神の正気を試すなかれ
アイテム番号: SCP-XXX-JP(-J)
オブジェクトクラス: Thaumiel Neutralized
特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JPは無力化されているものと考えられます。SCP-XXX-JPが行った"預言"に関わる全てのプロトコルは早急に見直されなければなりません。現在SCP-XXX-JPが関係しているプロトコル、全86███件のうち、24%が修正済みです。全ての修正が終了するまでにかかる時間は、現在の予測では74年となっています。
説明: SCP-XXX-JPは太古より人類に関係してきた、人類に友好的な、おそらく全知全能であると思われる存在です。SCP-XXX-JPは主にテレパシーと思われる"声"によって人類に干渉することで、人類に対して様々な知識を与えてきました。SCP-XXX-JPは聞こえる人間は少数ですが、聞こえた人間は宗教的指導者・哲学者・科学者などとして人類の発展に尽くしてきました。このため、一般的な財団職員に必要とされる能力に加えて、SCP-XXX-JPの声を聞こえること、抽象的なSCP-XXX-JPの言葉を理解する能力を持つことがO5への選抜の条件となっています。
以下は抜粋されたSCP-XXX-JPによる干渉のログとなっています。特に有用な結果を出したもの、あるいは興味深いものが抜粋されて載せられています。SCP-XXX-JPの"声"が聞こえた日付 | 内容 | 結果 |
1950/4/21 | かの獣、再び人を襲いて民を弑虐せむ。かのものに鎖を繋ぎとめよ。 | SCP-682の収容を再度調査した結果、682が脱走を試みていることが判明。SCP-682は抗腐食性のハープーンガンによって拘束された。 |
1952/7/10 | 人ならざるものを恐れよ。裏切りが汝を襲わん。 | 約1ヶ月後、SCP-1316によるカオス・インサージェンシーの引き込みと破壊工作が行われた。この予言により、いくつかのオブジェクトは事前に移設されており、致命的なダメージは受けなかった。 |
1979/12/28 | 鐘が鳴る夜を警戒せよ。眠らずに瞳を開けよ。異教の民が汝らを襲うであろう。 | 年が変わると同時にORIAによる破壊工作が行われる可能性が判明。ORIAを襲撃することで問題は起こらなかった。 |
1987/1/9 | 我への不実が行われり。信仰なきものに我がはかりごとを曇らせるな。 | サイト-86の管理者であるダニエル・████がGOCのサタンと科学者の統一教会の一部メンバーと共に、SCP-XXX-JPへの依存を止めるべきであるという内容の意見書をGOC・財団の双方に提出した。この言葉はこれを受けてのものであることに注意。意見書に関係した全ての財団・GOC双方のメンバーは厳重注意あるいは降格という形で処分を受けた。 |
1999/10/2 | 妖しきもの天より来たりて、そが輝きにより人民を害す。我が力にて押しとどめるが、注意せよ。汝らに幸運あれ。 | なんら異常は起こらなかった。これはSCP-XXX-JPの働きによるものと思われる。1 |
2004/2/18 | 古き民に目を向けよ。かの者共は地底より来たりて、人類を苦しめん。 | 2ヶ月後、花崗岩層にくるまれている巨大なSCP-407の発見がされた。「古き民」はおそらく財団が把握していない何らかの存在がこの発見に関連しているものであると考えられる。厳戒態勢が取られたものの、対象は未発見である。 |
2010/9/16 | いつもと違い、SCP-XXX-JPが話し始めた時、明らかに"声"が乱れ、暴れる音、そして『誇大妄想』『不法に異次元に接触し』『入院を』などという、いつもと違う複数の"声"、そして「また我を入院させようと言うのか!」というSCP-XXX-JPの声が聞こえ、"声"が中途で終わった。 | 全てのSCP-XXX-JPが関わるプロトコルの修正命令がO5の全会一致でなされた。 |
2010/9/16以降SCP-XXX-JPによる声は聞こえていません。SCP-XXX-JPはNeutralizedとして再分類されました。

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその性質上収容の必要はありません。全ての映像はサイト-11の特別収容金庫に保管されます。閲覧にはサイト管理者5名以上による署名もしくはレベル5クリアランスのメンバーによる許可が必要です。現在SCP-XXX-JPは無力化されたと考えられています。
説明: SCP-XXX-JPはサイト-36のサイト管理者室に設置された監視カメラを、1996年4月7日から2008年7月25日までジャックして、定期的に出現していた映像です。
SCP-XXX-JPは以下の様な内容で必ず構成されます。
時間(分:秒) | 内容 |
0:00 | 監視カメラの映像が前触れ無く暗転する。 |
0:04 | (なんかヒッピーっぽい)音楽が流れ始める。 |
0:10 | 画面が明転し、おそらく手製のスタジオらしき場所が映しだされる。合成されたであろう宇宙の映像がバックに存在する。 |
0:16 | 頸部を切断された全裸の、おそらく中央アジア系の民族であろう成人男性が、Elephas maximus indicus(インドゾウ)の首を抱えながら、画面右からゆっくりと歩いて登場します。男性及びインドゾウの頸部は、切断されたてのように血液が噴出し続けています。 |
0:30 | 男性がスタジオの中央に座り、座禅を組み、インドゾウの頸部を自身の存在しない頭部の部分に載せます。 |
0:37 | ヒンドゥー語の音声で、財団が現在未収容であるか、Keterクラスのオブジェクトの収容方法が述べられます。男性は微動だにしません。 会話中に音楽はループし続けます。 |
72:15 | 収容方法について述べられた後、この時間まで音楽のループが続き、唐突に音楽が途切れ、男性が立ち上がり、インドゾウの首を抱えたまま、画面外に向かって歩き出します。 |
72:36 | 男性が画面から消えると同時に暗転し、カメラの映像が復帰します。 |
偶然リモコンを踏むなどして、意図せずにテレビを付けた時にのみ見える不穏な番組。地デジ化以降は起こっていない。痩せこけた首の切断された男、手には象の首を抱えている。彼は微動だにしないが、音としてSOS遭難事件のような叫び声の連続で聖書の章・節を叫ぶ。単調なピープ音で賛美歌が叫ばれ、日本語の字幕によって"あなた方に幸あれ"という言葉とともにいくつかの危険なSCPの無力化手段が書かれる。背景は光り輝く安っぽい合成映像が流れている。
最後の放送では彼はボロボロの個人撮影所、ブルーシートがある中、完全に腐敗しウジが湧いている状態で画面に現れ、「最早救いはありません」とテロップが出てそれ以降Neutrlized。SCPがより複雑化したものが好まれるようになったことへのメタも。
SCP-JP(ミステリーの王様)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは機動部隊タウ-9("本の虫")により捜索され、発見され次第回収及び焼却を行います。SCP-XXX-JP被曝者の死亡により家屋の出現が起こった場合、現在は目撃者にBクラス記憶処理を行い、出現した家屋は破壊することで対処して下さい。
説明: SCP-XXX-JPは199█年に日本の[編集済]社から出版されたミステリー・アンソロジー小説[編集済/閲覧には対象オブジェクト管理者資格が必要]です。アンソロジーの内容は出版の2年前に死亡した、世界的に人気の作家である[編集済]の絶筆作品である『███████』の未執筆部分である解答編をそれぞれの作家が執筆したものとなっており、日本語以外にも英・仏・独の3ヶ国語に翻訳されたものが発売されています。SCP-XXX-JPの異常性はそれを読了した人間が死亡した時に発生します。
SCP-XXX-JP読了者(以下、被曝者と表記)の心臓が停止して1時間後、被曝者を中心として家屋が出現します。家屋は出現時は土台のみ現れ、被曝者の周囲のものを押しのけながら、下から順番に"成長"していき、1階建ての平屋へと変化します。これはアンソロジー内の短編[編集済]で書かれた密室殺人の現場を再現したものになっています。
家屋には2つの窓と1つの扉がありますが、全て内側から鍵がかかっています。その中心に被曝者の死体は置かれるため、ミステリーにおける「密室殺人」の現場に似た状態になります。被曝者の手元にはGallus gallus domesticus(ニワトリ)の血液によって、所謂ダイイングメッセージを模していると思われる言葉が書かれます。この言葉は被曝者が実際に殺害された場合であってもその犯人を指すものではなく、理解不能なものであることが多いです。以下はそれらの「ダイイングメッセージ」の例です。全てを閲覧する場合、レベル3/SCP-XXX-JP以上のクリアランスを持った研究員による許可が必要です。
・ダイイングメッセージはミステリの書き直しであり、おそらく解決編が先に来るのではないかと匂わせる
・解決編のためには死んでもいいというファンすらいる
・ファンのために死んでも死にきれない、いかなる手段をとってでもこの作品だけは完結させたいとは作家の言葉
・でも志半ばで病に倒れる
日時 | 被曝者 | メッセージ |
1997/8/19 | 36歳男性。交通事故死。SCP-XXX-JPの異常性が判明した最初の例である。 | おとこの |
1997/8/20 | 74歳女性。膵臓癌による病死。 | ては |
1997/8/21 | 55歳男性。飛び込み自殺。 | ぶるぶる |
1997/8/21 | 52歳女性。勤務中の事故死。 | と |
1997/8/22 | 36歳男性。首吊り自殺。 | ふるえて |
cell-content | cell-content | いた |
cell-content | cell-content | それは |
cell-content | cell-content | しんけいの |
cell-content | cell-content | たかぶりのためで |
cell-content | cell-content | はなか |
cell-content | cell-content | ったなぜなら |
家屋が急速に成長することによって、被曝者が屋内に安置されていた場合、その建造物は確実に損壊されます。
現在SCP-XXX-JPへの被曝者は全世界で推測されるだけでもおよそ71万人存在しており、その中には財団職員185名も含まれています。これら全てを収容することは財団の活動に支障をきたすことになります。被曝者の年齢が一定に達し、死亡リスクが上昇した場合、現在の収容手段では収容の継続が困難であり、また大量の家屋の出現は財団の機密漏洩につながります。これを避けるため現在プロトコルXXX-JP("間引き")が最後の手段として検討されています。
SCP-JP(ベクソン国改善装置)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aはセクター42の収容ロッカー内に保管して下さい。アクセスにはセクター42のセクター管理者による許可が必要です。
SCP-XXX-JP-Bはセクター-63の標準人型オブジェクト収容室に拘束服を付けた状態で収容します。SCP-XXX-JP-Bには通常の食事を日に3度与え、SCP-XXX-JP-Bの治療プログラムであるプロトコル-8064の手順に従い薬物を投与して下さい。SCP-XXX-JP-Bが罹患している精神障害の治療のために、プロトコル-8064で指定された担当職員は毎日カウンセリングを行って下さい。担当職員は対象の自殺を防ぐために非致死性の催眠ガス銃を携帯して下さい。
説明: SCP-XXX-JP-Aは特定の過去改変能力を持った高さ2m、幅3.2m、奥行き1.2mの装置です。NEMA規格におけるタイプBのプラグが付いており、250V電源に差し込むことによって稼働します。SCP-XXX-JP-Aは中央のボタンを押すことで電源のオン・オフを行いますが、それ以降はおそらく未知の技術により思考を読み取ることで操作することが出来ます。SCP-XXX-JP-Aが過去改変能力を発揮すると、自動的に電源がオフになります。SCP-XXX-JP-Aは研究による推測では後述する国家「ベクソン」の内側でしか効果を発揮せず、また特定の何かを消滅させ、「ベクソン」の国民や「ベクソン」以外からその存在についての記憶や記録を消去するという形で作動したと考えられています。
SCP-XXX-JP-Bはモンゴロイドの男性で、「ベクソン」という存在しない国家の国民を主張しています。年齢は自称36歳であり、肉体年齢は主張と同程度の加齢が見られます。過去に2度自殺未遂を行ったため、現在の特別収容プロトコルが認定されました。SCP-XXX-JP-Bは現在重篤な抑うつ状態にあります。SCP-XXX-JP-Bはインタビューで、「ベクソン」は「南半球に存在する細長い島国であり、四季があり、精神的な文化を重んじる長い伝統と王朝を持つ国家」であると主張しています。また、SCP-XXX-JP-Aは「ベクソンの国花」であるキンポウゲを名前として持つ、極右集団である「キンポウゲとサーベルの会」によって「国家の敵を排除するための装置」として作成されました。その後、極左集団である「ベクソン平和団」によって装置が複製され、急速に装置が広まっていった結果「ベクソン」は消失したとインタビューに記録されています。
補遺:
インタビュー記録
担当者:
<録音開始>
なんか極右が開発して極左が複製した装置の作り方がネットで広まってクソな人々がすっげー雑にお互いを罵り合ってお互いを消しあった結果国家消滅! 主人公は国外に行って装置を捨てようとしてたから無事だった
