SCP‐※※※‐JP 止まれ!止まれ!止マレ!!!
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住宅街にて顕現した典型的な SCP‐※※※‐JP

アイテム番号: SCP-※※※-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP‐※※※‐JPの顕現が観測された場合、その周囲100mの封鎖と周辺住民への避難勧告が行われ、カバーストーリー「ガス漏れ」、もしくは「不発弾処理」が展開されます。封鎖区域の周囲には警察関係者に偽装された財団警備員を配置し、該当区域への民間人の立ち入りの阻止と封鎖区域からの避難を行わない人物への退去勧告を行ってください。その後、必要に応じてAクラス記憶処理を実施してください。その際、封鎖区域内では資料※※※‐JP‐A資料※※※‐JP‐Eにて記載されているあらゆる車両の使用を禁止します。また、SCP‐※※※‐JPの顕現が確認された道路に鉄道路線が併設されている場合は、該当する鉄道路線の運行停止を行ってください。その後、回収部隊ろ‐2“解体業者”が発生したSCP‐※※※‐JP‐1の撤去と回収に向かいます。SCP‐※※※‐JP‐Aの発生が確認できた場合は、機動部隊た‐18“おくりびと”を派遣し、直ちにSCP‐※※※‐JP‐Aの終了処置を行ってください。SCP‐※※※‐JP‐AはSCP‐※※※‐JP‐1の影響により、財団において標準的に使用されている通常兵器のほぼ全てに対して非常に高い耐性を獲得しています。特に物理的な手段による破壊は不可能です。鎮圧の際には、対生物型SCP鎮圧用のガスを状況に合わせて使用してください。
回収したSCP‐※※※‐JP‐1はサイト██の低危険性物品保管用の大型倉庫に一時保管を行い、その後、標準的な廃棄物処理手順に従い処分してください1。サイト██にて実験用に保管されているSCP‐※※※‐JP‐1の標本の実験での使用には、同サイト管理者██████の許可が必要です。また、実験時にはセキュリティクリアランスレベル3以上の研究員の監督が条件となります。
事案※※※‐JP‐は より鉄道路線が併設されている道路にSCP‐※※※‐JPが顕現した場合は大規模かつ深刻な収容違反を引き起こしかねないため、現在、条件に該当する道路では重点的な監視が行われています。

説明:SCP‐※※※‐JPはSCP‐※※※‐JP‐1と指定される異常物体とそれに付随するSCP‐※※※‐JP‐2と指定されている現象が日本国内の道路上にて突如として複数出現する2異常現象です3

SCP‐※※※‐JP‐1は道路交通法にて規定される一時停止する地点を知らせる標識として一般的に知られている「止まれ」と書かれた赤い道路標識に酷似した物体です。見た目上、本来の道路標識との差異は見られず、精密検査の結果でもその構成材料は一般的な標識に使用されているものと同じであり、異常な点は発見できませんでした。
SCP‐※※※‐JP‐1の異常な特性は、人間が何らかの車両4を運転している状況で一時停止の標識であるSCP‐※※※‐JP‐1の指示を無視し、SCP‐※※※‐JPが顕現した道路を進んだ場合に発揮されます5
運転している人物は、SCP‐※※※‐JP‐1を無視した時点から身体機能の一部が完全に停止し、その後一切機能しなくなります6。実験の結果,最初のSCP‐※※※‐JP‐1の異常特性に対しての暴露では、手足の末端機能の停止7に留まるため、生命に別条はなく、影響を受けた人物の大多数もその影響に気づくことはない、比較的軽い範囲の症状で収まります。この症状は度重ねてSCP‐※※※‐JP‐1の特性に暴露することで徐々に進行しますが、同じSCP‐※※※‐JP‐1の影響では、██回暴露した時点で進行が止まり、その症状も現在まで確認できている限りで一部の感覚機能や運動機能の喪失に留まるため重篤な障害が発生することはないと推測されています。しかし、複数のSCP‐※※※‐JP‐1の影響に曝されることにより、症状の進行は飛躍的に高まり、生命維持に必要な機能にまで影響を及ぼすようになっていきます。実験では個人差にもよりますが、最高で9本のSCP‐※※※‐JP‐1の影響を受けることでどのような人間でも全ての身体機能が完全に停止してしまい、死亡することが実験記録※※※‐JP‐4より判明しています8。そのため、SCP‐※※※‐JPが顕現した道路を進むことは非常に危険です。ただし、大抵の場合は生命維持に必要な機能に影響を受ける前に、異常に気付き車両を停止、もしくは症状の進行により運転困難になる人物がほとんどであるため重篤な障害が発生するほどSCP‐※※※‐JP‐1の影響を受ける人物は多くはなく、基本的に死亡者は比較的稀です9。しかし、あくまで生命に異常がないだけであり、影響を受けた人物が運動機能に著しい制限を受けるために日常生活に大きな支障をきたすようになってしまうということを職員は常に留意する必要があります。

SCP‐※※※‐JP‐1の異常特性は、SCP‐※※※‐JP‐1の一時停止標識としての指示に従った場合には発揮されず、また、歩行者にはそもそも影響を及ぼさないことが実験記録※※※‐JP‐2で判明しているため、それらに該当する人物は安全に道路を進むことができます。しかし、SCP‐※※※‐JP‐1は必ず複数(平均して██.█本、最高で2016本という事案が北海道████市で確認されている)、それもごく短い間隔(平均5.89m)を置いて出現するため、標識の前で車両のスピードを落として徐行はしても、一時停止の指示には従わない人間が多く、犠牲者を増やす原因になっています。
SCP‐※※※‐JP‐1は通常の道路標識の撤去に必要な工具さえあれば問題なく撤去することができ、物理的に道路から切り離した時点でその特性は不活性化するため対処は容易です。また、それと同時にそれぞれのSCP‐※※※‐JP‐1に付随して発現しているSCP‐※※※‐JP‐2は消失します。
そして、条件に該当する道路に再びSCP‐※※※‐JP‐1を設置することでその異常特性は再活性化し、同様にそれに付随するSCP‐※※※‐JP‐2も再び新たな環境に合わせた形で発現することが実験記録※※※‐JP‐21より明らかになっています。

SCP‐※※※‐JP‐2は、路上に出現したSCP‐※※※‐JP‐1の数と同数の本来存在しないはずの道路がSCP‐※※※‐JPが顕現した道路と交差するように出現10し、不自然でないようにそれらに合わせて周辺環境の改竄が行われる現象です。このSCP‐※※※‐JP‐2は光学的手段以外ではいかなる方法を用いても観測することができず、事象発生前との差異を発見することも不可能であるため、周辺環境の改竄は視覚にのみ作用する表面的なものであり、実体は存在していないと考えられています。