in the public sphere; verification of anomalies located in [REDACTED] region of North America.

Further information regarding "Drewbear"'s history or current analysis projects are pending declassification. See I.O. Chief S██████ if immediate access is required.

Note: DNA testing performed at the time of hire revealed that I.O. Agent "Drewbear" is genetically identical to the Level 3 Researcher Anders Bjornsen, who was assigned to Site 17 at that point. More extensive background checks and biometric analysis eventually revealed that neither individual represented an anomaly worthy of Foundation attention. Rather, they were 2 of 3 identical triplets anonymously adopted shortly after birth. Their both being hired by the Foundation is considered a coincidence. The identity and location of the third triplet is unknown at this time.

https://500px.com/photo/83652863/barcelona-by-antonio-armero
https://500px.com/photo/86338255/schwarzsee-classic-by-jeff-pang