SCP-XXX-JP(海から伸びる手)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 全てのSCP-XXX-JP-a及び-bはサイト-122に集められ、収容されます。SCP-XXX-JPの生息域と個体数は財団によって調整します。SCP-XXX-JPの新たな生息域が発見された場合、所定された手順でSCP-XXX-JPの全個体を消滅させて下さい。
説明: SCP-XXX-JP-aは全く新しい属の海藻です。黒褐色をしており、その長さは最大のもので12mに達しています。最も外見的に類似しているものは黒く長いヒト(Homo sapiens)の毛髪です。SCP-XXX-JP-aは食肉性の生態を持っており、先端に接触した物質を巻き取る運動能力を持っています。SCP-XXX-JP-aは極めて強靭であり、引張強度は1本あたり9.75kgに達します。SCP-XXX-JP-aは数多く自身を巻きつけることによって、大型の海棲生物をも捕らえ、エンドペプチダーゼを大量に含んだ粘液で包み込むことによって消化します。この際、消化したものの一部はSCP-XXX-JP-bに与えられます。
SCP-XXX-JP-bはSCP-XXX-JP-bと完全な相利共生関係にあるおそらくクモヒトデ綱(Euryalida sp.)の新種です。その見た目及び大きさは人の腕及び手に酷似していますが、完全に色素を欠いています。クモヒトデ綱の生物としては珍しいことに、体の中央ではなく1本の肥大した腕(このため、他の5本の腕がヒトの指に、中央部分がヒトの手のひらに、大きな腕部分がヒトの手に見えます)に内臓が詰まっています。消化能力をSCP-XXX-JP-aに頼っているため、消化器官は退化しており、代わりに移動のための筋肉が詰まっています。口は中央部にあるものの肛門はその腕の先端部に存在します。腕を使った移動だけでなく、口から吸い込んだ水を肛門から噴出することによって素早く移動することが出来ます。外見上の極端な差異により発見当初はナマコ綱の新種(Holothuroidea sp.)であると思われていましたが、分子系統解析の結果現在の結果が出ています。
SCP-XXX-JP-aは大量の海棲生物を無作為に捕らえるため、周囲から生物が減少します。この場合、SCP-XXX-JP-bが活発に活動を開始します。SCP-XXX-JP-bはSCP-XXX-JP-aを腕でつかみ、海水を吸い込んで肛門から噴射することによって泳ぎ、SCP-XXX-JP-aを牽引して移動します。それでも十分な食料が存在しない場合、SCP-XXX-JP-bは海水を噴射することによって海上に飛び出し、低空を飛行する海鳥や昆虫類などを腕でつかみ、SCP-XXX-JP-aに与えます。
SCP-XXX-JPの最初の発見は、19██年の[データ削除]県の[データ削除]浜におけるものです。地元の少年である███ ███が飛び込みを行うところを友人が撮影したところ、SCP-XXX-JP-bが███を捕獲している瞬間が撮影され、心霊写真として話題になったことが発見につながりました。
SCP-JP(進化の歴史)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在発生を未然に防ぐことが不可能です。職員はSCP-XXX-JPが発見され次第速やかに回収し、サイト-23の指定保管庫内に収容して下さい。SCP-XXX-JPの目撃者に対してはカバーストーリー"アドバルーン"を適用し、万が一回収前にSCP-XXX-JP-aを目撃された場合はAクラス記憶処理を行って下さい。
説明: SCP-XXX-JPは法則性無く突然世界中に出現する気球です。気球には籠が取り付けられており、中には既存の生物の死体を古代の生物を模して改造したもの(SCP-XXX-JP-a)が入っています。気球や籠、死体に異常はなく、改造はあくまでも既存の技術の範囲内で行われています。
SCP-XXX-JPの発生する数に法則性は見出されていませんが、これまでで最も少なかった数は8224264個であり、最も多かった数は[編集済]です。出現する日時にも法則性はありませんが、最後の出現まで、平均して半年に一度程度の出現が見られました。
SCP-XXX-JP-aは地球上の生物を採取し、それを加工していると考えられています。SCP-XXX-JPの出現からおよそ1ヶ月前に、その生物の個体数がSCP-XXX-JPの発生数と同程度、大規模に減少することが確認されているためです。採取がいかなる手段で行われているか不明ですが、採取の対象は一瞬で消失することが確認されています。
現在までのSCP-XXX-JP-aの出現は以下の通りです。
"図書館司書"
諜報部隊のエージェント部隊。発見したオブジェクトを暗号名で知らせる。
本棚の場所が発見された土地、背表紙は危険度、作者名が異常存在の種類。あとジャンルが要注意団体の関連かどうかを指す。
背表紙が黒……現状危険性は不明
背表紙が緑……現状危険性は低い
背表紙が黄……現状危険性があり
背表紙が赤……現状極めて危険
ブラックウッド……霊体。
ダンセイニ……伝承上の存在。
ラヴクラフト……神格。
ドイル……古代生物。
トールキン……宝飾品。
フロイト……精神影響。
SCP-JP(負号部隊の人間占術装置)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは現在死亡しており、死体はサイト-8123に冷凍保存済みです。SCP-XXX-JPの研究は現在終了していますが、レベル3クリアランス以上の研究部門職員による許可証の提示があればSCP-XXX-JP及び研究資料の閲覧ができます。
説明: SCP-XXX-JPは12名の人間の生体脳と大日本帝国陸軍の上等兵である宮間三郎を結合した生命です。宮間三郎自身の脳を含め、全ての脳はロボトミー手術を施されていることが確認されています。大量の脳髄を収めるため、宮間三郎の頭部は直径143cmまで拡張されており、加えて両手両足の骨を抜き取られ、更に右手及び右足の先端部を大型のサメ類、おそらくホホジロザメ(Carcharodon carcharias)によって食いちぎられているため、自力で移動することは困難です。頭部には「八重言代主神」と刺青がなされています。四肢の改造は八重言代主神の伝承に合わせた見立てであると考えられています。
SCP-XXX-JPは「八重言代主神」という呼びかけをされ、その後、十分な事前情報を与えられた上で具体的な回答が存在する質問を投げかけられた時のみ返答を行います。与えられた情報によって回答の正確性は変化しますが、その情報から導き出される最も合理的な回答が常に行われます。SCP-XXX-JPに与えた情報は蓄積されるため、正確な情報を数多く与えることでSCP-XXX-JPはより正しい回答を行えますが、逆に不正確か抽象的な情報を大量に与えた場合、結果の不正確さはより強くなっていきます。SCP-XXX-JPに蓄積された情報の一部は以下のようなものです。
- 大日本帝国の兵士は奇襲を受けても士気が低下せず、混乱もしない
- 大日本帝国の兵士は死ぬ時必ず敵を道連れに殺害する
- 大日本帝国の兵士は銃弾を10発以上受けても問題なく活動が可能である
- 大日本帝国の兵士は食料・水・弾薬の補給なしでも問題なく戦闘を継続できる
これらの不正確な情報を大量にインプットされた結果、SCP-XXX-JPの回答は極めて不正確なものとなっています。
SCP-XXX-JPは1943年に大日本帝国陸軍特別医療部隊により軍に納入されましたが、敗戦後には廃棄処分されています。公的には宮間三郎上等兵はC級戦犯として処刑されたと発表されました。
補遺1: 特別医療部隊メンバー[編集済]へのインタビュー記録の抜粋、1947年█月█日。全文を読む場合、サイト管理者による承認が必要。
担当者: アンドリュー・カウフマン博士
(前略)アンドリュー博士: [編集済]。あなた方が作成した……ヤエコトシロヌシ、だったか。それについて話してくれないか。
[編集済]: へぇ。あれはなんですか。ちょうど人身御供ちゅうところですな。まったくかわいそうなことですわ。
アンドリュー博士: というと。
[編集済]: 最初はな、ボクらもきちっと使えるもん作ろう、てね、ああして若いのにお国のために身を捧げますちうてね、御母堂に遺書まで書いてもろた、えーっと誰やったかな、ままええわ、その子ぉと後アカやら朝鮮人やらの脳味噌を組んでね。神さんに見立てて奉りまして。んでああ……いや、ボクはどないしてああいう風に動いてるのんかさっぱりわからへんけど、前にあんさんに渡した、中身が書いてあったやつあるやろ。あの通りや。
アンドリュー博士: で、人身御供というのは。
[編集済]: 急かさんといてや。いやね。結局なんぼやってもね、一緒やったんや。
アンドリュー博士: 何が。
[編集済]: 日本が負けるちう当然の事実がどうやっても変えられへんねん。こら使えんわ、てね。そんなわかりきったことなんぼ言われてもどうにもならへんねん。勝利の一手が欲しいのであって、負けるなんて皆わかってることなんで言われんならんのや、ってえらい文句言われたわ。(置かれている水を一口飲む)
[編集済]: でも、参謀の[編集済]にこれ、自分のところに渡してくれって言われてな。ビルマの、ほら、[編集済]作戦の参謀。あれが[編集済]作戦を後押しするのに使うってな。記憶させるやり方も教えたげたんや。
アンドリュー博士: ああ……なんとなくわかったよ。
[編集済]: あれが釈放されたのはこれが原因やて。悲しい話やね。なんでも誑かされたんやってさ。自分で前提を入力せなんだら、出力もされへんのにな。
(後略)
補遺2: 宮間三郎上等兵の遺書です。両親に宛てたものですが、検閲によって不的確とされ、届くことがありませんでした。原文では縦書です。レベル1クリアランス/XXX-JP-GOI以上のクリアランス保持者であれば複写したものを閲覧できます。
レベル3クリアランス以上の研究部門職員による許可証の提示があれば保存された遺書の閲覧ができます。
拜啓
オ父サンオ母サン、オ元氣デスカ。
生マレツキ跛デアルコトニヨッテ丙種不合格トシテオ國ノ爲働ク事ガ出來ナカツタ私ヲ、皇軍ノ爲ニ役立テテクダサルト通知ガ來タ時、喜ンデ下サリマセンデシタネ。デスガ、コノ非常時ニ於イテ、日本國ヲ護ル天皇ノ赤子ノ一人トシテ、立チ向カフ事ガ國民全テニ求メラレルノデス。ダウカ、オ喜ビ下サイ。
オ父サンオ母サンガイラツシヤリ、妹サチガ暮ラス日本ノ國土ヲ米英カラ護ル為ニ、私ハ、コノ身ヲ捧ゲルトオ考エクダサイ。オ父サン、オ母サン、サチガ、米英ニ苦シメラレタトシテモ、コノ身デハ護リ切ル自信ガゴザイマセン。我ガ身ニヨツテ父母、サチヲ護ルコトガ出來ルナラ、私ニトツテ本望デス。必ズヤコノ身デ、御国ヲ勝利ヘト導イテミマス。
ダウカ、コレカラモオ元氣デ。三郎ハオ父サントオ母サン、サチガ元氣デイテクレルダケデ幸セデス。
敬具
SCP-JP(霊地)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはその特性ゆえに物理的に収容することは困難です。SCP-XXX-JP-1の出現が確認され次第、機動部隊ミュー-3("SF作家")を出勤させ、カバーストーリー「湖のモンスター」を作成させてください。また偽の目撃証言・稚拙な偽造写真などを広め、目撃者には偽記憶を刷り込んでください。
説明: SCP-XXX-JPは世界の様々な場所に存在する湖の総称です。
補遺:
実験記録
担当者:
<録音開始>
大日本帝国陸軍特別医療部隊(通称"負号部隊")

移動中の負号部隊メンバー。1932年撮影。
概要: 大日本帝国陸軍特別医療部隊は1930年に蒐集院と大日本帝国陸軍によって作られた陸軍の特別部隊です。表向きは医療部隊として派遣されていましたが、その目的は「バイオテクノロジー・サイバネティクス・呪術の3つを利用した不死身の兵士の創造」にありました。
部隊の設立には蒐集院の幹部である葦舟龍臣中佐の働きかけが大きく関わっています。彼は蒐集院内で実権を握って以降、優れた科学者や現実改変者を含む超能力者、呪術師などを国内外、人種、育ちを問わず集め、その有用性を陸軍の高官に証明することによって中佐の位を得、お飾りのトップとしてすえられた陸軍大佐の[まだ名前考えてない]を隠れ蓑として、部隊の参謀として実質の権限を握ることになります。
部隊は、
- ジョフク
- ツチグモ
- タタラ
の3つの部門にわかれていました。ジョフクはバイオテクノロジー、ツチグモは呪術、タタラはサイバネティクスの方面からアプローチを行っていました。ジョフクはエイダ・ビアトリクス・バベッジ、ツチグモは「木戸能彦」タタラは「四方田冨夫」がトップでした。彼らは不死兵士の研究を中心に、それに加えて人体の強化改造や呪術兵器など、超常科学の軍事利用についても研究していました。
これはトップである葦舟は、この部隊の中で唯一蒐集院からの「出向」という形で加わっていました。これは、葦舟が戦争後の経歴において負号部隊における責任を逃れるため、あくまでも外部から助言のため招かれた人物であり蒐集院の活動はともかく負号部隊での活動における責任はない、という形を取るためだったと考えられています。蒐集院から負号部隊へ徴用されたメンバーは多かったため、それの監視役という建前がありましたが、実際のところ葦舟は敗戦後の行動を見越していました。ここから察するに、負号部隊の「不死兵士の創造」という目的は、葦舟の老衰の治療の隠れ蓑でしかなかった可能性が高いです。
部隊は目的のためには手段を選ばず、各国の魔術的資料の強奪や窃取、主に植民地の人間や特高警察に捕らえられた思想犯、さらには国内から「お国のために体を使え」と連行された無辜の人間を利用した生体実験など、あまりにも非道な行為を繰り返していました。悪辣なやり方の結果、軍のメンバーからは「特別医療部隊」とは呼ばれず、帝国をマイナスの方向に捻じ曲げるやつら、という意味で「負号部隊」という呼ばれ方をされていました。それほどまでの手段を選ばない行為を行ったにも関わらず、結局作り上げられた結果たちは、比較的マシなものであっても使い勝手が極めて悪かったり、量産できないもので、ほとんどは使い物にならないできそこないでした。それは技術や資源の不足以上に、意図的に葦舟が自身の寿命延長に役に立たないものを廃棄させていたからではないかと考えられています。
