アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter (適切なクラスを選んでください)
特別収容プロトコル:
[SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]
説明:
[SCPオブジェクトの性質に関する記述]
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはどんな種類の機構も含まない梱包材によって厳重に梱包された状態で、サイト-8181内の施錠可能な収容用冷蔵庫XXX-JPに収容してください。
実験目的などでSCP-XXX-JPを使用する場合、セキュリティクリアランスレベル4を持つ職員の許可が必要になります。事件XXX-JP-いを受けて、実験目的などでSCP-XXX-JPを生体もしくは何かしらの機構を持つものに使用する場合、セキュリティクリアランスレベル5を持つ職員2人以上の許可が必要になりました。
説明:
コイツ自身は成分的にも普通の茶色の軟膏だよ。
塗った部分に手刀かますとその部分のリミッターが解除されるよ。
例えば車のエンジンに塗ったら限界を超えて回転し続けて吹き飛ぶよ。
人間の体に塗ったらそこの筋肉が馬鹿力を使えるようになるよ。
頭に塗った場合は塗った場所によって何が起きるか変わるよ。
前の方に塗ったら倫理リミッターが外れて社会不適合者になるよ。
後ろの方に塗ったら人間の形というリミッターが外れて化物と化すよ。
そもそもリミッターが入ってないところに塗って使ってもなんも意味もないよ、目とか歯とか。
補遺:
[SCPオブジェクトに関する補足情報]
後天性原子力潜水艦
オブジェクトクラス: SafeEuclid
特別収容プロトコル: 研究サイト-8170内に建設された専用ドック内に、潜水した状態で係留してください。この専用ドック内に日本国籍を持たないものが侵入することは禁じられています。研究などの目的でSCP-XXX-JPを水上に出す場合は、48時間以内に水中に戻してください。SCP-XXX-JP内の原子炉は放射温度計及びガイガーカウンターによって24時間体制で監視されています。超臨界状態の兆候が見られた場合には自動で原子炉用制御棒が挿入されます。
SCP-XXX-JPの収容違反が発生した場合、サイト-8170から日本国籍を持たない職員を全員避難させ、収容部隊せ-3(”愛国者”)による再収容を試みてください。もしSCP-XXX-JPが広島県呉市の呉港に到達するまでに再収容出来なかった場合は、機動部隊と-4(”自衛隊”)により港を無人の状態にし、その後再収容の試みを続けてください。
説明: SCP-XXX-JPは旧大日本帝国海軍が所有していた戦艦長門です。しかし何らかの要因によって、動力源は通常動力から原子炉に置換されていたり、新たに潜水機構を得ているなど、原子力潜水艦としての機能を獲得しています。SCP-XXX-JPの艦体を構成しているのは、現代の潜水艦に用いられている高張力鋼と類似する成分を持つ未知の合金です。その合金は海水に浸かっているときに損傷を受けると、損傷部が自然に回復を始めます。しかし逆に、海水からでた状態で放置すると崩壊を始め、96時間程度で艦体を保つことが出来なくなると考えられています。原子炉の燃料である235Uも同様に、SCP-XXX-JPが海中に存在する限り減少することはありません。
SCP-XXX-JPは猿程度の知能を持ち、人間の指示に従うことができます。その場合日本船舶手旗信号法もしくはモースル信号を用いて行動を指示できます。(実験記録XXX-JPを参照)またSCP-XXX-JPは自立駆動することも出来ますが、そのときの挙動は普段は呉港に向かおうとするだけにとどまります。しかし、SCP-XXX-JPから半径300 m以内に日本国籍を持たない人間がいた場合、人間の指示に従わずに砲台、機銃、ミサイル、生体兵器によってその人間を攻撃し、移動して距離を取ろうとします。最大潜航深度は1,200 m程度です。
戦艦長門は、1946/07/01からアメリカ合衆国が行った原爆実験であるクロスロード作戦によって沈没したとされていますが、それは当時の財団が流布したカバーストーリーです。実際は、作戦に参加した他の標的艦が沈没する中、戦艦長門のみが沈没することはありませんでした。戦艦長門は1946/08/02の明け方まで水上に留まり続け、その後水没しました。水上にいる間に財団が行った調査で未知の動力炉や艦体構造が見られたこと、水没後に海底に艦体が確認できなかったことから、財団は「未知の構造を持つ潜水艦に変異して海中に消えた」と結論付けました。ビキニ環礁にその要因が存在しているのかを確かめる為の調査は、めぼしい成果を上げることが出来ませんでした。その後、海底に艦体がないことからカバーストーリーの嘘が暴かれるのを防ぐために、戦艦長門のダミー艦が作られ、沈められました。クロスロード作戦に従事した米軍の人々はクラスBの記憶処理がなされました。
ビキニ環礁水上から戦艦長門が消えた日から7日後の1946/08/09の午前2時頃、日本の呉軍港に戦艦長門が現れました。しかしそれは、呉海軍工廠の人々によって隠蔽され、19XX/XX/XXに財団日本支部に引き取られるまで呉軍港沖の海底に隠されていました。財団はその存在を元呉海軍工廠の財団職員から聞きだしました。呉軍港に帰ってきた理由は、SCP-XXX-JPが帰巣本能に近い物を持っているからだと考えられています。
実験記録XXX-JP
補遺-XXX-JP-い: SCP-XXX-JPの原子炉に対する度重なる調査、研究の結果、SCP-118が動力源の置換に関わっていた可能性が非常に高いことがわかりました。通常なら核爆弾を製造するSCP-118が、自身以外による核爆弾の影響によって原子炉の設計を始めた、というのが今現在において最も有力な説です。何故外部からの核爆弾の刺激で原子炉の設計を始めるのか、何故それが戦艦長門の通常動力のみと置換したかについては現在調査が進行しています。SCP-XXX-JPの発生場所であるビキニ環礁は、19██/██/██にSCP-118が極めて集中し、「注意ゾーン」に指定されています。この研究結果によってSCP-XXX-JPの原子炉が超臨界状態になることが危惧され、特別収容プロトコルが改定、オブジェクトクラスがEuclidに引き上げられました。
補遺-XXX-JP-ろ: 2013/12/31に米国財団から、SCP-XXX-JPを米国財団にて収容するという通達がなされました。その内容は、SCP-XXXXがSCP-XXX-JPと同様の性質を持っていることが確認されたため、特別な理由がない限りSCP-XXX-JPをSCP-XXXX-2とする、というものでした。この通達は財団日本支部O5会議にかけられ、過半数を超える反対により拒否されることになりました。
アメリカの奴らは自分たちこそが世界の中心だと信じきっているから困るんだ。奴らの言うところの”特別な理由”を提示することができて本当によかった。でなければ、コレをよりにもよってアメリカに引き渡さなければならなかったところだ。 - エージェント・夕暮
黒塗り前。
本家とのネタかぶりの為ボツ
長門じゃなくて大鳳ならワンチャンあるかもしれない
職員の1人がsafeの実験を行って暴走する。
それによって実験チャンバーの1つがSCP化
元々ほぼ収容方法が確立されていたところで暴走したのでその前の報告書が残っている。