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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス:Safe

特別収容プロトコル: 決してSCP-XXX-JPに何らかの光を当てないようにして保管してください。SCP-XXX-JPは密閉された照明のない部屋の中にある、光を反射しない防水性の容器の中に収められています。もし光がSCP-XXX-JPに当たるようなことがあれば、ただちにSCP-XXX-JPの周囲3mから離れ、視覚を持った職員は直ちに退避してください。盲目の職員は迅速に光源の排除とSCP-XXX-JPの再封印を行ってください。

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説明: SCP-XXX-JPは800リットル程度の成分上異常な性質を持たない水ですが、SCP-XXX-JPの密度は同量の水の18倍になります。SCP-XXX-JPの特異性は50 μlx以上の光がSCP-XXX-JPに反射した時、その光を何らかの生物が認識することで発現します。SCP-XXX-JPから反射した光を認識した対象は、その瞬間からSCP-XX-JPに映る光に触れなければならないといった強迫性障害を発症します。その後、対象は自らSCP-XXX-JPに歩み寄り、対象の行動を阻む存在を平常時の筋力をはるかに凌ぐ力で排除しようとします。この状態の時、対象とSCP-XXX-JPとの引き離しに失敗し、対象がSCP-XXX-JPに触れる、もしくは周囲1~2m内にいるまま30秒ほど経過すると、対象はSCP-XXX-JPの内部に非常に強い力で引き込まれます。現在、SCP-XXX-JP内部へのサルベージが行われていますが、生存した対象は確認されていません。

実験記録 - 日付19██/██/██

対象: 盲目のDクラス職員2名とアイマスクにより完全に視覚を奪ったDクラス職員1名
実施方法: SCP-XXX-JPに光を当て、Dクラス職員に触れさせる
結果: SCP-XXX-JPは活性化せず、職員全員に異常なし
分析:SCP-XXX-JPの特異性は視覚を持たない者、一時的にでも視覚を奪われているものには現れないことが判明しました。

実験記録 - 日付20██/██/██

対象: 視覚をもったDクラス職員2名
実施方法: 実験を補助する4名の盲目の職員を随伴させる。全身を拘束したDクラス職員にSCP-XXX-JPから反射した光を視認させた後、アイマスクにより視覚を奪う。
結果: 効果なし。1名は拘束具を破壊、職員を振りほどき、SCP-XXX-JPに飲み込まれて消息不明となりました。もう1名は職員らにより拘束された後にBクラス記憶処理が行なわれ、解雇されました。その後SCP-XXX-JPの重さを量ったところ、対象1人分の重量が増加していました。
分析:SCP-XXX-JPに反射した光を受けたその時点から行動の強制、意志の改竄が行われ、それ以降の抵抗は無意味であると判明したと同時に、SCP-XXX-JPから引き離すことに成功すれば記憶処理により対象の治療は可能であることが判明しました。SCP-XXX-JPの異常な密度差は上記の性質に関連性があると考えられています。

実験記録 - 日付20██/██/██

対象: 小型のアームを取り付けた生きたマウス
実施方法: SCP-XXX-JPを活性化させ、サルベージを行いました。
結果: マウスは死亡し、体内には半液体の未知の黒い物質が詰まっていました。更にアーム部分には千切れた右手首が引っ掛かっていました。この手首の状態は非常に良好で、西暦8██年代の人間のものであるとされています。
分析:活性化したSCP-XXX-JPの内部空間は前述した半液体状の物質で満たされており、それによって内部に入れば直ちに死亡しますが、死体の劣化は著しく抑えられるようです。

実験記録 - 日付20██/██/██

対象: アームを取り付けた生きたチンパンジー
実施方法: SCP-XXX-JPを活性化させ、サルベージを行いました。
結果: チンパンジーには無数の手で強く引っ張られたような跡があった点以外に新しい発見はありませんでした。アームには人型の死体が捕まっていました。着用していた衣服は西暦7██年代に製造されたものであると見られていますが、詳細は不明です。
分析: 人型の死体は体内の構造、DNAが人間や現存するどの霊長類にもかけ離れていたことが確認されました。現在、SCP-XXX-JPの内部は未知の、または別の時空と共有されており、何らかの意志を持った人間ないし知的生命体が管理しているのではないかという仮説が立てられています。

この実験以降、サルベージ行為は制限されています。レベル2以下の職員の不必要なSCP-XXX-JPとの接触も禁じられるようになりました。


内容1