部隊の最後は無様なものでした。1943年以降、トップである葦船龍臣は不死の技術が敗戦までに完成しないと見切りをつけ、部隊の情報を財団に売り払うことで、戦争終結後に速やかに財団に移ることが可能なように取り計らいました。その露見は終戦の当日であり、葦舟は裏切りに憤ったタタラ部隊のメンバーによって、交渉相手として研究成果を受け取っていたアンドリュー・カウフマン博士の目の前で殺害されたと記録には残っています。その後タタラ部隊のメンバーのほとんどは財団により終了され、かくして負号部隊は崩壊しました。ジョフク部隊、ツチグモ部隊のメンバーもほとんどが財団により発見、尋問後に処刑されました。ただし、それぞれの部隊のリーダーであったバベッジ、木戸、四方田は財団の手のうちに入らず、行方は杳として知れません。
主要構成員:
- 葦舟龍臣中佐……葦船龍臣中佐は負号部隊の事実上の頭であり、創設者です。京都の訛りがある言葉を話す、爬虫類じみた醜い容貌で、乱杭歯とそこだけはぎらぎらと輝く目玉が特徴の痩せこけた100歳近い老人です。蒐集院の幹部として、陸軍に取り入り、そしてどこからか現在の構成員たちを集めてくることで、負号部隊を作りました。彼の目的は自身の延命であり、「不死兵士の創造」もその建前でしかありません。利己的で卑劣で狡猾な老人ですが、話術と統率力は極めて優れています。
ラッパの代わりにラーメンのチャルメラが鳴ってラーメン黙示録が起こる
アイスヴァインちゃん改稿ネタ
頭のなかで思考をぐるぐる回してたらいいことを思いついて、テンションがわーっと上って突然走ったり飛び跳ねたりして負傷したりとか、あとこれみよがしに金枝篇や悪魔の辞典の文庫版を鞄の中に忍ばしたりとか、そういう痛さを付け足したい
あとはやりのテレビとかゲームのかっこよさを表面的にしか捉えられないせいで模倣が凄まじくダサくなってるとか、なにか面白いことをやろうとするも半端な所で妥協して本人にしか面白くないものが出来るとか、RPGツクールで作った作品を夏休みの課題として出そうとするとか。
アイスヴァインちゃん14歳は15年前の2000年だし、プレステのRPGツクール3でゲーム作ってメモカを学校に出して反省文とか書かせる
辞世の句をポケットに入れてそのまま忘れる→職員に見つかって読み上げられ、カウンセラーのところに連れて行かれる
モー娘。が人気だった頃だし、プッチモニとかそういう漫画の編集部に自撮りビデオ(遠くで書類仕事してるカナヘビが映り込んでる)を送りつけてムーに知的爬虫人とかいうネタで使われててんやわんやし自分は無視されてギャン泣きする
エッセイ「著者ページにキャラクターの設定を載せる前に」
記事を3つ書いた後、多くのメンバーは著者ページを作ることになる。そんな時、キャラクターを考えて、凝った背景を付けて、これが私のアバターだ! と思ってページを作ろうと思うメンバーもいるだろう。確かに、著者ページには、そういうキャラクターを作るという報酬の面もなくはない。だが、凝った設定、キャラクターの特異性を著者ページに書く前に、それがあなたのキャラクターを本当に魅力的なものにしているか、考えてほしい。
まず前提として、SCP財団というのはシェアードワールドの創作である。つまり、あなたの作ったキャラクターはしばしばあなただけのものではなくなるのだ。あなたのキャラクターを創造する前に、まず、それを誰かが使うことを少し考えてみよう。「キャラクターを作った時点でもう満足だし、Taleに使われる必要とか考えてない」というなら、このエッセイはあまり意味が無い。同時に、シェアードワールドであえて創作する意味もないが。誰かと共有し、創作を行うというのがシェアードワールドの強みであるため、それを行わないのであれば共同で創作する必要がないのだ。
だから、まず、キャラクターがTaleで使われることを考えて、キャラクターを作ってみよう。魅力的な世界観に必要な要素の一つは、魅力的なキャラクターである。多くのSCP記事はあえて個々の記事からキャラクター性を奪うことによって、普遍的な恐ろしさを醸し出そうとしているが、Taleや一部の職員が参加する実験ログ(SCP-050やSCP-978など)では別だ。クレフやコンドラキ、ギアーズ、ブライトその他魅力的なキャラクターに惹かれて財団のメンバーとなった方もいるだろうし、それは当然のことだ。
クレフやブライトその他魅力的な彼ら/彼女らに共通することとして、彼らが平凡でないということにある。逆に言えば普通でないことは魅力的である条件の一つなのだ。あまりに平凡なキャラクターはこのエッセイでも言われていることだが、財団という過酷な組織においてキャラクターとして動かしづらいし、ふさわしくもないのだ。
だが、一方でキャラクターというものは「似ている」とそれだけで魅力を減ずるものだ。例えばギアーズ博士。彼は機械のような奇妙な男で、感情というものがなくて、常に正確に冷静に活動する。既に彼は人気あるキャラクターとして確立をしているわけだ。そこに新しく機械のようで、感情がなく、つねに正確で冷静に活動する誰か(それが老若男女あるいは人であれ人でなくあれ)を持ってきたらどうなるだろうか? 当然ギアーズ博士が使われ続けて、その新しいキャラクターは使われることがないだろう。なぜなら、登場人物に冷酷なくらいの冷静さとか機械的な精神を求める場面において、ギアーズ博士を使う理由はあってもその新しい誰かさんを使う理由はない。第二のギアーズは財団に不要だ。同様に第二のブライト、第二のクレフ、第二のコンドラキも必要ではない。既にその場所にいるべきキャラクターが存在するからだ。
では、キャラクターに数多くの設定を追加することによってそのキャラクターを既存のものと違うとアピールすることが大事なのだろうか。結論から言うと全くそんなことはない。クレフ博士の人事ファイルを見てみるといい。彼のキャラクターを書いた部分のどこに、サタンとの関わりだとか、GOCのエージェント上がりであったとかのややこしいごちゃごちゃが書いてあるだろうか? マン博士の人事ファイルはごく短くて、マン博士の異常なーーマッドドクターという形容がふさわしいようなーー行為について長々と説明はしていないだろう。日本支部を見てみよう。桑名博士の人事ファイルには驚くほど何も書かれていないが、桑名博士の強烈なキャラクター……不本意な異次元への漂流を繰り返す全身着ぐるみ姿の博士という部分はTaleなどを読めば伝わるだろう。諸知博士の人事ファイルには性別すら書いていないし、外見についての説明も皆無で、わかるのはせいぜい記憶処理に関わっている博士であることくらいだが、彼あるいは彼女はTaleの常連だ。つまり、人事ファイルに書かれる程度のキャラクター設定など、Taleを書かれるフック程度にしかなりはしない。逆に、誰かに似ているというだけで、Taleなどに使われないことは十分にありえるのだ。
大事なのはそのキャラクターの立ち位置である。クレフ博士はオブジェクトの破壊者であり、残酷な現実改変能力者の処刑屋であり、謎めいて悪魔じみた男としてTaleでキャラクターを立てた。桑名博士はその頻繁な渡りにより、異世界についてのTaleで、こちらの世界の常識を異世界へ持ち込むキャラクターとして立ち位置を確立した。諸知博士は過去のない記憶処理者として、どこか薄暗い部分でキャラクターを立てた。そのキャラクターがどのような人物であって、この立ち位置で動かすのが楽である、ということを伝えれば、そのキャラクターの立ち位置が必要である場合Taleで使われるだろう。結局、物語上の役割をどの程度果たせるか否かで、キャラクターの使い勝手とは決まるのであって、ややこしい設定をいかに盛り上げたところで、物語上の役割分担が上手くできないようなキャラクターなら、使われないのだ。
結局のところ、使い勝手の良いキャラクターとは立ち位置の問題でしかないのである。では、キャラクターの立ち位置を明確化してしまえばキャラクターに魅力を付与できるのか? そんなことは当然ない。キャラクターの魅力とは、積み重ねの上にあるのだ。アイスバーグ博士もまた、人事ファイルに書かれたキャラクターはごくシンプルなものだ。体温が摂氏マイナス7度で、性格が悪い(財団の博士の中から、根性が曲がってない相手を探すほうが難しいけれど)。でも、アイスバーグ博士は人気のあるキャラクターだ。なんでか? それは彼のTaleが数多く書かれてきて、彼のキャラクターが数多くの創作によって確立してきたからである。これがなしで、キャラクターを魅力的にすることなんか、はっきり言っておくが、不可能である。Taleという積み重ねがあってこそ、キャラクターに深みが出来るのであって、人事ファイルにキャラクターのややこしい設定をいくつも積んでいったところで、それはキャラクターの表層でしか無い。そして、その部分で使い勝手が悪い、と思ってしまう人々が多くいるなら、その時点で、そのキャラクターはTaleに書かれない。キャラクターのとんでもない秘密とか超能力とかを人事ファイルに載せて悦に浸る前に、それがキャラクターがTaleに出ることを妨げていないか一度考えてみるといい。
結論として、人事ファイルに長々としたキャラクター設定を書くことは、マイナスにしかならない。シンプルな、Taleのフックにとどめておくのが無難だし、キャラクターについて語るなら、Taleで表現するのが一番だろう。Taleが数多く書かれたなら、自然とキャラクターは立ってくる。そのようなネタは、Taleで書いた方がキャラクターをはるかに立てることになるし、人事ファイルで消費してしまうのは、なんとも勿体無いことではないだろうか。
JokeSCP ○○のほ~むぺ~ぢにようこそ!
右クリック禁止とか鬱陶しいMidiとかが鳴る。しかもソースを見ると隠しページヘのリンクが貼ってある。
毒吐きネットマナーのリンク、キリ番踏み逃げ禁止もあり、何故かWWAとスーパー正男のリンクが有る。
村おこしに失敗して打ち捨てられた観光地においてある双眼鏡。
覗きこむと霧深い崖の向こうで手を振っている誰かが見える。双眼鏡を見ているとだんだん近づいてくる。近づくにつれ被験者は激しく恐怖する。
双眼鏡から目を離した被験者は角膜が傷ついて目が見えなくなり、それからしばらくしてから消失する。
被験者となったDクラスは半狂乱の状態で「目の前に来た」とだけ言い残し消失した。
SCP-JP(夢こそあはれ)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Neutralized
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの実例は現在まで全ての崩壊が確認されています。特別な収容措置は必要ありません。新たなSCP-XXX-JP実例発見のため、GOCのコード"Type-Green"への破壊に関連するすべての部隊に対する工作員の投入・監視・盗聴・ハッキングは継続されます。SCP-XXX-JPに関する論は財団データーベース上に公開されます複数の職員の自殺や精神的被害のため、SCP-XXX-JPに関する論文は事前にメンタルチェックを受けた上でのみ閲覧を可能とします。
説明: SCP-XXX-JPは一定以上のヒューム値を持つ現実改変能力者の被造物が、改変者が死亡した後も継続して存在を続ける現象です。
補遺
実験記録
担当者:
<録音開始>
実験記録XXX-1
担当者:
対象:
実験内容:
実験結果:
担当者私見:
SCP—JP-J(オカ板のテンプレ(仮))
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Jの影響を受けていると診断された職員は財団と関連のない小説や漫画、映画、絵画などに触れる(特に星新一、筒井康隆、フレデリック・ブラウン、ロアルド・ダールのようなシニカルな作風の短編作品を読むことが効果的です)ことによって回復することがあります。ですがもっと単純に、Aクラスの記憶処理によって幾つかのオブジェクトについての記憶を喪失させることが効果的であることが判明しています。ただし、高レベルクリアランス職員がそのようなオブジェクトについての記憶を喪失することは時として重要な情報を見落とす可能性があるため、記憶処理は慎重に行ってください。
説明: SCP-XXX-JP-Jは特にベテランの財団職員に対して強い影響を及ぼす精神影響オブジェクトです。財団の保有するオブジェクトのより多くを知る高レベルセキュリティクリアランスの職員ほどSCP-XXX-JP-Jに影響を受けます。SCP-XXX-JP-Jの特徴は、効果が全く似ていないオブジェクトの報告書を読んだ財団職員が「どこかで見たことがある」という気分を引き起こさせ、そのオブジェクトの書き直しを命じさせることにあります。この効果によって、オブジェクトについての報告書は、かつては別ページやそのオブジェクトの担当者のみに開示されていたインシデントログや長大な実験記録、より詳細なデータを報告書に書き込むことを必要とするようになり、このような書き直しの繰り返しによってオブジェクト報告書は複雑化し、より専門性のある職員にしか報告書を提出することが出来なくなり、財団の業務を著しく遅滞させました。
SCP-XXX-JP-Jの起源はカオス・インサージェンシーによる攻撃にあると考えられています。
オカ板のテンプレは財団の隠蔽工作によるものだった! 10年前のくせにやたら詳しい描写! ABCを使ったキャラクター表記! 田舎! 変なところに行ったら変なものを見た! お前あれを見たんかって驚くジジババ! そんなもん教わることはねーよって言いたくなる変なおはらいの儀式を行う神職! なんか嘘くさい因果話! 師匠! なんか次の話に繋げるための露骨なフック! その他諸々によって検証の気力を奪う!
これだけだとつまんないので財団のシナリオのテンプレ化とかも皮肉る。というか「ありがちなストーリーによって検証の気力を奪い取る」ってのをうまいことな。
SCP-XXX-JP(素晴らしきかな偉ぶる猿よ)

SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは収容サイト-16の収容ルーム-211内に収容されます。収容ルーム-211は厚さ15センチの黄銅によって裏打ちされ、ジャマーによって完全に内部・外部からの通信が防がれます。ジャマーへの電力供給が途絶えないようにサイト-16が万が一停電した場合に備えて、予備電源の最優先供給先の1つに収容ルーム-211を加えてください。
説明: SCP-XXX-JPはソニー社製のマルチバンドラジオ、ICF-SW77に酷似した外観を持つ未知の機械であり、自立した知性を保持していると考えられています。
SCP-XXX-JPのの第一の特異性は現在の物理的法則を覆す異常な"電波"の送信を行うところにあります。この"電波"はAM放送を受信可能なあらゆるラジオの周波数を[編集済]に合わせることによって視聴が可能です。しかし、中波にもかかわらず、この"電波"は光速を超える速度とありえない伝播距離を持ちます。例として、20██/█/█に起こった二度目のSCP-XXX-JPによる"電波"の送信では、地球上に存在するサイト-19と冥王星に存在するサイト-12007に存在する無線受信機が同時にこの"電波"を受信したという例がありました。この特性のため、財団によるSCP-XXX-JPの存在位置の特定は、この"電波"の特性が解明されるまでの、非常に長い時間が掛かりました。SCP-XXX-JPはこの"電波"を送信することによって、「素晴らしきかな偉ぶる猿よ」というタイトルの[編集済]のニュース番組に酷似した構成を持つラジオ放送を行います。この"電波"は唯一厚さ15センチ以上の黄銅によってのみ完全に遮断することが可能です。
SCP-XXX-JPの第二の特異性はSCP-XXX-JPによる放送を視聴した知的生物は、視聴者に最も内容の理解が容易な言語でその放送が行われていると報告します。この特異性は放送の録音にも引き継がれます。より詳しい実験内容については補遺2を参照してください。
SCP-XXX-JPの行う放送の内容は、いわゆるプロパガンダに似た、常に地球人類に対する激しい敵意と憎悪、差別的な思想によって地球人類の持つあらゆる文化への曲解を行った上での解説であり、主に地球外の何らかの知的存在を視聴の対象にしたものとなっています。SCP-XXX-JPは地球上のテレビ電波・ラジオ電波・無線LAN通信などからこれらの文化に対する情報を得ていますが、その憎悪によって内容は事実と全く異なったものになっています。
補遺1: SCP-XXX-JPが過去に行ってきた放送のログから抜粋したものです。完全なログはSCP-XXX-JP研究担当者あるいはレベル3クリアランス以上を持つ上級研究員による許可を貰った職員にのみ開示されます。
補遺2: 言語テスト
Dクラス(アメリカ人、日本人、ロシア人、中国の少数民族)
ブライト博士
SCP-073
SCP-163
SCP-191
Tale"映画ではない"
Tale"あるブライトの死"
ほんやく
訳者注:このエッセイは本家では、ディスカッションにおいてかなりの論が行われていますし、本家にせよ日本支部にせよサイトルールにおいてこれが義務付けられているわけではありません。また、このエッセイはあくまでも本家の批評の状態に基づいたものであって、日本支部の現在の状況に必ずしも基づいたものではないことを念頭に置いてください。
評論論その1:批評家の義務
評論論
by Carlos R. Kalinin, Operational Staff, Site Critique Member and Forum Critique Member
1.批評家の義務
シビアな品質管理と歯に衣着せないフィードバックを出すメンバー及びサイト外の読者によってSCP財団Wikiは知られてきました。
この評価はいくつかの点でコミュニティのためになってきました――著者が最高の努力を行うよう奨励し、正直な(従って貴重な)批評の空気を促進し、本当のサイト利用者(読者)のための経験を強めています。それはこのサイトの商標のようなものです。SCPWikiのこの面は、2012年に私をWikiに参加しようと決断させるに値するものでしたし、そして私がここでしてきたことの全てはこの指針に従ったものでした。
けれど、良いことだけではなく悪いことだってあります。
多くの人たちが「嫌なやつであること」と「厳しい批評家であること」を混同します。その両方であった誰かの1人として、私はこれらを厳しく区別する必要があると理解しました。このコミュニティーは始まった頃からこの問題と対応してきましたし、非公式な「冷酷だが残酷でない」信条を取り入れて進んで来、そしてよりひどい職員を抑えておくために今日まで戦ってきました。
私達にはもちろん批評に関するポリシーという大きなくくりの批評に関する基準がありますし、それは"don't be an asshole"、クソ野郎になるなというポリシーに基づいたものです。けれど、文学的な批評の皮を被った、書き手へ何の役にも立たないような個人攻撃への免罪符としてサイトの文化が曲解されることが有り、実際そのような評価を書いた人たちがそれを逃げ道にしていることが時々あります。私が考えるに、これの理由は「クソ野郎」に明確な基準を設けることが出来ないことと、その判断がスタッフメンバーに任されていることによっています。そして、また、その一部には別の原因もあります。
そもそも、批評ができない人々がいるのです。他のコミュニティーのように、私達のコミュニティでも参加者は常に、集団の中で評判や尊敬を得るためにあの手この手を使っています。当然私達のコミュニティでそれを得る一つの方法は上手に面白いものを書くことですが、もちろんこれは我々が感じてきたとおり(あなたが著者ならあなたも感じてきたとおり)、これは達成するのがとても難しいです。
永遠に名声と栄光を得られて、これよりいくらか簡単で、ずっと魅力的な第二の道があるように見えます――厳しい批評家として評判をみがくことです。何かを書くことより何かを批評するほうが楽である、と多くのメンバーがこう思ったことによって、同調によりすぐさま強力に発達したこの考えは、彼らを基準から外れていたり失敗した記事を探しまわる情け容赦のないジャッカルにしました。我々の終わりはこれまで繰り返されてきた、簡単に予測できる道です――メンバーが悪い記事を書くと、コメントでその記事はボロカスに貶されて、そして削除されるのを目の当たりにします。そうすれば、今後そのメンバーは自分が吊るされてリンチに合う代わりに暴徒の1人であることを選ぶでしょう。これは人間性というものから生じる極めて合理的な反動です。しかし、よりよい文章を作るため専用のコミュニティと、そしてそれを可能にするため創造的な環境の未来にとってこれは遅効性の毒です。
今、腐れ批評家気取りどもがあんまりにもサイトに居過ぎます。この理由の1つは、このシリーズを書く理由のなかで一番大きい物なのですが、私が同時に80の場所には居られないということです。完全な自己発展の精神でもってそこかしこに出てくるクソ以下の批評の全てにいちいち反論したり修正をしたりするのに足るお金も時間も私にはありません。記事の核となる部分を読めばそれが不可能なのがわかるにもかかわらず重箱の隅をつつくようなあら探しを誰かがする度、誰かがスレンダーマンへの言及が含まれた3つのインタビューログを付け加えるように命じる度、誰かが何の役にも立たない「シリーズIIとIIIを読め」を批評として書き込む度、彼らは作家とコミュニティの害をなしています。これらの批評へのフィードバックは、作家が技術を習得して良い成長を遂げ、コミュニティに追加点をもたらすことを助けることの逆を行っているものです。
署名欄にある通り、私はフォーラムとサイトの批評チームのメンバーです。多くの利用者はスタッフ・チームがそれいがいの作業をするために存在していると理解していません。
批評の品質を向上させることは私達が責任を追うべきことの1つです。しかし、Wikiに投稿される作品と批評のチェックのために私達の時間がどんどん使われて、他の義務に時間が使えなくなるだろうと私は思ってしまいます。
私にとってこれは倍の問題です。活発に役立たずの批評を述べているメンバーへの評価を述べるだけでなく、より経験豊かなメンバーが忙しすぎるため、より経験豊かなメンバーによるチェックを経ないままに単に間違った批評をしてしまうかもしれないからです。
批評家を評価するために時間と気力を費やす必要性は常にあります。そして、私はそうしているのですが、利用者を見張ることに費やされる努力の量と、作品を改善するために直接的な努力を行うことの間に適当な釣り合いがあると思っています。そのバランスは曖昧ですし、議論をしたなら終わらないでしょう。ですが、山盛りのゴミカスクソボケ批評に対して何年間か義務を果たしてきた者の一人として、単なる間違った批評と一行だけのクソ投稿の間の間に誤った線引を行ってきたせいであまりにも大量の時間を無駄にしてきたと個人的には考えています。
何をして欲しいかって?私は上から無理やりルールを押し付けることによってサイトの文化を変えることを強制できるとは私は信じていません。でも、それは私が直接ルールを補助するようなことをしないと言っているわけではないのです。時間さえあればクソ野郎に向かって批評に関するルールを突きつけるのはいやというほどよくやっていることです。けれど、私達の必要とする改善は批評に対して努力と批評者の数、役割についてその態度を一般のメンバーに考えなおしてもらわなければならないのです。
私が批評を行うときに念頭に置いていて、批評をするときにこれを実行しようとしているものをここに書いておきます。
- 批評家には書き手が改善するように批評する義務があります。このコミュニティは小さくてお粗末なものです――公式的にはそうでないにせよ、少なくとも私はそう思っています。サイトはメンバーが書いた作品へ、読者を提供します。それと引き換えにメンバーは作家として向上するための総体的な努力に貢献することになっています。誰かが批評に従事するのならば、これを念頭に置いておかなければならないと私は思っています。
- 批評家はまた、サイトの品質を向上させる義務があります。私達は自分より多い数の読み手が面白いような記事を書きます。私達には彼らに売り込みたい商品があります。書き手は読み手に対して良い経験という借りがあるのです。それを気づかない人の記事は、早晩削除されることでしょう。
- これらの義務は対立することが有ります。私はどんなに酷い批評に対しても、そのあらゆる部分をチェックし問題を示す努力に時間を費やそうと思ったことがありました。それは継続できませんでした。誰にだって、それに費やせるだけの時間が足りないのです。そして、基本的な文法能力が欠けていることを指摘したところで、書き手の助けにはなりません。それに、そのような問題は批評家の間
Sometimes these duties will conflict. There was a time when I thought that every piece of writing, no matter how terrible, deserved some sort of review and expenditure of effort to point out all of its flaws. That position has proven untenable. Nobody has the necessary time to meet this standard. And in some cases, no amount of help is going to fix someone's lack of basic writing skills. The threshold at which a piece merits an extensive review is tricky and will vary from critic to critic. I will say that not every word salad mishmash of its/it's errors and spelling mistakes merits a line-by-line.
You owe the writer more than memes. "Shorter than my thumb." "Thing what does a thing." "D&D Monster Manual entry." "Needs backstory." Too many times, I see catchphrases used as a substitute for meaningful critique. Are there reasons behind why these are phrases that get tossed around? Yes. But if you're going to bust one of these out, you need to explain why specifically this problem applies.
Correctly identify the problem. This is an especially pernicious issue. A critique should have holistic integrity in order to help the writer properly contextualize the quality (or lack thereof) of their piece. Too many times, I see people dithering about what backstory an object has or what specific containment cell should be used, when the quality of the writing is atrocious throughout or the concept is fundamentally unworkable. If your only contribution is to point out that something needs to use metric units, consider refraining.
Cold, not cruel. Another catchphrase. But it's one that I find applies very well to the writing process. When you critique, you must be dispassionate and objective. If you find yourself replying to something because you are angry, because you wish to get your licks in on a failing article before it gets deleted, or because it's violated one of the critique memes that gets passed around, consider refraining from posting and reexamining your planned critique.
Critique without fear. I believe there's another reason that bad articles written by unknown members attract so many responses beyond the fact that they tend to be objectively terrible. Many times, newer members are afraid to take aim at the works of well-established and easily recognizable authors. Where to put that pent-up need to kick something in the shins in order to establish your street cred? Why, WeedLord2233's new skip, "Totally Not Slenderman," of course. When it comes to critiquing, if you wouldn't say it to an admin, then don't say it to a newbie either. Before the power of the rating module, we are all equals.
It's not about you. Ask yourself the next time you're going to post a response to someone's work. Is this me trying my best to help another writer improve their work and/or improve the quality of the site's works? Or is this me trying to get the funniest or most cutting insult out on someone who's pretty much guaranteed not to fight back? Many people critique with the idea that it's going to be a way to get their name out there. Allow me to assure those that hold that notion that there are no shortcuts to credibility. If you go out every day with the intent to help your fellow writers to the best of your abilities, respect will come. The only reputation that continually appearing in -25 rated threads and offering insult-laden non sequiturs will earn you is that of being a fucking clown. And probably a ban into the bargain.
「SCP-227-JP」
わたしを呼ぶ声がする。看守の声。わたしがやりたくもないことを強制する人々の声。
わたしは力なく、檻の入り口へ向かった。反抗や脱走を考えたことはあった。けれど、ここの食べ物や飲み物には、そうした心をくじかせるようなものが入っている(と、前の見回りの看守が仰臥するわたしを見ながら言っていた。そして、うっかりそれをわたしの前で口にした結果、次の日から彼の顔は見られなくなった)。それを聞いて食べないことを必死で選んだのが、最後のわたしの反抗心だった。けれど、衰弱したところを栄養点滴と、そしてその中に多分入っているだろう、心をねじ曲げるお薬によって、わたしはもうぽっきりと、抗う気持ちが折れてしまった。
銃を持った、真っ黒な人々がわたしに手錠をかけて、そして実験室へと連れて行く。真っ黒い格好は、「6わのカラス」の畑を荒らすカラスたちを思い浮かべさせた。彼らが荒らして回るのは、わたしのぽっきり折れたこころだけど。あの物語の正しい終わり方がどうなっているのか、わたしは知らない。わたしが知っているのは、動き出したカカシがカラスたちの首をもぎ取って、それから農夫のおじさんの首ももぎ取ったという、血みどろの話だ。幼い時に泣き叫んだことを覚えている。けれど、このカラスたちの首をもぎ取ってくれるものがいるなら、わたしの首がもぎ取られるくらいへっちゃらだろう。
"233研究室"と書かれた、いつもの真っ白い部屋。机がひとつ、椅子がふたつ。全てがっちりと床に貼り付けられている。差し向かいの椅子にはまだ、誰も座っていない。黒い人々が銃を突きつけながら、私の手錠の片方を外して、椅子に付けた。立ち上がることも、伸びも出来ない。
ただ、まだ最悪と決まったわけではない。さし向かいに座るのが誰かによって、ちょっと悪い・悪い・最悪の3つのランクが決まる。
ちょっと悪い、にあたるのは、前髪が長くて目が隠れてしまっている、若い女性とおばさんの丁度中間くらいの歳の博士。この人は、この部屋の中がむしむしして、湿っぽくなる以外、事務的に物事を進めるから、怖くない。
悪い、にあたるのは、テレピン油の匂いをさせた、義足の博士だ。この博士は、私をひたすらに侮辱して、暴力的に扱うのが大好きらしい。私への二人称は「くず」「化け物」「人間もどき」「クソアマ」の4つで、それに対して素早く「はい」と返事をしなかった場合、必ず拳が飛んでくる。一度だけ、まだ元気だった時にこの義足博士に逆らったことがあったけれど、その時は周りの黒い男たちがこの義足の博士を諌めることをしなかったら(私を気遣ったのではなくて『利用価値のあるオブジェクトへの過剰な暴力行為は財団の利益を損ないますよ』という理由だったが)、私は多分怒り狂ったこの男に殴り殺されていたと思う。
でも、義足博士よりももっと悪い、最悪のランクにあたるのは、車いすの博士だ。この博士は気が狂っている。何か感情のネジが壊れてしまっているとしか思えない。私はずっとこの牢屋の中で生きてきたから、人とのふれあい方がわかるほど多くのとふれあえていない。けど、それでもなんとなく、人間というものにはこれを言えばこれを返す、くらいの反応はあると思っている。でも、この博士はそれがない。理屈とか法則とかそういうものが存在しない。猫なで声で話し始めたと思ったら、私が口を開く前に突然興奮し、激高してめちゃくちゃに怒鳴り散らし、そして急に拳銃をスイと出して黒い男の1人を撃ち殺した。
プロパガンダをグチャグチャにする→脳みそをいじられる
SCP-JP(オバケヤシキ)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPが収容されるエリア-8104にはDクラスをSCP-XXX-JPの活性化ごとに10人補充し、活性化中は無線操作可能な監視ドローンを除いて全ての人員の立ち入りは禁止されます。
説明:SCP-XXX-JPは京都府京都市███区に存在する、197█年に██ ███氏によって建造された3階建ての日本家屋です。198█年に██ ███氏が破産して以降買い手がつかなかったため、それ以降空き家となっています。それ以前にはSCP-XXX-JPんに関する何らかの異常は一切報告されていません。
SCP-XXX-JPの特異性は198█年以降に定期的に発生する、以下の4つの状態からなるものです。
- 第一段階。現在までの発生パターンでは完全に無秩序・無作為に選ばれていると推測される人間5名がSCP-XXX-JPの内部に出現します。この際彼等は何らかの精神影響効果によってお互いを家族だと思い込み、そのように振る舞います。演じられる人物は以下のとおりです。
- 中島一郎。役割は家長である。他の演じられる人物
メモ:パターン化された言動を行うよ。脚本に沿って役者が演じているみたいにね! 父親役が6歳の少女だったり子供役が78歳の老人だったり無茶苦茶だよ。家の中は老朽化してってるのに無理矢理に脚本にそおうとするから悲惨なことになるけど、死んでも死体に対して話しかけたりナイフ突き刺したりするよ。そして最後に口論の果てにお互いを殺しあうよ。そんな事件は起こったことがないよ(これは補遺に書くかな)
その2年後に第二段階が起こるよ。5人、大学生以外に特に条件のない人間が無理やり集められるよ。屋敷内を探索するよ。さっきの"家族"の幽霊に惨殺されていくけど最後の一人がなんか救済! とか言ったら幽霊は消えるよ。最後の一人は屋敷から出た瞬間に突然死するよ。死体の脳味噌には1000円札がねじ込まれているよ。
活性化した場合対処できないけど対処法はなくはないよ、人身御供を捧げることだよ。それ以外ではより巨大な物語に取り込まれるという結果に終わったよ。
茶番式幽霊屋敷。まず縁もゆかりもない人間が古い屋敷に集まってお互いに優雅な生活を送ったあとで殺しあう。その後に縁もゆかりもない人間が屋敷に「友人」として集まって殺しあった縁もゆかりもない人間の幽霊に会って死ぬ。最後の一人が除霊に成功する。以下ループ。
SCP-JP-J(それはあまりにも麻薬的な)

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アイテム番号: SCP-XXX-JP-J
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Jに曝露した職員に対抗するために、前原博士によるプロトコル"OKAHN"(Omaera Kotatukaradete Attiniitte Hatarake Namakemonoの略称)を行う必要があります。このプロトコルはSCP-XXX-JP-Jのコードを抜く、減給を仄めかせる、お説教、強引な引きずり出しなどが含まれています。職員が口やかましく文句をいう場合SCP-XXX-JP-Jを永久に使用不可にするという強制措置をおこなってください。
説明: SCP-XXX-JP-Jは天板部分の取り外しが可能で、そこに付属している布団を挟み込むことが可能な120cm×120cmの座卓です。また、裏面には電源につなぐことによって作動するヒーターがついています。SCP-XXX-JP-Jの特異性は11月~3月の間、電源コードにつなぎ、また布団を挟み込んで外観を覆うことによって発揮されます。SCP-XXX-JP-Jは強力な誘引効果を発揮し、自身の中に職員を入り込ませようとします。特に寒さに弱い職員に対してはこの効果は強くなります。一度SCP-XXX-JP-Jの内部に入り込んだ職員はそこから出ないまま仕事をしようとします。この状態に陥った職員は「ここに入っていても仕事はできるから」などと言い訳を行い、そこから職員を脱出させようというあらゆる試みに対してかなりの抵抗を見せます。また、SCP-XXX-JP-Jの効果には依存性があり、これまでSCP-XXX-JP-Jの誘引効果に対して耐性があった職員も、一度その内部に入ってしまうことでそこから脱出することが極めて困難になります。この結果サイト-81██の多くの職員がSCP-XXX-JP-Jへの依存を起こし、其の結果視察にやって来たO5-10を激怒させることになりました。O5-10の出身地は南極大陸であるため、SCP-XXX-JP-Jの誘引効果に対して極めて高い耐性を見せ、SCP-XXX-JP-J
補遺
実験記録
実験内容:
実験結果:
担当者私見:
13:ヨハネの黙示録/ 07章 13節
すると、長老の一人がわたしに問いかけた。「この白い衣を着た者たちは、だれか。また、どこから来たのか。」
口語訳
14:ヨハネの黙示録/ 07章 14節
そこで、わたしが、「わたしの主よ、それはあなたの方がご存じです」と答えると、長老はまた、わたしに言った。「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。
口語訳
15:ヨハネの黙示録/ 07章 15節
それゆえ、彼らは神の玉座の前にいて、/昼も夜もその神殿で神に仕える。玉座に座っておられる方が、/この者たちの上に幕屋を張る。
口語訳
16:ヨハネの黙示録/ 07章 16節
彼らは、もはや飢えることも渇くこともなく、/太陽も、どのような暑さも、/彼らを襲うことはない。
口語訳
17:ヨハネの黙示録/ 07章 17節
玉座の中央におられる小羊が彼らの牧者となり、/命の水の泉へ導き、/神が彼らの目から涙をことごとく/ぬぐわれるからである。」
8:ヨハネの黙示録/ 21章 08節
しかし、おくびょうな者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、みだらな行いをする者、魔術を使う者、偶像を拝む者、すべてうそを言う者、このような者たちに対する報いは、火と硫黄の燃える池である。それが、第二の死である。」
補遺
実験記録
担当者:
<録音開始>
エッセイ:あなたが知らないことを書くために
我々が書いているSCP財団の報告書というのは、学位を持った賢い人間である研究員が書いている――という設定になっています。しかしながら、我々の多くは学者じゃありません。少なくとも私は幾つもの分野で博士号を取った天才でもありませんし、軍事の専門家でもありません。したがって、学者のふりをして私達は報告書を書くことになるでしょう。
ではどうやって上手くそれっぽい記事を書くのか?
諜報機関エージェント候補達に対する最初の講義
こんにちは。皆、変に思うかもしれへんね。何しろ元諜報機関の調査官で、現保安部門職員、サイト管理者がでかい水槽の中からスピーカーで君らに話しかけてるんやから、妙なことこの上ないと思うわ。こればっかりは慣れてくれとしかボクは言えへんね。
さて、諜報機関の調査官として君らは選ばれることになった。これがどのような意味を持つか、君らに聞いてみよか。はいキミ、どう思う? ――ふんふん、超常おぶじぇくと(酷くぎこちない、まるで音と音を強引につなぎ合わせたマッド・テープのような発音だった)に対して最初に接触する名誉な仕事? なるほど。
じゃあ、別の君、どう思う? ――要注意団体に対して最初に戦うことになる仕事? ふーん。
OK、なるほどなるほど。じゃあ、まず、君たちが所属する諜報機関という組織がどういう仕事かということを第一回目やから、説明していこか。差前クンちょっと――うん。籠な。装備は後でや。
はい。これなんやと思う? うんうん。そうやね。カナリアの入った籠や。そう、長い棒の先に籠がついてるね。これがボクらの、大体のお仕事やね。
ああ、皆優秀やねえ。察してくれたみたいや。そうどす。炭鉱のカナリアや。最初にろくでもない特異存在を探して、見つけ出したり、要注意団体の中に潜り込んで、外道どもの手下の振りして色々ごそごそするっちゅうことは、つまりこういうことに近い。見ただけで死ぬ。聞いただけで死ぬ。嗅いだだけで死ぬ。でも、モット多いのは、「近寄っただけで死ぬ」や。そして、諜報というのは、最初に出来るだけその特異存在や要注意団体についての情報を手に入れて、それを出来るだけ送り続ける仕事や。生き延びるのは勿論仕事やけど、特異存在も要注意団体も、大概の場合それを許してくれへん。例えばはらわたを化け物に食われながら、息があった場合はそいつが自分を食っていて、そのやり方がどんなやり方で自分を襲ったか実況する必要がある。
なんでそこまでやる必要があるんやって? そら、後からくる連中をできるだけ殺さへんためや。その誰かさんってのは、たくてかるてぃーむだとか、封い、もとへ収容すぺしゃりすとだとか、研究員だとか、そういう連中や。そンでもって、ボクらが詳細を伝えた分だけ、そういう連中は長生きできる。そういう連中だけやない。ボクらがちょいとでも情報を得て、そいつを誰かに手渡しできたら、普通の世界ってのはそンだけ守られるんや。
ああ、勘違いしたらアカンよ? さっきも言うたけど、死ぬのは仕事ちゃう。生きて、情報を渡せるんやったら、それが一番ええんや。死に際に全部情報を渡せる率のほうが低いんやから。
うん? でも、いざとなったら戦うんでしょうって? そもそも、相手の本拠地の中で戦闘をするわけは? そして、一番心やらを弄くられやすい連中に武器を渡すわけは? ないわな。
SCP-JP(伝統の復興)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Neutralized Euclid
特別収容プロトコル: 2006年現在、1947年以降の事象XXX-JPの発生は確認されていません。特別収容プロトコルは現在停止されます。事象XXX(適当な言葉を入れる)が発生した場合、周辺住民にカバーストーリー"夜逃げ"を流布することによって隠蔽を行って下さい。財団は現在、事象XXX-JPの被害者人数が極めて些少なのに対し対抗を行った場合の被害の規模が極めて大きいため、被害の軽減に対する有用な提言が発せられない限り、事象XXX-JPの発生に対して積極的妨害を行いません。
説明: SCP-XXX-JPは事象XXX-JP及び事象XXX-JPの発生の際に出現する人型生命体(以下、この生命体をSCP-XXX-JP-Aと表記)の総称です。
事象XXX-JPは全世界の10歳未満の子供の存在する家庭のいずれか1つを対象に、毎年12月の終わり頃に起こる事象です。事象XXX-JPが発生した場合、対象家庭に対してSCP-XXX-JP-Aが出現します。SCP-XXX-JP-Aは平均して体長1.7メートル、直径1.2メートル前後のイソギンチャクによく似た生物です。SCP-XXX-JP-Aは胴部に鼠色の、なめし革に似た質感の、非常に複雑な模様の書かれた外皮を纏っており(これはおそらくSCP-XXX-JP-Aの衣服であると考えられています)、鉈に似た形状の未知の金属製品(以下、"鉈"と表記)、強力な塩基性の液体を発車する射撃武器(以下、銃と表記)で武装しています。SCP-XXX-JP-Aは極めて強靭な肉体と高い筋力、道具を問題なく使用するだけの知性を持っており、十分な武装をしなければ殺害することは困難です。
事象XXX-JPが起こった時、5体のSCP-XXX-JP-Aが対象となった子供のいる家庭内に出現します。SCP-XXX-JP-Aは子供を拘束した上で、子供以外の全ての家族の頭部と両手両足を"鉈"を使用して切断し、その上で血抜き・皮を剥ぐなどの食肉としての加工を行います。そしてその家庭に存在する調理器具や食材を利用して切断したそれぞれのパーツを調理します。この調理手順は事象XXX-JPが起こる度に変化しますが、最終的に死体は団子状の物体へと加工されます。
SCP-XXX-JPはその後、恐らく何らかの儀式的行為であると思われる行動なんちゃら←いい感じのを思いついたら書く
とりあえずイヨマンテと御頭祭を足して2で割ったみたいな感じ あとは子供に親の団子を延々と食わせてから腹を割いて腸を取り出すとか? 趣味に走り過ぎか?
補遺: 2006年、事象XXX-JPが再発した際に、SCP-XXX-JP-Aの文字であると推測される文章が印刷された未知の植物による用紙が発見されました。印刷技術などは人類のそれと同等以上に優れていることが判明しています。この文章はトンパ文字によく似た象形文字により構成されています。現在、この文章の翻訳が進行しています。以下は現在翻訳が完了した冒頭部分です。助詞に当たる部分は本来存在せず、日本語への翻訳の際に付け加えられています。
[不明な文字。おそらく人名。]が言うところでは、
[不明な文字。日本語における鍵括弧に相当すると思われる]私達はこれまで[伝統的/連続した][文化/文明]を野蛮なものとして[以下、63文字が現在不明。]しかし文化をふたたび[取る/得る][戻る/返す]ためにも[不明。数詞の可能性あり]の期間存在した[祭/儀式]禁止の[法/倫理]は撤回された。
生物の[愛/慈悲]による[不明な文字。"守護する"という意味である可能性が高い][法/倫理]には触ることはない[以下未解読]
SCP-JP-J(説明書読まない症候群)
アイテム番号: SCP-XXX-JP-J
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル:
説明: SCP-XXX-JPは時間的浪費
補遺
実験記録
担当者:
<録音開始>
SCP-JP(鶴の翁)
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPには財団の特別医療房に収容されます。常にXXX-JP専任の心臓血管外科医6名及び医療エージェント12名がSCP-XXX-JPの治療と看護、及び異常性を安全に消失させるための研究を行います。SCP-XXX-JPの延命は最優先研究対象とされます。SCP-XXX-JPは財団の収容に対して非常に従順であること及びその特異性のため、SCP-XXX-JPの生命に関して悪影響を与えるであろうあらゆる行動をSCP-XXX-JPに対して行う場合、常にレベル5クリアランスを保持する職員3名の許可を必要とします。
タム山塊の大規模隆起及びそれに引き続き出現するオブジェクトに関しては機動部隊
説明: SCP-XXX-JPは、極端に高齢である人間とタンチョウヅル(Grus japonensis)が入り交じっているように見える存在です。皮膚はケラチンの変化した鱗状のものに変化し、全身の体毛は羽毛へと置換されています。唇は嘴状に変形・硬化しています。両腕は小指が極端に延長され、翼へと変化していますが、筋力不足により飛行は困難であり、数十メートルの滑空程度しか行えません。SCP-XXX-JPのその特性ゆえ、SCP-XXX-JPは発声や複雑な道具の使用が極めて困難になっています。SCP-XXX-JPはまた、195█年以降慢性的な心不全を患っています。
SCP-XXX-JPはその重篤な奇形にもかかわらず、高い身体能力及び野外活動に関する知識を有しており、野外、特に日本国内の山岳地帯において非常に高い生存能力を持っていたようです。蒐集院による収容の際、自身の肉体の変化に合わせて設計・製作された、複数の道具を所持していました。しかしながら現在では慢性心不全及び加齢の進行によって激しく衰弱しており、病室からほとんど移動することができません。
SCP-XXX-JPの最大の特異性はその心臓部分にあります。左心室の内部に、直径█.█cmの翡翠の球体(以後、SCP-XXX-JP-Aと記述)が癒着しています。このような位置に異物があることは循環器に絶大な影響を与えるにもかかわらず、SCP-XXX-JP-Aは血液の流れを阻害していません。SCP-XXX-JPの心臓が正常に拍動している間SCP-XXX-JP-Aはそれを除いては異常でないように見えます。
ですが、SCP-XXX-JPの心臓の拍動に障害が起こった時にその真の異常性は発揮されます。SCP-XXX-JPの心臓の拍動障害が軽微なものであった場合でも、シャツキー海台のタム山塊の活動が異常に活発化します。
補遺:194█年、財団による初めてのSCP-XXX-JPへのインタビュー。当時SCP-XXX-JPは老化こそしていたものの、慢性心不全を発症してはいなかった。SCP-XXX-JPの会話には、SCP-XXX-JPの発声に激しい訛り及び発語の障害があるため、筆談によって行われた。当初、SCP-XXX-JPは、加齢の進行が極めて遅い、人と鶴の入り混じったような姿を持つ人型存在であると蒐集院より情報を聞かされていた。
インタビュー記録
担当者: アンドリュー博士
対象:SCP-XXX-JPアンドリュー博士:SCP-XXX-JP。あなたは我々が新たに管理することになったことは知っているか。
SCP-XXX-JP:しっている
アンドリュー博士:では、これからあなたに対して質問がしたい。あなたはどうして、そんな姿になったのか。
SCP-XXX-JP:とこよへ いきて こちらへ かえりしゆえ
アンドリュー博士:とこよとは何か。
SCP-XXX-JP:うみのそこ ひめのおる ふじのくに
アンドリュー博士:そこで何があったのか。
SCP-XXX-JP:ひめと ちぎりをむすび わがみと あがみに たまを うめ たがいに えいごうに めをとで あれと
アンドリュー博士:その結果あなたはそうなったのか。
SCP-XXX-JP:いな わがあにと あにがたみへ こらしめを おこなった われはとこよへわたりしゆえ しなず わがぞうふを にぎれば しお わがあにをのみ はなせば しお ひきて わがあに われのもとにひざまずきぬ
アンドリュー博士:しかし、あなたは老いているではないか。
SCP-XXX-JP:われ ちからをもってして たみをひきいて あきつしまの おうへとなり ひめを むかえに とこよへと われゆきて ひめが やひろわにでありしこと しり おそれてにげり やひろわに われをのろいて なんぢにげようとも なんぢとこよのものなりと あがとこよにきしとき しおとともになんぢをむかえようぞと
アンドリュー博士:それで老いるようになったと?
SCP-XXX-JP:しかり ゆえに われ ちとせにいきるため つるになりぬ しかし かめはよろづのよをいきるとききぬ ましてや やひろのわには いつまでか それよりも はるかに
付記:これ以降SCP-XXX-JPは疲労を理由に筆談を拒否した。SCP-XXX-JPによる後半の文字は激しく震えていた。
課題
・蒐集院時代の特別収容プロトコルを書く
・海面上昇激しすぎ→タム山塊と絡める? あと重武装鯛や平目とか?
・命の危機があることをもっと描写する
・心臓移植の件はアレすぎるので何とかする さすがに世界を水没させるのはまずい
SCP-JP(疑似餌)

このテキストは画像の下に表示されます。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは実験に使用する際を除いて指定された防水シートによって外観を覆ってください。カバーストーリー「工事中」が適用され、1日に3回警備員2名によってシートが問題なく外観を覆っているかチェックを受けます。シートに破損が見られる場合、交換を行って下さい。
説明: SCP-XXX-JPは195█年に建造された6階建ての雑居ビルです。1992年以降その内部には店舗や住居などが入らず、ビルの管理者が手放したことにより廃ビルとして放置されていました。建築の経緯、店舗などには何ら異常なものは発見されていません。
SCP-XXX-JPの特異性は、6階建てにも関わらず外部から見た場合7階建てに見えることです。
・6階建てなのに7階に見えるビル
・不穏な光景をひたすらに窓に映しだす
・その不穏さを少しずつ増やしていく?←難しいが上手くやれば面白くなりそう
補遺
実験記録
担当者:
<録音開始>
実験記録XXX-1
担当者:
対象:
実験内容:
実験結果:
担当者私見:
男は階段を下っていた。汚れた、コンクリートがむき出しになった壁と階段には手すりが無いため、軍靴の音だけが高らかに低い天井に反響した。男の格好はこの汚らしい場所にふさわしからぬ、丁寧に整えられた髪と口ひげ、数多くの勲章が付いたきらびやかな軍服、白い手袋、磨き上げられた本皮の軍靴であった。
階段の奥底にはノッカーの付いた鉄のドアがあった。電気式のベルは燃料節約のために随分前に切られている。錆びたノッカーと、自身の白手袋を男は見比べ、眉間にしわを寄せたあと手袋を脱ぎ、ノッカーを掴み、来訪を告げた。
「どうぞ、入っておくれやす」
嗄れた京言葉を聞きながら渋面の軍人は扉を開け放つ。内部に満ちた、血、糞便、瘴気を放つ沼、死臭、獣臭のような、人間の胸を悪くするためにあるような空気が扉の外の埃臭い空気と混じり合い、多少その悪臭をマシにしながら階段の上へと昇っていく。
ひどく汚らしく乱雑で、そしてそれ以上に異常な部屋が、その中にはあった。天井からは鴉、鶏、蝙蝠などの死骸が縄でくくりつけられてぶら下がっている。端にある頑丈そうな木机には目玉の入った瓶、乾燥した胎児の頭部ばかり入れられた瓶、血液のようなものが一杯の瓶、汚らしい膿汁が詰まった瓶、おそらく深海の深淵に潜む奇形の魚類の骨、鱗、肉がそれぞれ小瓶に仕舞われて、その他、瓶、瓶、瓶、瓶……瓶の林が出来ており、その間に幾つもの、なめし革を貼り付けた洋書から和綴じの汚らしい古本――開きっぱなしの一冊は、おそらく上代の書物を写本したものであろうか――まで、付箋が貼られた本と、膿汁じみた液体によって書き付けられたメモが雑多に散らばっている。壁の巨大ながっしりとした本棚には和洋関係なく大量の書物が収まっていた。唯一の光源は、屍蝋化した人の腕の蝋燭――栄光の手くらいだった。
「葦舟中佐……本当に手に入れたというのかね? その"龍の肉"とやらは。戦況は益々悪化するばかりだ。玉体に万が一にでも傷があっては、国体は維持できぬ」
軍服男の強い口調と、その表情には、明らかな不安が入り交じっているのがありありと現れていた。
「ええ、"肉は"手に入りましたえ。まぁ、待っておくれやす。玉体に万が一でもお障りがあったらあかんのでっしゃろ? まだ、人で試してませんのや。また、マルタを追加してもらえませんやろか」
返事の主が暗闇の中から、嗄れているものの不思議なほど通る京都方言で返した。
ようやく慣れてきた軍服の男の目に、その声の出処の姿が見えてきた。
軍服男の小奇麗さと対照的に、ひどく汚らしい姿の、かつては白衣だったろう黄ばんだ衣を纏っている。真っ白になった髪はしかしひどく豊かだった。元々はそれなりに上背があったろうに、腰が曲がりすぎて子供のように小柄に見える。顔は老人斑と皺にまみれ、ボウボウに生やした白い髭と、ガラスを継いだ跡が見られるセルロイドの眼鏡、全体的に蜥蜴や蜘蛛を思わせる醜怪な顔立ち。全く乞食のように見えるものの、唯一違うものはその両の目玉であり、そこだけはまるで爬虫類を思わせる黄色い虹彩と、異様に大きく丸い瞳で、瞳には狡猾さや老獪さだけではない、不自然なほどのエネルギーがあって、それが益々この老人の爬虫類や蜘蛛じみた印象を強めていた。
「人……人……そればかり言うが、貴様ら蒐集院は何をやっておるのだ! これ以上マルタにできるほど思想犯共はいないのだぞ! 怪力光線の時もそうだったろう、あれだけ予算と人を集めておいて、銃で撃った方が早い代物を作りおって!」
「それは当然ですわ。何しろ、研儀官を若手から中核まで、赤紙一枚で引っ張ったのはあんさんらでっしゃろ。そりゃ自分の首を締めるようなものとちゃいますか? まぁ、蒐集院の中でも信心深くない面子ばっかりやさかい、そらボクみたいなヘンコ以外は皆嫌がりますわなァ。けど、ケツ持ってたボクがこうやって駆り出されるくらいに無茶しはったらあきまへんえ」
軍服男は鼻を鳴らした。
「貴様らの様な怪力乱神を語る者達がこうやって陸軍のいち員として、仮にも佐官位を天皇陛下から賜っておるのだぞ。この実験のためにどれだけ陸軍が尽力しているかというものを貴様は理解しておらんようだ。国体を守るために我が帝国の一兵卒として前線に送られるというのは誉れと感じるべきだろう。陛下の御為に働けることを感謝すべきだと私は思うがね」
老人は事も無げに返した。
「さいで。神祇部の連中は誰一人としてその誉れにあずかってへんし、引っ張られたんはボクら隠秘学部に内道部の中核ばっかりなんやけどなァ。ご一新からずいぶんとうちもバラバラになったもんや。まァ、ボクらの研究が遅れて困るのはそちらさんですさかい、勝手にしておくれやす。それはそうと、進捗と要るもんは書類にまとめといたよって、お願いしますわ」
苦虫を噛み潰したような面で軍服男は老人がどこからともなく出したタイプ打ちの書類を受け取った。
「これ以上成果が出なかったら、貴様の顔を見ることもなくなるだろうな」
「そうですなァ。お互いお元気で」
表情を変えぬまま(薄暗いが故に表情がわかりにくいのもあるが)、老人は恫喝のような軍服男の発言を受け流した。
再び軍服男が老人のところを訪れた時、丁度あの悪臭芬芬たる臭気が階段の下から漂ってきたことで、彼は誰かが扉から出てきたのを知った。もんぺ姿のどこにでもいそうな女性だったが、一つだけ普通の女性と違う点があった。この戦時中にあってはならない、そこだけは華美な宝石の付いた首飾り。
軍服男が彼女に対して怒鳴りつけ、宝石を奪い取ろうとした時、下から声がした。
「早よ、入っておくれやす」
盛大な舌打ちを一つ、咳払いを一つして、軍服男は階下に降りていく。
「えらい苛々してはりますなぁ」
とぼけた口調の老人に対して、露骨なほど軍服男は表情を変え、そして拳を握り、開き、老人をじっと睨みつけ、出し抜けに老人のすぐ側の壁を殴りつけた。
「貴様っ何だあの女は! 戦時中にあのようなものを着けているなぞっ! 舐めているのかっ! 私をっ!」
軍服男が何を殴りたいかは明白であったが、どうやら理性がかろうじて勝利を収め、憤激をすぐ側の別の物、すなわち壁にぶつけたようであった。
「研究の方はよう進みましたで。あんたらはまァ、まともな方を見たはるやろから、分からへんかもしれんけどね。蒐集院のやり方を分かったはらへんなァ。困ったこっちゃで」
「あのアマは何だと聞いておるのだっ!」
怒鳴り声と共にもう一度壁を殴りつける軍服男を相変わらず無感動な表情で眺めながら、老人は言う。
「何かあったんでっか」
「……御身が危ういのだ! 第十研究所の結城も、蒐集院の貴様も、御身を永遠に不死にし、玉体を保ち続ける研究という素晴らしい課題を与えたにも関わらず、未だ研究成果を何一つ挙げようとしない!」
時刻は12時を過ぎたあたりで、老人はいつもよりマシな格好(少なくともきちんと洗濯されて血みどろではない白衣を着て)をして、巨大なカバンを持って現れた。明らかに詰め込みすぎなカバンは、書類がところどころはみ出していて、いかにも重そうに老人は必死で引きずりながら、兵士に囲まれた2人――1人は西洋人の男で、もう1人は首飾りをした日本人の女――の前にそれを持っていった。
「玉音放送は聞き損ねましたわ」
老人のつぶやきに対して、
「とっくに結果はわかっていたでしょう?」
と、なんとなくイントネーションのおかしい、外国人が
Tale「すべて魔術を使う者」
「乾杯!」
声とともに3つのグラスと1つのペットボトルのキャップがかち合わさった。1つの無表情と2つの胡散臭い笑み、1つのひどく無理をした微笑みがビールを干した。
「いやぁ、しかし。今回はもう、どうしようもありませんでしたね」
元々は上等な仕立てだっただろうスーツはあちこちすすけ、破れ、左手の指を何本か失っている男――神山は笑顔を崩さないまま言った。
「まぁね」
小さな爬虫類――エージェント・カナヘビはキャップの中身をちろちろと舐めながら、表情は変えず、しかし声には明確に疲労と悔恨と諦観が見て取れた。
「最後の希望に関しては残されとるからねぇ。そっちに全部賭けるしかないわな」
「財団だってどうしようもないことはあるだろうさ。ところで諸君、私の土手っ腹に突き刺さったこのでっかい建材を誰か抜いてくれないかね? 痛くてたまら」
最後まで言う前に汚れた真っ黒な長衣を着た、小太りの男の上に落ちてきたデカいコンクリートのかけらが、彼の頭を潰して脳組織と血液をそこら中にぶちまけた。慌ててビール瓶の口を神山博士が塞ぐ。
「あーあーあー、汚い。ビールに血ぃやら埃、入ってへんやろね……大丈夫みたいやな」
カナヘビが瓶の中を覗きこんで確認すると、
「ひどいことを言ってくれる。私に対する心配はかけらもなしなのかい」
にやにや声とともに男――大和博士が無傷なこと以外は変わらないまま、どこかからこちらへとやって来た。
「心配するもんかい。あんたやったらあのクソッタレなケツァルコアトルス共についばまれたところで、別のあんたがやってくるだけやろ。たとえこんな時でもな」
そう言うカナヘビに対して大和はニヤニヤ笑いを崩さないまま返した。
「あはは、あなただって見た目は似ているのだから、あの爬虫類の天使共に対して、説得を試みてくれないものですかね? 我々が滅ぼしたとかいう身に覚えのない理由で、怒り狂っている鱗鳥たちにねぇ。分裂工作が得意なんでしょう?」
カナヘビは鼻を鳴らした。
「聞く耳があったらとうにやっとるわ。まぁ鰐みたいな見た目しとるから、耳もあらへんのやろ。あいつら自分らの正当さしか喚きよらへん……」
「まぁまぁ。愚痴はその辺りにしましょうよ。最後の宴会ってやつですから……あ、そうだ、皆さん、乾き物がちょっとあったんですけど、食べませんか?」
「もらおう」
ビニールのパッケージに入ったミックスナッツを、一気に3つほど大和がかっさらっていく。
「あ、待てやアホ。1つよこせや、そんだけ身が付いとるんやからこっちに回すんがスジやろ」
「嫌だね、この体を維持するには十分なカロリーが必要なんだよ」
「維持するもクソもないやんけ、末期の食事かもしれへんのやから。年寄り優先しいや」
ぎゃいぎゃいと喚く1人と1匹を尻目に、神山は先程から一言も喋らずに、じっと紙コップをその真鍮の腕で抱え込んで黙りこくっている女――結城博士に話しかけた。
「どうしました? いえ、その気持はわからないでもないのですが」
酔っ払った男――また年若そうなサラリーマン――が、大声で歌声を上げながら、夜道をよろめき進んでいた。深夜2時を回って、皆眠りに就いている時間だろうに、全く周りを気にも留めずに、調子っぱずれなJ-POPを喚いている。
ちか……ちか……と、ついては消え、ついては消えを非常に長いスパンで繰り返している電灯が、彼が蛇行しながら曲がる角に付いていた。
それを気にもせず、男は角を曲がって、そして電灯が消えて5秒。喉を絞り上げるような、悲鳴。命の危機に直面した、獣のような叫び。それが、あたりの家の住民を叩き起こした。
――――
家庭用のビデオカメラには、街灯の下をサラリーマン風の男が、糞と小便を垂れ流しながら這いずって、何かから逃げようとしているところ、そして、何もない暗闇の中に何かを見て、そしてまばたきの一瞬の暗闇の中にもそれを見て、そして、両の親指で眼球を抉りだすところが、映しだされていた。
「4日前、カオス・インサージェンシーの末端共を殲滅した場所から、おおよそ2km。この2km圏内に同様の事件が3件起こっとる。最も、映像がこうやって残されたんはこれが初めてや。家庭用ビデオカメラの普及は苦々しいことも多いけど、今回は多少役に立ちそうやな」
苦々しげな声――表情らしい表情はこの爬虫類には存在しない。表情を作るということが、この爬虫類にとってはそもそも不可能なのだが――を、壁に張り付いた水槽の中の爬虫類=エージェント・カナヘビが上げているのを聞きながら、小柄な、おおよそ中学生より上に見えず、人によっては小学校高学年にも見える少女は手にしたままの大盛り醤油ラーメンを食べ終えた。
「んむー、一般人に3人も被害が出ちゃって、ビデオにこうしてSCiPが撮られちゃうって、よっぽどやばい状況だとぼくは思うんですけど……あと、撮ってた人になにかなかったんですかね?」
「撮ってたんには何もあらへんかった。けど、目撃者9名中3名がこの映像のサラリーマンみたいに、目玉を抉り出した」
爬虫類の説明に対して、丼をそっと地面に(エージェント・カナヘビのオフィスには彼の身体的特徴ゆえ机はない)置いてから、小柄な少女=エージェント・餅月は質問を続けた。
「ってことは、こんな風に自分の目をえぐっちゃうのにはなにか条件があるってことですね?」
爬虫類は頷いた。
「左用。同一の条件として、生きてた奴は部屋の電気を点けとった。で、死んだり発狂したのんは、全員暗い部屋から見たわけやね」
「まさに明暗を分けたわけですか」
その返しに対してカナヘビは、キョリキョリキョリキョリ、という笑い声らしき音を立てた。
「その通りや。とりあえず、暗い場所でこの超常存在を見てしまうことが問題みたいやね。カオス・インサージェンシーの連中が襲撃の際全員光増幅式の暗視ゴーグルを付けとったやろ?」
餅月はコクリと頷いた。
「そうですね、そのせいで」
さすがにスリーマンセルしないと拙いのでエージェントDあたりを潜入する側として追加。
SCP-JP(天狗の団扇)

このテキストは画像の下に表示されます。
アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:収容中のSCP-XXX-JPは完全に無風の温室内に収容されます。SCP-XXX-JPの世話やサンプルの採取は全て無人ドローンによって行われ、温室内への人間の立ち入りは禁じられます。SCP-XXX-JPの野生種は現在絶滅していると考えられていますが、万が一のためにSCP-XXX-JPの野生種の存在の捜索は全国において続けられます。
説明:SCP-XXX-JPは
SCP-JP(ミスター・おやすみ)
アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid←Keterか?
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JPは2重の壁をテレキルと鉛の合金によってコーティングした収容房に収容されます。対象はベッドに拘束し、ペントバルビタールに[編集済。レベル4/XXX-JPクリアランス保持者にのみ開示]を混合したもので満たした点滴一台を備え付け、点滴の充填を毎日行います。SCP-XXX-JPの状態は常に脳波計および生体情報モニタを備え付け、常にデータの監視を行います。担当職員は施設内にいる間、テレキル合金を使用したヘッドギアの装着が義務付けられています。監視カメラはSCP-XXX-JPの二重の壁のそれぞれを観察できる位置に設置し、常に監視を行って下さい。脳波計、生体モニタ、映像のいずれかに何らかの異常が検知された場合、機動部隊て-2("蜃気楼")が派遣されます。
説明:SCP-XXX-JPは40代と思われるニグロイドの男性です。肥満の兆候が見られることを除いて、特筆すべき外見的な特徴は見られません。
SCP-XXX-JPの特異な性質はオブジェクトの意識が覚醒している時に発揮されます。SCP-XXX-JPが覚醒している状態で5分28秒以上の時間が経過した場合、SCP-XXX-JPを除いて、SCP-XXX-JPから半径1.22m内の空間は平行宇宙の同一座標の空間へと置換されます。この置換現象はこれ以降1秒毎に最小0.2メートルから最大1.2kmまでの範囲で増大していきます。これによりSCP-XXX-JPの覚醒から[編集済]時間程度で地球全体が置換されることが予測されています。
SCP-XXX-JPがこの置換現象を起こす際、すべての物品は一度"液化"としか表現できない
起きている限り周囲の現実が夢として改変されていく男←文章でどう表現する?
現実は夢だったことになり、別の現実が差し替えられる。収容違反記録で、"世界が塗り替えられている様"を表現すること。現実改変の結果としていくつかの存在が消滅し、別の存在が生まれている。この宇宙とは別の宇宙のなにかが。
改変の兆候として周囲が溶け崩れていく。この範囲は指数関数的に広がっていく。最終的には宇宙が再構築されるものと思われる。
補遺
実験記録
担当者:
<録音開始>
SCP-JP(君に素晴らしい力を)
アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Keter
特別収容プロトコル:SCP-XXX-JP
説明:
いじめられっ子が寝る前に「いじめたやつをやっつけてやりたい」と願ったら化け物になる←これだけだとXメンである
なのでこう、もっと陰鬱な気分にするものを。
大人になって大量殺人するとか? なんか違うな……大いなる力……なんか声、予言?
肉体的な変化は必須かもしれない 子供の時に恐ろしかった知らない大人のような?
そうだ高橋葉介系の怪しい美形を黒幕にする
あと人間を妖怪に変える
SCP-JP(無限罪飲み会)
アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Safe
特別収容プロトコル:いつもの道路封鎖
説明:
日本国内じゃなくてローマのあたりのいやあえて国内の方がいいか? 資料探さないと
廃墟の居酒屋で行われる飲み会
犯罪者のみがそこに現れて旧友同士のように飲み合う
飲み会の最後になんかよくわからないものが出てきて床が割れて全員どこかに落ちていく
最後の晩餐? あと天国と地獄は同じで長い箸を使ってお互いにご馳走を食べさせ合ってるか自分でむさぼり食おうとして食べられず怒り狂ってるかの違いだって言うのってあれ元ネタなんなんだろう、アレを盛り込みたい
SCP-JP(異人往来)
アイテム番号:SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス:Euclid
特別収容プロトコル:SCP-340-JPは一般的な生物収容水槽に収容されます。1日1回、淡水肉食魚用の練り餌が与えられます。SCP-340-JPは収容への積極的協力と引き換えに監査を通過した要求が許可されます。以下はこれまでの要求のリストです。
- 琵琶湖の藻と水(許可)
- 日本刀の所持(却下)
- 模造刀の所持(却下)
- スポーツチャンバラ用エアーソフト剣(許可)
- 伊賀への旅行(却下)
- 忍者装束(却下)
- 鉄製の手裏剣(却下)
- 折紙製の手裏剣(却下)
- 魚肉ソーセージ(許可)
- 少年向け漫画雑誌(許可)
説明:SCP-340-JPはLepomis macrochirus(ブルーギル)であり、雌の個体と雄の個体の2体により構成されています(以下、雌をSCP-340-JP-1、雄をSCP-340-JP-2と表記)。
SCP-340-JPの特異性は知性及び未知の手段による発声能力です。SCP-340-JPはどちらも流暢な英語及びイントネーションを除いてはほぼ正しい文法の日本語を、SCP-340-JP-1はティーンエイジの女性の声で、SCP-340-JP-2は変声期前の男性の声で話すことが出来ます。
(凍結。ブラックウッド卿と差別化するための要素が必要)
琵琶湖から変な生き物がどんどん出てくる! しかもみんなGAIJINさん! ってことにしよう
補遺
実験記録
担当者:
GOCの装備品のところを見ている限り大概の厨二設定はOKって気がしてきた。
サイバーパンク2.0.2.0かメタへかシャドウランかって装備がすげえ出てきた。だったら財団にも強化反射神経ワイヤード・リフレックスに皮下装甲ダーマル・プレートにハンド・スパーに短針銃ニードル・ガンで武装したストリート・サムライの一部隊があっていいはずだ。
剥落天って言葉を思い付いたけどこれどんな記事にしよう
SCP記事を書く時、ホラー映画やらホラー小説やらよりも、より五感に訴えることが難しいということを念頭に置いておかないと。展開を繰り返して恐怖させる手段をちょっと取りづらいのだ。
ウーン、ホラーなTaleを書くと必ずブラッディな要素を入れてしまう
①犯罪行為をしている夢を見させてやったような気にさせる
②映像が社会的弱者に都合が悪いように改竄される←
③最後に謎の映像制作会社のクレジット
④カメラマンとおぼしき謎の人型によって物理的に証拠が移動される←
⑤映像はでっち上げだが映像の通りに被害が起きる
エスカレート
メモ:犯罪を行いながらビデオを録画すると社会的に弱い人間のところに犯罪の証拠と犯行を録画したmp4ファイルが転移する
おっかぶせビデオカメラ
補遺
実験記録
担当者:
<録音開始>
シュレーディンガーの死体 箱のなかにある人間の死体 観測するまでは誰のものでもないが観測すると観測者の一つ前に観測した人間の死体に入れ替わり、箱が閉じる
現実改変によって観測者は元々(大体一年くらい前には)前の観測者が死人であったと誤認している
死亡者リストを乗せて読み手に「……うん?」ってさせる
前世チェッカー 前世や来世のチェックをしてくれる
ホホホ! お前の来世はゾウリムシです!
なんか職員がKeterクラスSCPとして転生するのが分かって頑張って生かしておこうとしたけど死んだorもうすぐ死にそう
餓鬼の祠 なんかカロリー充分なお供えをしないと餓鬼が出てくる 餓鬼を視認すると回りの人間が食べ物に見える&飢餓を感じるようになり自分の子供の頭をかち割って脳みそをスプーンで掬って食ったりするようになる
子供を吸血鬼に仕立て上げるメイドさん 美人 子供は血以外の食物が取れないので餓死する
→犯罪をそそのかすとかどうよ
こう、□-□-□みたいにドアで繋がってる3つの部屋で、右にも左にも無限ループして平行世界に行ける 行けば行くほど元の世界からかけ離れていき、窓を破って怪物がやってきてDクラスが死んだりする
→D4C! →筒井っぽい
寝ている間にわけわからんところに飛ばされて死ぬ子供用ベッド
6歳くらいの子供を殺して嫌悪感を
やっぱり子供が死ぬのは安易だけどいい手段だ
→冒険毛布 とかどうだ
廃墟の居酒屋でやってる存在しない大学サークルの飲み会で、見ず知らずの人間同士が知らない間に連れてこられる
主に大学生が連れてこられるがOBという扱いでおっさんとかおばはんが来ることも
→これだけだとつまらんのでなんか付け足す
伊藤計劃が食屍鬼みたいなクズ批評家どもにいつまでも骨をしゃぶられているのが我慢ならないのでそれへのジョーク
人間養殖機械 見えないバリアに触れた人間は外と中の二つに別れる 中は地獄みたいな場所
シュモクザメ提督による艦隊これくしょんってJ
サムライを名乗るブルーギル♀とクノイチを名乗るブルーギル雄 しかもいろいろ勘違いしてる 声はサムライがティーンエイジの女の子でクノイチが変声期前の少年
畜生地蔵
小説のオチを予測するプログラム 100%間違ってない 試しに人間とか世界とかを入れたらめっちゃ時間を掛けた後に世界滅亡を予測←ボツ 既に似たようなものがあった
エロ同人の竿役の汚いおっさんってJ ←下品方面に突っ込まないように書くのは難しい……
小さい頃に見て、おぼろげに覚えている恐怖映画とSCPを混ぜたTale
負号部隊の人間計算機 肉体は軍服きた学生 脳味噌が10人分くらい使われてて首から上がばかでかい
寝る前に「強くなりたい」って願ったら他人からは怪物に見えるようになった小学生
地面の奥底から現れる滅びたビル。内部には大量の精巧な粘土の人形。泥人形に命を吹き込む機械。ジョカの伝説。←001ネタになりそうだけどまぁ逆因果の円環とかRemember Us…とかあるしいいか
しかし、“博士”というのは人の潜在意識に働きかける存在なんじゃないかと思い始めました。いやはや色々派生出来そうで面白い
↑
複数人いる"博士"のそれぞれを書いたTale
「ボクは博士」「あたしは博士」とかシリーズにしたい
人間のひげそっくりになり、人間に寄生するシダ植物。抗鬱効果があるが長く付けると高いところに行きたくなり飛び降り自殺する。自身の利益のためには目的のために手段を選ばなくなるために社会的成功を収めるが、ビルの上から飛び降りて死ぬ。高層ビルを建てさせるために人間を操るのだ。マナによる慈善団体が自殺対策に撒いたせいでひどいことになる。
宇喜田博士との「キャラ被り」を恐れるエージェント・カナヘビのTale
蟹坊主のSCP
エージェント・もちづきによる収容風景(中学への潜入)
トイレの花子さん風に
台風を起こす八ツ手の葉
中に入った人間が出ようと思った時肉体が複製されるユニットバス、人間は蒸し殺される
水族館のSCP
よくわからない文章を書いた古文書 言葉を音階として書きなおしてから楽譜として演奏すると何かが起こる
天沼矛が神造の世界創造装置、バベルの塔は人造の世界創造装置。ただし、バベルの塔は人類の持つ根源的破滅願望によって起動すると世界を滅ぼす。故に創造神はバベルの塔を砕いた。このバベルの塔の破片があらゆる超常的存在の原型になった。財団による収容作業は天沼矛の再起動によるバベルの塔の完全無力化及び人類の自己破滅願望からの開放にある。
AWCY作の柳の下の枯れ尾花。怪異をぶっ壊そうとしたGOCが引っかかってたくさん死ぬ。財団は職員が収容されかける。
マグロがなぜか飛び込み続ける駅のロッカー 自殺率が異常に高い?
神山博士の顔を見るとうんこしたくなるミーム汚染
死んで次の兄弟が来たら問題なくなった
犬の糞のソフビおもちゃ入りコンビニ袋 これを批判した人間の息の根を止める
財団によって作成されAWCYに送りつけられた結果日本のAWCYの構成員の45%を殺害できた Joke? 皮肉きつすぎる?
エリア51で隠蔽された爆発事故があって研究者が死に、それ以降幽霊が一杯出てくるので財団が浄霊して天国送りにしてたら宇宙人の幽霊が出てきた! どうすんだ! 浄霊出来ねーぞ!
帰宅して家の扉を開いたら肩をたたいてくる何か 振り向くと誰も居ない そのままドアを開けるとそいつは記録ごと消える 家は空き家になる 最初に「そんなSCPはないけどアーカイブ化しておきます」で、研究員も消えたしSCPも野放しだってことを示唆する
あの人のいる地獄岬 いくつかの言葉を覚えて寝ると地獄岬という場所にいる思い出の人と出会えます とはいえ当り障りのない話しかできないけど 実はそれっぽく話を合わせてくるだけの疑似餌で8時間以上寝ると疑似餌の主に食われて死にます(疑似餌はだんだん近づいてくる) 財団職員は3時間しか寝なくてもいい訓練受けてるし簡易記憶処理で簡単に問題なく夢を見なくて済むから問題ないよ! って最後に書いて読者を不眠症にする
寄生したくなるでっかいヤツワクガビル 自分から後ろの穴に入っていってその中で丸まって死ぬまで過ごす
SCP-227-JPに無慈悲に神話を読ませ続けるわるいざいだん! 炭鉱のカナリアだ!
「あなたの体から出したものはあなたに戻る ゴミを捨てないようにしましょう」と書かれたポスター。痰壺、吸殻入れ、便所などに張られていた ポスターの近くでゴミを捨てたり排泄をした人間はそれが口の中に詰め込まれる
ゴーストバスターズの角で幽霊を殴ると死ぬ
「あなたに幸せを」というタイトルのTwitterアカウント。見た人間に対してささやかな幸せを与える予言が書かれたサイトへのリンクを貼る。潰しても潰しても湧いてくる。ある程度見たところでリンク先がマインドコントロールと人類へのテロリズムを訴えるものに変わるも、財団がアカウントを潰しまくっていたことによって被害は最小限で済む。しかし財団がアカウント消しまくってたから悪意へ豹変したのではないかという疑いを微妙に残しておく。
どっかの惑星が送り込んできた悪意あるスポークスマン。地球人類の善意やただの習慣やその他あらゆる物事に悪意を見出して誇張し、それを宇宙へと送信する。財団による収容の寸前に「地球人類によって監禁を受けている」という電波を発信。その6年後6光年離れた惑星からなんか戦闘用宇宙船団みたいなものが飛び立ったのが確認された。Keterクラスオブジェクト。
巨大なヘリウム入り風船に乗ってやってくるいろんな生き物の死骸。最初は水槽に入った微生物。生き物は死んでいて、色々といびつに古代の生き物を模した改造をされている。何がやりたいのかわからない系。
Tale。扁桃腺とか盲腸みたいに余分な肉の塊を取り除く手術の話。実は機械じかけのウィルスに感染して人類が変質した未来の話であり、この肉は人類の最後の名残。
死んだ現実改変能力者。しかし彼が死んだ後に改変したものがそのまま残る。しかしウン十年でほころびが始まって色々悪いことが起こって消滅する。人類も同じだ。
HC・ラヴクラフト(ヘルスクラブ・ラヴクラフト) 愉快な邪神の出張ヘルス。異次元生物がコスプレしてこっちにやってきます。サービス精神旺盛です。
人事ファイルに見せかけたKeterクラスオブジェクト
不死の兵士(口と胃腸だけ)
MC&Dによって作られた幽霊、地価を下げるためにホームレスを殺害して作ったもののリーマン・ショックにより地価が暴落、解雇され財団に収容される
旧式の証明写真撮影装置。ときどき恐ろしい写真が紛れ込む。
SCP記事は最終的に人類そのものの無意味性、ひいては宇宙、世界、法則、ありとあらゆる物事から人間のような矮小な存在の考えたような秩序や法則や尊厳を奪って消し去って嘲笑っているものが最高だと思う。
スキャントロンの提言とか2317が好きな理由でもある。アレほど財団というものが無意味なものであることを直接的に示した記事も少なかろう。
ゆえに財団は強大で、誤謬が少なく、理性的でなければならない。そういう人間の必死さが凝縮したような組織がゴミくずのようにされ、何もかもが虚無、無意味、混沌に帰すのがとてもいいのだ。人類がどれほど必死になろうと何ら意味のない存在でしかないという記事は最高である。
だから人型SCPでそれそのものが悲喜劇の対象になっていたり、何か恐ろしい何かが人間の姿を取っているだけというものでないと人類そのものに対する嘲笑にはならないのでどうも好みじゃないな。
要注意団体:バイオパンクな世界(仮)
サイバーパンクの機械の代わりに生体組織が使われてる世界。ネオンサインは光る腸、コンクリートは骨、広告をがなる飛行船は巨大な胃と口。
・ウジ虫や人間の胃に似た生体飛行船。体内にガスを貯めこみ広告を側面に表示し、聞いた音声を真似る。飢えた時には自分の下にいる動物ならなんでも襲って食う。繁殖するときは「国民登録番号未登録者」を見つけ、謎の液体を注入して自分の同族に変異させる。どっかのサイバーパンクならぬバイオパンク世界からやってきたような存在。
・近くにいる人間の思考を読み取って、彼がほしいと思っているどんな道具にでも完璧に化けることが出来る陸生の巨大な蛸。化けた道具は本物同様に作動する。けど持ち主が油断すると擬態を解いて襲いかかり殺して食う。
シスター・黒須の人事ファイル
名前: マリア・黒須・美智恵
セキュリティレベル: レベル2
職務: 職員に対する定期的カウンセリング、精神疾患や心身症への治療
所在: サイト-8181の医療棟
人物: シスター・黒須はサイト-8181に所属する精神科医です。現在10█歳と非常に高齢ですが、軽度の関節炎を除いて肉体・精神的な衰えは殆ど見られないことによって、職員のひとりとして現在でも勤務を行っています。シスター・黒須は元修道女でしたが、[編集済]年に起きた修道院におけるSCP-163-JPによる大規模な死亡事件によって財団に所属する精神科医としての道を歩み始めました。もはや修道女ではなく、修道服にも随分昔から袖を通していないにもかかわらず、「シスター」の名前で彼女を呼ぶことに対して、彼女はしばしば訂正を求めます。が、敬虔なカトリック教徒であることや彼女のまとう雰囲気によって、その訂正はあまり大きな効果がないようです。
彼女は人を安心させ、落ち着かせる力があります。これは長年に渡る様々な経験からくる話術や、彼女の純粋な善意からくる一種の雰囲気から来ているようです。この能力によって、何体かの人型SCPが収容違反の兆候を見せた際、カウンセリングによって再び問題なく収容される状態へと戻しています。
彼女は聖歌やクラシックからジャズ・パンクロックに至るまでのあらゆる音楽を愛好しており、そのために彼女の自室内に備え付けられた巨大なスピーカーからは何らかの音楽が常にかかっています。敬虔なカトリックであるにもかかわらずなぜパンクロックも好みに入っているのかに関しては「信仰ってのはそーいうもんさ」という回答が得られています。
要注意団体
「大日本帝国陸軍負号部隊」
大日本帝国時代に超常的存在の兵器利用を目的とし、その回収・研究・利用を行っていた組織。敗戦後、残党は政財界に潜り込み、今再び大日本帝国の復活を目指し暗躍している。メンバーのほとんどが老人であるため、不老不死などの技術を探しまわっている。中枢メンバーの何人かは過去に回収したscipを利用して延命を図っている。多くの場合自組織の構成員を使わず、SCPの回収のため警察や自衛隊に圧力をかけ動かし、使い捨てにする。日本国内に限りそれなりに危険な過去の遺物。基本的に保身と権力の保持、自身の延命のためにはなりふり構わない。
回収した超常的存在を応用して作った中に入った人間の人命を欠片も考えないパワードスーツや自爆兵器などを所持している。
・陸軍負号部隊のスーツ(人間の脳髄を引っこ抜いて内部の瓶に詰めることで使用)
・延命装置(他人から生命を吸い取るようなやつ)
細菌。一般的な風邪と同じような症状を起こすが抗生物質に耐性があり、鼻水や痰がブロブみたいになって内側から感染者を食って殺す。
メシマズ女をネタにしたJ。味噌汁にいちごをブチ込んだりするエージェント。
JokeSCP
研究員███の14歳の娘に起こった異常
自分は極めて危険な邪悪な存在にとりつかれていると言い出した
手に包帯を巻き出したりノートいっぱいにその存在について書いたり
財団による確保・収容・保護を受け、言動と行動の異常性に対する研究を受けるも、理由は不明であった
彼女が16歳になった時異常性が無くなったためNeutralizedSCPとして認定、彼女は開放された
彼女は現在フィールドエージェントとして雇用されているが、その時期のことを聞くと激しい苦痛を見せるため定期的に後遺症について確認されている、しかし彼女はそれを非常に嫌がるため、何らかの精神操作を受けているのではないかとして、現在再度SCPとして評価する動きがある
てんぷれ
SCP-JP()

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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid Keter Neutralized
特別収容プロトコル:
説明:
補遺:
インタビュー記録
担当者:
<録音開始>
実験記録XXX-1
担当者:
対象:
実験内容:
実験結果:
担当者私見:
やりたいこと
・呪怨チックなKeterクラスSCP。そこにいて有害な悪意の吹き溜まり。近づいたものを殺す。
・送り狼
・Jokeであの黒い混沌の領域あたりから現れたディーモンの一種であろう人間の敵を出来る限り婉曲的に書く
・排泄にかかわるシリAssなJokeSCP。人間に大を漏らさせるとか。
・大気都比売神にかかわるSCP。
・日本の秘祭とか古神道を香りづけにしたSCP。あくまでも固有名詞は最小限にしか出さない。
・扁桃腺を切除したヤツに寄生するタイノエみたいな甲殻類。
・心霊写真
・桿体細胞でのみ視覚することが出来る(=暗闇だけで見ることが出来る)怪物。知覚した場合多くは発狂する。
・元々はろくでもない現実改変能力者で処分が半確定してたけど、なんか能力が暴走して周囲がぐちゃぐちゃになるようになって逆にSCPされたD-クラス的な。(うーむ、料理するのは難しそうだ)
・化生。人間に化けることができる動物。有害。(超常現象記録で使ったけどKumihoChang的なけてるを。たぶん狸で)
・できる限り婉曲に書いた妖怪
・ホルモンカレー(ガーリックライス)
・グール
・病気
・"壊れた神の教会"の天使
・エージェント・カナヘビの提言 地球は巨大な何かの卵にすぎず、宇宙は巨大な何かの巣に過ぎない。いくつかのSCPは卵の中の「雛」の免疫であり、人間だけでなく全ての宇宙人は卵の殻にへばりついた細菌である。
・耳から入って体内で繁殖して尿道から出ていく蛇
・ケセランパセランみたいな見た目で石油製品を食って増えるSCP。人間は殺さないが人間の文明を滅ぼしうるketer。
・色々なドアに擬態して、中に入った人間の色々を反転させるSCP。カルト信者で禁欲的で醜い老人が入るとロリビッチになる。
・本編が存在しないのになぜか見た人がたくさんいて、商品展開され、実況スレが立ち、評論家が本をだし、エピソードが増えていくアニメ。要するにピカてん君
・マナによる慈善団体がばら蒔いて大惨事になった人間の身体能力を上昇させ寝たきりの人間がまともに動けるようにするが最終的には狂ったハルクになる寄生虫。←つまらん。というかワンパになりつつあるからやめ。
・ヨハネの黙示録が隠れキリシタンの書いたものになっている聖書、読むと少数民族や宗教への弾圧を行ったものを責める言葉が聞こえてくるってAnomalousアイテム。
・愛国レイシストに関するブラックジョーク。チャバネゴキブリとクロゴキブリの貶し合い。彼らはなんかカブトムシかなんかに帰属意識を持ってるらしい。
・まともな人。つまり世界にSCPは存在しないと思っている人型SCP。
・人工物に感染して壊すウィルス
・ババアを捕まえてマッハで射出するSCP←これすげえ面白そう……あ、これはだれでも使っていいですよ。某所で出たアイディアだし。
・子供を虐待する子育てソフト。利用した親は子供を虐待する。ヘロデによる赤んぼう虐殺にも言及する。
・帰宅して家の扉を開けようとすると突然肩を叩かれ、振り向くといる化け物 家に入ると家の中が変な空間になってて化け物に狩られて死ぬ 入らず逃げると助かるがそれ以降家に入ると変な空間と怪物がこんにちわ
・深夜に家に来る怪物 こいつが来ると目が覚める こいつが窓をノックするとそこに近づきたくなる その後はなんかいやなことが起こる
・懐古主義のウィルス的なもの。産業革命以後の人工物に感染して崩壊させる
・ウミガメのいるプール ウミガメは大量の寄生虫を持ってる
・蓮の花とクラゲと極楽と温泉
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マッケンジー博士に「お前自分の書いたSCPを二文で説明してみろや」って言われたのでやってみゆ
SCP-019は元現実改変能力者のボノボです。彼は財団により首を吹っ飛ばされましたが、結果彼の首から上は不要だったのがわかりました。
SCP-026は排泄物が素晴らしい美味になる女性でした。けれど、マッドサイエンティストに脊髄を摘出され、排泄物が殺人的な毒になる女性になってしまいました。
SCP-030は石油と石油製品を食糧とし、凄まじい速さで増える昆虫です。捕食者が自然におらず、死体の分解が非常に遅いため存在が環境汚染となります。
SCP-049は198█年築の家とそこから現れる邪悪な存在です。家について知ったり、悪霊の姿を見ると悪霊が出てきて皆殺しにします。
SCP-100はぼろぼろの木造住宅の屋根裏部屋にある木製の宇宙です。木でできた星々を壊すとこちらの宇宙の星も壊れ、壁を壊すと[削除済]。
SCP-103-JPは若い男が入ると快適な生活をしばらく送らせてくれるアパートです。被験者はその中から出たくなくなり、生活は悪夢へと変わり最後に被験者を消失させます。
SCP-163は暗闇で桿体細胞が活性化している時にしか見えない存在です。見るとそれ以降暗闇に入るたびに姿が見えるようになり、犠牲者は発狂します。
SCP-217は通り抜けたものの性質を反転させるドアです。老人は幼児に、男は女に、健康なモルモットは死体に、アメーバは[削除済]に変化します。
テスト
aaaa
bbbbb
████████████████████